第2回焼き餃子協会AWARDで宮崎県ひなた餃子連合会が金賞受賞!


小野寺代表と宮崎県ひなた餃子連合会のお二人

皆さん、こんにちは。餃子は酢胡椒で食べるのが好きなDiceです。

さて、美味しい餃子を楽しむことができる社会を目指して、餃子に関連する業界の発展を支援し、消費者に美味しい餃子の焼き方や食べ方などの情報提供を行っている一般社団法人焼き餃子協会(小野寺力代表理事)が、業界発展に貢献のあった個人・団体を表彰する「焼き餃子協会AWARD」の表彰式が、2024年1月23日(火)に東京・大手町にある3×3 Lab Futureで開催されたので取材に行ってきました。

目次

第2回金賞:宮崎県ひなた餃子連合会

表彰状授与

今回、晴れて金賞に選ばれたのは、宮崎県内の餃子店や餃子生産者などで組織する「宮崎県ひなた餃子連合会」。
毎月3日を「ぎょうざの日」としてPR活動に取り組むほか、宮崎県産原料を使った「宮崎餃子」の認定基準を策定し、将来的なブランド化を目指している、2022年1月に設立された団体です。

餃子業界の発展に貢献する活動が評価され、焼き餃子協会の小野寺代表から、賞状と金一封が贈られました。

スピーチする武末哲治会長(左)と馬渡陽一郎副会長(右)

受賞スピーチで、
「宮崎県は何の形かご存じですか?実は、餃子の形なんです。」
というつかみで話を始めた、宮崎県ひなた餃子連合会の武末哲治会長。「たかなべギョーザ」の代表で、餃子のまち高鍋推進協議会の副会長でもあります。
その右に立つのは、餃子のまち高鍋推進協議会会長で、「餃子の馬渡」代表の馬渡陽一郎さん。

武末さんは、
「天孫降臨の地・宮崎に2000年の時を経て、この餃子の将軍・小野寺力さんが降り立ち、我々宮崎の餃子の民に、もっとお前たちの土地を耕せと、宮崎のポテンシャルはそんなもんじゃないぞと後押ししてくれました。
私たち餃子の民は、せっせと宮崎の土地、餃子を耕し、その甲斐もあって2021年、22年と餃子消費量日本一の座を獲得することができました。
2023年の結果ももうしばらくで出ますが、その結果がどうあれ、この賞をいただいたことを糧に、また誇りに思いながら、今後も活動していくことをお約束して、励んでいきたいと思います。」
と挨拶されました。

焼き餃子協会小野寺力代表

焼き餃子協会代表の小野寺さんは、従来の宇都宮と浜松という餃子で有名な2極に加えて第3極を作ることで、さらに餃子業界を盛り上げるとができるのではないかと、もともと肉や野菜、小麦など餃子の材料のポテンシャルがあり餃子の消費量も多かった宮崎に目を付け、宮崎で餃子のイベントを開催するなど積極的に活動をしてこられました。

総務省の家計調査における餃子消費量は、県庁所在地と政令指定都市が対象なので、宮崎県内では宮崎市のデータだけなのですが、宮崎市が盛り上がることで、餃子のまち高鍋町や他の市町村の餃子も盛り上がりを見せ、連合会を作ってみんなで宮崎の餃子を更に盛り上げていこうという機運が醸成されたということなのですね。

第2回大賞:味の素冷凍食品株式会社「冷凍餃子フライパンチャレンジプロジェクト」

味の素冷凍食品の勝村さん(右)と小野寺さん(左)

今回の第2回AWARDで、栄えある大賞を受賞したのは、味の素冷凍食品株式会社の「冷凍餃子フライパンチャレンジプロジェクト」でした。
賞状を受け取ったのは、同社戦略コミュニケーション部PRグループ長の藤村敬太さん。

プロジェクトに寄せられたフライパンの実物

同プロジェクトは、「味の素の冷凍ギョーザがフライパンに張り付いた」という消費者の投稿がきっかけとなり、どうして張り付くのか、どうしたら羽根付きギョーザが焼き上がる感動を届けられるのか徹底検証しようと、冷凍ギョーザが張り付いたフライパンの提供を呼びかけたところ、全国から3,520個ものフライパンが届き、1個ずつ検証が行われて、その進捗がnoteで報告されています。

表彰式の会場にも、送られてきたフライパンの実物(一部)が展示されていましたが、なるほどこれなら張り付くなと思うものばかりでした。

しかし、製造メーカーの美味しい餃子を食べて欲しいという本気度は素晴らしいですし、その姿勢は見習うべきだなと思いました。

第1回の受賞者もご紹介

第1回表彰の受賞者たち

今回の表彰式では、昨年度の第1回AWARDの表彰者にも賞状の授与が行われました。
受賞したのは、写真右から、
金賞:クック井上。さん
大賞:パラダイス山元さん
新人賞:くいれぽ餃子 松田萌々子さん
の3人。

クック井上。さんは、料理芸人として、芸人活動のほか、食のイベントMCや料理教室講師、食のプロデュース等幅広く活躍されている方。

パラダイス山元さんは、ラテン音楽の分野で著名なマンボミュージシャンですが、餃子業界では、完全会員制の餃子専門店「蔓餃苑」の餃子職人兼オーナーシェフとして超有名。

松田萌々子さんは、株式会社Cuisine Reportの代表取締役で、松田さんを中心とする餃子をこよなく愛するチームが飲食店等を巡って記録した餃子を紹介する、餃子好きによる餃子のためだけの餃子検索サイト「くいれぽ餃子」を運営されています。

お三方とも、餃子愛にあふれる方ばかりで、第1回AWARDの対象となったのも当然!という感じでした。

餃子愛と言えばこの人も

宮崎餃子王子

餃子愛と言えば、宮崎から応援に駆けつけた、この人の姿も会場にありました。
そう、宮崎ギョーザ王子こと恒吉浩之さん。

餃子の被り物、さすがに会場の中でも目立ってました。
宮崎で餃子と言えばこの人!っていう感じで餃子のあるところに出没してて、こんなに目立つのに表彰されないのは、ご本人が焼き餃子協会の理事でもあるからなんですね。
引き続き、宮崎の餃子業界の振興のために頑張っていただきたいと思います。

さて、来月早々には総務省の家計調査結果が発表されます。
果たして宮崎市の3連覇は成るのか、浜松市や宇都宮市が雪辱するのか、はたまた近年伸びの著しい鹿児島市がトップ3に食い込むのか、興味が尽きませんが、発表を楽しみに待ちたいと思います。
結果が出たらテゲツー!で速報の予定です!


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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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