世界初!冷や汁の専門書が出版されました


冷や汁万歳

皆様、大変ご無沙汰しております。東京から、Diceです。

先日、サイトをリニューアルしてから最初の投稿になりますので、ちょっとだけこれまでの経緯に触れておきますと、これまでテゲツー!を運用していたサーバーに負荷がかかり過ぎていて不具合があったためサーバを変更することとし、それに伴ってドメインもmiyzaki.jpからtege2.jpに変更することとなりました。
2014年にスタートしてからこれまでに2,000本を超える記事がストックされており、画像や動画も含めてデータ量もかなり多かったので、移行には時間とテクニックを要しましたが、なんとか8月上旬に全ての作業を完了しました。
まだ、細かい調整が必要なところがありますが、運用しながら改善して行きます。

また、運営体制の見直しも行っているところなので、徐々にですが、記事の本数も以前のように増やして行きたいと考えています。
記事を寄稿いただけるライターさんも絶賛大募集中ですので、興味ある方はこちらのフォームからご連絡いただけると幸いです。

新生テゲツー!、旧来に引き続きよろしくお願いいたします。

それでは、今回の本題に入っていきましょう。

『冷や汁万歳 復権!〝万能〟の伝統食』

8月11日(木)に、宮崎市にある出版社・鉱脈社から刊行となった『冷や汁万歳 復権!〝万能〟の伝統食』(1,650円)は、元宮崎日日新聞社記者の外前田孝さんと、私の共著となります。

「第1部 冷や汁彩々」と「第2部 「冷や汁」温故知新」の2部構成で、第1部は外前田さんが、県内はもとより熊本、愛媛、広島、埼玉、山形と全国各地の冷や汁を食べ歩いたレポートに加え、私が考案した「白の冷や汁」と「赤の冷や汁」のレシピを加え、写真を多用したカラーページで構成されています。

第2部は主に私が担当しましたが、これまで宮崎の冷や汁について通説とされてきた鎌倉時代起源説が、実は根拠の無いものであることを様々な資料から解き明かすとともに、冷や汁の材料である魚のだし、味噌、豆腐、キュウリ、シソ、ミョウガといった材料の歴史や効用の調査から、宮崎の冷や汁が成立した過程を辿っています。
そして、外前田さんによる冷や汁の伝統を継承する取り組みについてのレポートで締めくくられています。

あとがきまで入れて161ページと、気軽に読んでいただけるボリュームですが、冷や汁について1冊にまとめられた本はこれまで無かったので、「世界初の冷や汁専門書」と言い切ってしまっても構わないでしょう。

宮崎県内の書店には、8月15日(月)から並ぶ予定です。
宮崎県外の皆様は、Amazon楽天市場で購入いただくことが可能です。
Amazonでは、「一時的に在庫切れ」と表示されますが、そのまま予約購入いただけます。
ちょっと時間はかかりますが、Amazon Kindleにも対応の予定です。

冷や汁の過去・現在・未来をまとめた「世界初の冷や汁専門書」、冷や汁がお好きな方はもちろん、食べたことがないとか、あんまり好きじゃないという方も、きっと何かしら得るところのある本だと思いますので、是非手に取って読んでいただければ幸いです。
そして、読まれたら感想をテゲツー!に寄稿してください!!

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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