はじめまして。千葉県出身、大分県経由木城町在住のBassy(ばっしぃ)です。
花火撮影を機に九州に移住して、花火を追いかけて児湯郡木城町に住み着いたワタクシが、これから児湯エリアの魅力を紹介していきたいと思います。
まずは自己紹介を兼ねて、木城移住までの経緯をお話しましょう。
千葉から九州へ
関東で看護師として日々の喧騒の中を駆け抜けることに疲れ果て、地方移住を目指していた私が、初めて宮崎の地に降り立ったのは2019年の6月のこと。
第一印象は「なんにもねぇーーー!」でした。
児湯や一ツ葉の海が故郷の千葉県九十九里や房総に似てるなー、という印象でしたが、その時は宮崎については、「老後のんびりと生きる余裕があったらいつかは住みたい第一候補」としてリストインした程度でした。
そんな中で花火撮影という趣味を生かして九州でお仕事をする機会があり、九州移住のチャンスがやってきたのです。
移住先としては当然、(なにもない)宮崎は候補からは外れ、2020年6月に大分県で花火メインの撮影業へ転職することとなり、移住の夢が叶ったのです。
その後、大分県の花火業者(株)生島煙火による花火打ちあげが児湯郡内でも数多くあり、撮影に携わらせていただくことになりました。
そうして花火を通じて宮崎に魅せられ、今では日向人より日向時間と言われるほどに宮崎に馴染んで生きております。
川南町の花火
児湯にベタ惚れになったきっかけのひとつが、川南町「ザ・フェスティバル・イン・トロントロン花火大会」です。
大分移住後の2020年は無観客の開催となり、九州中の花火業者が町民にエール(芸術玉)を贈る「九州セレクション」も開催され、「川南町民エール花火大会」と銘打ち開催されました。
その時の町民や主催者のたくましさ、花火業者との絆を見せつけられ、温かい気持ちになったのを覚えています。
年に1回の川南トロントロン花火大会ではありますが、川南で出会った人たちとの楽しかった思い出が忘れられず「児湯で生きたい!」と思ったのです。
私が今、児湯に生きているのは、川南トロントロン花火大会のおかげと言っても過言ではありません。
残念ながら36回目となる2022年の開催をもって大会の歴史に幕を閉じてしまいましたが、最終回に地元民として関わることが出来て、児湯との縁に心から感謝しています。
(トップ画像は2022.10月 最後の花火大会のものです)
新富町の花火
移住のきっかけとなった花火のひとつに、新富町で行われる「一ツ瀬川花火大会」があります。
宮崎市との合同開催で、宮崎市の姉妹都市でもある秋田県大仙市の日本三大花火の1つ「大曲の花火」が見られるというスペシャルな花火大会であり、九州の中でも盛大な部類の花火大会です。
夏の花火激戦期間を避け、温暖な宮崎の地で気候に左右されない、空気が綺麗な時期に開催する花火大会として、全国から観客が集まる人気の花火大会でもあります。
そんなスペシャルな花火大会がある児湯を好きにならない理由がありましょうか…いや、ない!
木城町の花火、そして移住へ
そして…児湯に来れば来るほど児湯の魅力に取り憑かれ、それぞれの花火大会で良い思い出を抱いて帰る度に「好きにならずにいられない」状態となってしまっていたのです。
その結果、2022年9月に、国道ない!鉄道ない!ないないの町で「なにもしない」がしたくなったので、木城町に移住することとなりました。
移住してすぐに、町のど真ん中で打ちあがる「木城ふるさとまつり花火大会」にも携わりました。
九州に来て2年とちょっとで、いつかは住みたい宮崎県!の夢を叶えたのです。
児湯おいしい!
移住者や移住を考える人にとっては、食文化の違いも懸念事項でしょう。関東から九州へ、正直言って異次元のことばかりでした。
黒くないうどんの汁、甘い蕎麦の汁、甘い醤油に、鶏のタタキ!?…え、やきとりって鳥肉じゃないの??…数え上げたらキリがない。
しかし、よほどの偏食家じゃなければ慣れます。
ワタクシはまだ九州人2年生ですが「なに食ってもうめぇ!」の域にはのし上がることができました。
児湯のいいところは、新鮮なお野菜やお肉がスーパーなどの身近なところで手に入ること、そしてご近所からのおすそ分け。関東にいた時より食費がかからなくなりました。それが「ないないの町」でも楽しく生きていける所以でもあるかもしれません。
木城町には、数こそ多くないものの「なに食ってもうめぇ!」の飲食店があります。
木城町石河内 にある「鹿遊茶屋」は、「日向新しき村」の放牧豚のお肉、木城町産のそば粉の手打ちそば、木城町ご当地グルメKK麺(木城こんにゃく麺)などなど、木城町ご当地グルメ満喫のレストランなのです。
【郷の駅「石河内」 鹿遊茶屋(かなすみちゃや)】
住所:宮崎県児湯郡木城町石河内414-3 → MAP
営業時間:11:00~14:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
これからも児湯の楽しいー!おいしーー!をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
千葉県北東部出身、本職は看護師。地方移住に憧れて東北地方を目指すも慣れない雪で盛大に転倒し断念、2020年に温暖な九州へ移住。大分県で花火撮影をメインとした観光関係のカメラマンを経て、2022年9月に児湯郡へ移住。元々てげてげな性格が宮崎の風土にマッチし、今では立派な宮崎人。「真面目にふざける」がモットー。
花火、プロ野球、ご当地アイドルを好むカメラマン。