エバンジェリストが巡る冷や汁 宮崎編4-南風茶屋 / 宮崎市


南風茶屋外観

皆様こんにちは。冷や汁エバンジェリストDiceです。
冷や汁が食べられるお店訪問シリーズ、前回からちょっと間が空いてしまいましたが、桜も咲き、これから気温が上がって冷や汁シーズンの到来となりますので、宮崎編の第4回をお届けします。

今回は、宮崎市内海の国道220号線沿いにある「南風茶屋」をご紹介しましょう。

目次

定食メニューも豊富なうどん店

うどんメニュー

「南風茶屋」は、宮崎-日南間の220号線を車で走る際にランチを食べる候補地のひとつで、うどんを食べに寄る人は多いと思います。
うどんメニューは、かけうどん(税込380円)から、どやうどん(税込970円)まで様々。
そばが50円高いのは、宮崎のうどん屋にはありがちな価格設定。

定食メニュー

定食メニューもいろいろあって、ここに「冷や汁セット」がありました。

冷や汁メニュー

と思ったら、クリアホルダに入った冷や汁だけのメニューが別に用意されていて、「冷汁定食」(税込1,630円)、「冷汁セット」(税込1,100円)、「冷汁単品」(税込550円)の3種類で楽しめるようです。
「冷や汁」なのか「冷汁」なのか、表記が揺らいでいるのはご愛敬。

イセエビの漁期には「伊勢海老乱切セット」なる豪華メニューもいただけるようですが、ここは冷や汁一択。

盛りだくさんな冷や汁定食

冷や汁定食

「冷や汁セット」でも良いかなと思ったのですが、せっかくなので一番高い「冷や汁定食」をいただいてみることにしました。

冷や汁とごはんの他に、刺身、チキン南蛮、小鉢が2つ、ミニうどん、果物(メロン)、香の物と盛りだくさん。
完食できるかどうか心配になるほど(まだまだ大丈夫ですけどね)。

冷や汁

冷や汁

冷や汁は、色がやや白っぽく、麦の白味噌が使われていることが伺えます。
具材は、輪切りのきゅうり、手でちぎった木綿豆腐、千切りの大葉に、刻み海苔がトッピングされているのがこちらの特徴です。

だしは、いりこだけではない節の感じがあったので店の方に聞いてみると、うどんのだしと共通で、いりこ、利尻昆布、鰹節、雑節で引いているとのことでした。

ごはんは白米

白米のごはん

黒い丼に盛られたごはんは、白米100%です。

ごはんにかけていただきます

冷や汁全量をごはんにかけて

いつものように、冷や汁の全量をごはんにかけてみました。
味噌に使われている麦の粒が見えますね。

具材と汁の量、旨味の強いだしと甘みのある味噌のバランスもちょうど良く、塗りのスプーンで一気にかき込みたいところですが、刺身やチキン南蛮、小鉢などおかずも多いので、スプーンと箸を交互に持ち代えて食べ進みます。

ミニうどんも付いているので、最後のデザートにメロンまで食べ終わる頃には、かなりお腹いっぱいになりました。
少食の方は、冷汁セットで十分かもしれません。

窓外に広がる海の風景とともに

窓外に広がる日向灘

訪問した日は生憎と曇り空でしたが、窓外には日向灘が広がっていますので、青々とした海と空の風景を楽しみながらいただく冷や汁もなかなか乙なものです。

日南海岸方面へドライブされる際は、是非お立ち寄りいただき、冷や汁も味わってみてください。

【南風茶屋】
住所:宮崎県宮崎市内海3510-1 → マップ
電話:0985-67-1290
営業時間:11:00~16:00
定休日:火曜日

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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