【速報】宮崎市がぎょうざの支出金額及び購入頻度で2年連続のW日本一!


祝!日本一2連覇

皆さん、こんにちは。ぎょうざは酢と胡椒で食べる派のDiceです。

本日(2023年2月7日)に総務省統計局から2022年の家計調査結果が発表され、ぎょうざの1世帯(2人以上)の年間購入額で、宮崎県が4,053円で2年連続の1位となりました。

ぎょうざ購入上位都市の購入金額推移
焼き餃子協会提供データより作成

同じ調査で、年間の購入頻度(100世帯当たり)も888回で2位の前橋市の775回を大きく上回って、こちらは3年連続の1位となりました。

ぎょうざ購入上位都市の購入頻度推移
焼き餃子協会提供データより作成

宮崎市ではでは、2020年に餃子専門店をはじめ餃子卸会社、ラーメン店などで「宮崎市ぎょうざ協議会」が発足し、毎月3日を「餃子の日」として購買促進を図ったり、様々な餃子が味わえるイベントを開催したりと、積極的に取り組んできた成果が、今年も功を奏しました。

目次

一般社団法人焼き餃子協会・小野寺力代表のコメント

焼き餃子協会・小野寺力氏

美味しい餃子を楽しむことができる社会を目指して日々活動し、宮崎餃子の認知度向上にも大きな役割を果たしていただいている、一般社団法人焼き餃子協会の小野寺力代表から、今回の日本一W2連覇についてコメントをいただきましたのでご紹介します。

まず、宮崎市がぎょうざ支出金額とぎょうざ購入頻度で2021年に続き日本一となりました。
ぎょうざ支出金額において大きな傾向としては、これまでの王者である宇都宮市と浜松市が鈍化してきているのに対し、宮崎市は2020年に大きく跳ね上がった状態を維持しているという状況で宮崎市が2年連続の日本一となっています。
ぎょうざ購入頻度は、例年から宮崎市が他都市よりも多く、今年もその傾向を維持という状況です。
家計調査で示される「ぎょうざ」の範囲は狭く、冷凍餃子や外食は含まれないため、参考としてそのデータも見てみると、宮崎市の「冷凍調理食品」は2020年から急激に増加しています。2019年と比べて2022年は187%伸びています。
これは、宇都宮市(133%)、浜松市(109%)に比べても圧倒的に多く、冷凍餃子の購入もかなり増えているものと考えられます。
外食費は2020年〜2021年の落ち込みから回復しつつありますが、宮崎市の回復は弱く、引き続き内食傾向があります。
宮崎市の食料費は全国5位の低さで、その中でもぎょうざへの支出金額割合が多いことも特徴的です。
「ぎょうざ支出金額」を食料費で割った「ぎょうざ費率」を計算すると、全国平均が0.20%なのに対し、宮崎市は0.45%と 2倍以上ぎょうざに食費を当てています。 同じ費率で比較すると、宇都宮市が0.36%、浜松市が0.35%なので、いかに宮崎がぎょうざ好きなのかが分かります。
隣県の鹿児島市も2022年は「ぎょうざ支出金額」で躍進しており4位に入ってきました。 鹿児島も宮崎と同様の畜産県であることや、2022年に立ち上がった「鹿児島ぎょうざ協議会」による餃子消費促進活動の結果ですので 今後は南九州のぎょうざダービーにも注目していくと面白いかと思います。

ということで、めでたく2年連続1位とはなりましたが、隣県の鹿児島市も力を入れてきていますので、安穏とはしていられません。
宮崎市の皆さんは、今年も3連覇を目指して、年間を通して家で餃子を食べまくりましょう!

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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