エバンジェリストが巡る東京冷や汁 Vol.2-宮崎風土くわんね


皆様こんにちは。冷や汁エバンジェリストDiceです。
東京冷や汁巡りの第2回目、どこにするか悩みましたが、新宿南口にある「宮崎風土くわんね」をご紹介しましょう。
新宿サザンテラスで1998年から営業する宮崎県のアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」の2階にあります。今年の3月まで私が勤めていた場所なので、ちょっと思い入れ深かったりします。

同館の2018年のリニューアルで2階が宮崎料理のレストランになることとなり、同年3月に「宮崎風土くわんね」としてオープン。現在で5年目のシーズンです。

最寄り駅はJR新宿駅(新南改札)ですが、住所は渋谷区代々木というのがちょっと面白いところです。

目次

ランチメニューの冷や汁定食

ランチタイム(11:00~15:00)は結構混むので、予約するかちょっと時間をずらして伺うのが吉。
いただくのは、「冷や汁定食」1,760円。

冷や汁とご飯のほか、2種のお造り盛り合わせ(この日はイサキとニベ)、宮崎産若鶏のチキン南蛮、小鉢(千切り大根の酢の物)、味噌汁、香の物と、お値段に見合う豪華さ。
こちらの若鶏のチキン南蛮は、からあげグランプリ®チキン南蛮部門で金賞を受賞したこともあり、この組み合わせはベストです。

上品な印象の冷や汁

冷や汁は、都城市産の麦みそをベースに、門川町産のはも骨だしパウダーで引いた出汁で溶き、仕上げにいりこ粉末も加えているとか。
以前はピーナッツペーストも加えていたようですが、今は使っていないとのこと。日々、進化を続けております。
色は豆乳で溶いたかのように白っぽく、京都の白味噌の味噌汁のよう。お味も鱧出汁なので、総じて上品な印象を受けます。

具材は、キュウリとミョウガの輪切りに、大葉は小さめの色紙切り。
豆腐は、都城産「みやだいず」の木綿豆腐。

ごはんは宮崎県産米を使用

ごはん

ごはんには麦は入っておらず、宮崎県産米の白米100%。銘柄は、1階ショップで行われるイベントなどに合わせて変更されることもあるので一定ではありません。
8月初旬から今年産の新米を使っています。宮崎は、超早場米で有名ですからね。

ごはんの量は、オーダー時に小・中・大と選択できます。写真は中盛り。
冷や汁以外にも刺身やチキン南蛮などおかずが多いので、食べられる方は大盛りの方が良いかもしれません。

ごはんにかけていただきます

ごはんにかけて

それでは、ごはんにかけていただきましょう。
こちらの冷や汁は、汁の方の器が大きめで、ごはんは普通の茶碗なので、ごはんに冷や汁をかけるよりも、汁の方にごはんを投入する方が食べやすいのですが、ここは作法と写真映えも考慮してごはんの方に冷や汁を全量かけました。
中盛りだと、ごはんがかくれるほどの汁の量ですね。

みやだいずの豆腐は、大きめにカットされたものが崩さずに2個入ってました。
箸で適当な大きさに切りながらいただきましょう。

味は、予想どおりに上品で優しい味わい。お造りや千切り大根などの繊細な味も邪魔することなく美味しくいただけます。

こちらの冷や汁は、ランチタイムにはプラス330円で他の定食に付けられるほか、ディナータイムには冷や汁セットとして770円で提供されていますので、飲んだ後の締めに是非!

1階では冷や汁の素も購入できます

冷や汁の素レトルト

食べ終えて1階のショップに降りると、レジ前のコーナーでは、レトルトを中心とした冷や汁の素がどどーんと展示されていました。

冷や汁の素(生味噌タイプ)

1階奥のエリアにも、生味噌タイプの冷や汁の素が面展開。こちらには、7社の冷や汁が並んでいました。

生味噌タイプの冷や汁の素は、言ってみればだし入り味噌なので、お湯で溶くだけで味噌汁になりますし、味噌炒めや味噌煮込みなどにも使っていただけるので、ご家庭に常備しておくとなかなか便利です。
長期保存の場合は、冷凍庫に入れておけば、凍ることもなく長く使えますので、お試しください。

【宮崎風土くわんね】
住所:東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿みやざき館KONNE 2F → マップ
電話:03-5308-5200
営業時間:ランチタイム 11:00~15:00(L.O. 14:30)
     ディナータイム 17:00~23:00(L.O. 22:00)
定休日:年末年始

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
2020年8月からテゲツー!のWebサイトの管理運営を引き受け、ライター兼編集長としてテゲツー!全般の面倒を看ています。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。

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