宮崎を訪れた際に、地元の方との交流は新しい世界に遭遇する事ができ、楽しみにしている方も少なくないのでは。そこでほんの一部ですが、宮崎弁の秘密についてまとめてみました。
宮崎が注目を集めるきっかけになったあの言葉
東国原元宮崎県知事が県議会において、所信演説表明を行った際の一コマ「宮崎をどげんかせんと(どうにかしないと)いかん」というスピーチは、地元愛を表現する言葉として脚光を浴び、注目を集めました。
宮崎の良さを知事自らがアピールし、宮崎を知るきっかけの一つになったのではないでしょうか。ちなみに、この宮崎弁は2007年新語・流行語大賞にも選ばれ、日本中が注目を集めたワードの一つです。
大きく分類すると2種類
方言は、同じ県の中でも地方によって言い回しや表現の違いがあるように、宮崎県でも大きく分けて2つに分類されます。
それは、広く使われる宮崎弁、いわゆる日向弁と呼ばれるものと、えびの市や都城市などの県の南西部で用いられる諸県弁に分けられます。
ちなみに、東国原元宮崎県知事が発した「どげんがせんといかん」は諸県弁で、日南弁でいうと「どんげかせんといかん」というように、微妙に表現が変わってくるのが面白いポイントなのではないでしょうか。
方言の特徴とは
宮崎県内で話されている方言は地方によっても微妙にニュアンスが変わってきますが、共通していえることは、アクセントがなく、初めて聞いた人は「怒っているの?」と思うような単調な話し方が特徴といえます。
逆に宮崎弁を話す方々は、標準語と呼ばれる会話を聞いて気取っていると思う方もいるそうです。その他にも、「い」で終わる形容詞は語尾を伸ばしたり、「高い→たけー」、縮めて発したり「遠い→とい」と、諸説ありますが、知れば知るほどその魅力にはまっていくのではないでしょうか。
地元の方言知ってますか?
いかがでしたか。ごくごくほんの一部をご紹介しましたが、その方言ができた成り立ちや、地方の特色なども楽しみながら宮崎のすばらしさを探求してみても面白いですね。