
みなさんは夏は好きですか?
夏は苦手ですが、夏のフルーツは大好きなBASSYです。
宮崎の夏のフルーツといえば、マンゴーにライチにスイカにメロン…考えただけでも幸せな気分になります。
今年の夏は、それに加えて、摘みたてのブルーベリーはいかがですか?
2025年6月11日に宮崎市細江にオープンした、完熟ブルーベリーを摘み取る贅沢体験ができる観光農園「宮崎ブルーベリーの杜」をご紹介します。
最後にテゲツー!特典もあるので、ぜひ最後までご覧ください。
自然豊かな杜の農園

場所は、宮崎西インターから約15分、自然豊かな細江地区にあります。
国道10号線の「浮田ランプ」を西に向かって5分くらい走ると看板が見えてきます。

園内に入ってみると、地面は全面シートで覆われていて、泥だらけになる心配はなし(雨の日はぬかるみができることもあります)。
車いすやベビーカーもらくらく通れる広さの通路が確保されており、右側のブルーベリーから左側のブルーベリーへと次々に目移りしちゃうくらい楽しめる仕様です。
真夏の暑い野外での遊びは敬遠されがちですが、日陰もあり冷風機も用意されているので、暑さ対策もばっちりです。
また、氷水をいただけるので、ブルーベリーを冷やしながらおいしく食べることができます。
宮崎初の養液栽培

さて、園内の写真を見て、どこか違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
地面がシートに覆われ、鉢がずらりと並ぶこちらの農園は、宮崎県内では初となる「養液栽培」による栽培を行っている観光農園なのです。
養液栽培とは、土を使わずに培地や水中に根を張らせ、肥料を溶かした培養液で作物を育てる栽培方法です。
ブルーベリーは北米が発祥と言われていて、日本にはほとんどないと言われる酸性の土壌を好むので、地植えだと用地の土壌管理が大変。
そこで、25年ほど前に確立されたのが人工培地養液栽培なのです。

通気性・保水性に優れた「アクアフォーム」と呼ばれる、フラワーアレンジメントで使用されるオアシスのような素材のものを培地として鉢で管理し、点滴のように一滴ずつ栄養や肥料が混合された水を苗木に与えていきます。
その栽培方法によって、気候や土壌に左右されることなく様々な種類のブルーベリーの栽培が可能になったのです。
飯田さん一家の家族経営

この養液栽培によるブルーベリー観光農園を管理するのは宮崎市在住の飯田さんご一家。
飯田さんご夫妻は勤めていましたが、末永く続けられて、息子さんのために残せる職として農業に着目し、
「ママに寄り添った宮崎のお出かけスポットを作りたい。たくさん食べて遊んで体験できるブルーベリー農園をしよう!」
と考えついたのだそうです。
農園主の聡子さんは仕事を辞め、息子の托さんと専業で農園の経営に従事し、剛さんは会社員を続けながら二人を手伝っているのだそうです。
県下初の養液栽培ということで前例がなく、農地探しにもだいぶ時間を要した、と話されていました。
様々な品種のブルーベリーが楽しめる

ブルーベリーの品種は、世界中に約400種類もあるそうです。
日本で主に栽培されているのは、
寒冷地に適した品種「ノーザンハイブッシュ系」
暖地に適した品種「サザンハイブッシュ系」
果実が熟す前にウサギの目のようなピンク色になる「ラビットアイ系」
と大きく3つの系統があり、それぞれ実のなる時期や味や形、大きさや硬さも異なります。
中には、500円硬貨くらいの大きさになる品種もあるのだとか。

摘み取ったばかりのブルーベリーは、フレッシュで風味が豊か。
品種によって食感も味も異なるので、いろいろな種類を食べ比べて欲しい!とのこと。
宮崎ブルーベリーの杜では40種類ほどを栽培しており、品種によって完熟する時期が異なり、訪問時期によって違った品種を味わえるので、いつでも何回でも楽しめそう。
推しの一品がみつかるかも!?
釣り鐘型の可憐な花

ブルーベリーの実の食べごろは6月から8月ですが、4月ごろには釣り鐘型の可憐なお花が咲きます。
花の形も品種によって様々で実が成る前からわくわくしちゃいました。

開園に先駆けてお花が満開の時期に訪問しましたが、ブルーベリーの濃紫の広がった農園とはまた違った雰囲気で癒されました。
農園情報

【宮崎ブルーベリーの杜】
住所:宮崎市細江1032 → MAP
開園時期:2025年6月11日~8月上旬予定
開園日:毎週水曜・土曜
開園時間:午前9:00~12:00、午後13:00~16:30
(2部制・予約優先)
入園料:大人(中学生以上)2,200円、小・中学生1,650円、5才以上1,100円、5才未満無料
(食べ放題・摘み取り体験込)
※生育状況により持ち帰りは店頭販売のみとなる場合があります。
雨天時はカッパをご用意ください(傘によって実を落としてしまう可能性があるため)。
公式Instagram:@miyazakiblueberry
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千葉県北東部出身、本職は看護師。地方移住にあこがれて2020年に温暖な九州へ移住。大分県で花火撮影をメインとした観光関係のカメラマンを経て、2022年9月に児湯郡へ移住。
元々てげてげな性格が宮崎の風土にマッチし、今では立派な宮崎人。「真面目にふざける」がモットー。
花火、プロ野球、ご当地アイドルを好むカメラマン。温泉ときゅうりが好き。