
こんにちは、ライターのヒロです。
今回は、昨年12月にオープンした話題のビアバー、Yado(ヤド)と、 その母体であるクラフトビールメーカーのNOVORU BREWING (ノボルブリューイング) を取材してまいりました。
醸造所を持たないビールメーカー としてスタート

代表の長田 崚(おさだ りょう)さんは、海外留学中に体験したクラフトビールの風味や、こだわり溢れる造りに魅了され、国内数カ所の醸造所でビール造りを修行し、2022年2月に地元宮崎にて「NOVORU BREWING」を創業しました。
社名は、「革新的な」という意味を持つ「Novo」と、宮崎の日の出の情景、「(陽が)昇る」をかけて、革新的なビールづくりで人々を明るくハッピーにできたらという想いから命名されたのだそうです。
創業時は醸造設備を持たず、修行先である鳥取県の 大山ブリュワリーのタンクを借りて、製造・ 瓶詰めを行っていました。
販路を広げるかたわら、県内外のイベントにも積極的に参加され、 次第に人気を博していきます。
念願の醸造所と新たな製造ライン

クラウドファンディングで支援者と資金を集め、2024年1月に、現在地の宮崎市檍地区に醸造所を設立しました。
醸造所では缶ビールの充填作業も行うことができるようになっており、直売所も併設されています。

醸造用のステンレスタンクの最大高は6.5m。
これが入るスペースを探して、元建築会社事務所をだった建物を改築して醸造場にしたのだそうです。
こうした設備で、一日最大1,000ℓのビールを製造する事が可能。

醸造にあたっては、5種類ほどの酵母と10種類以上のホップを使い分け、モダンなIPAやペールエールを中心に、クラシックなタイプも手掛けており、ラインナップの幅広さが大きな特徴です。
長田代表自身、これまで100種類以上の醸造を手掛けてこられたそう。
醸造所設立にあたり、瓶タイプから缶タイプに変更。
これにより、劣化を飛躍的に防ぐ事ができ、コストダウンにも繋がりました。

上の写真の手持ちの計測器で、糖度やアルコール濃度等を計測。
細かなチェックは、品質の保持や安定に繋がっています。
こうして造られたビールは、現在、国内約200の飲食店へ卸しており、引き続き国内のイベントにも精力的に出店されています。
【株式会社ノボルブルーイング】
住所:宮崎市山崎町下ノ原939 → 地図
電話:0985-77-7482
より身近に楽しんでもらうためにビアバーYadoを設立

多くのイベント等で知名度も上がり、メーカーとしての成果をより身近に楽しんでもらいたい想いから、2025年12月、直営のビアバーである「Yado(ヤド)」を宮崎市内にオープンさせました。
場所は、若草通りと広島通りに交わる「あいあい通り」沿いで、昭和初期から旅館を営んでいる建物の1階ということもあり、店名は、皆が集えるアットホームな「宿」のようにとの想いも込めて命名されました。
店内には、カウンター席はもちろん、テーブル席と立ち飲みスペースも備えられています。

カウンターの奥に10本のタップがあり、常時10種のこだわり溢れる新鮮なビールが楽しめます。
サイズはレギュラーとハーフの2種類。
レギュラーはじっくり楽しみたいときに、ハーフサイズは数杯試したい時にちょうど良いサイズです。
ビールに合うおつまみも豊富で、ビール酵母で生地を発酵させたもっちり食感の小ぶりなピザも人気の一つ。
ナポリピッツアも昔はビール酵母で発酵させていたかもしれないという記録を知り、ビールを創りとともにピザ造りも楽しんでいらっしゃいます。

Yadoの店長、柳沼さん。都内のクラフトビールメーカーで勤務され、NOVORUの姿勢・意識に共感して、宮崎に移住されたのだそうです。
長田代表と白石さんとも頻繁にカウンターに立ち、お客様のニーズに合ったビールの説明を行いながら、お客様の声や反応を楽しまれています。

商品の缶ビールは、店内でも購入可能。手土産としても人気です。
グラスやTシャツ等のグッズ販売も展開中です。
こだわりのビールを気軽にアットホームな空間で楽しみ、飲めなくても購入して帰ることもでき、より親しみやすくなったNOVORUのクラフトビール。
オールシーズン楽しめるこの場所「Yado」で、ぜひご堪能下さい。
【Yado】
住所:宮崎市広島1丁目4-9 むさし山水荘1階南 → MAP
営業時間:平日 15:00~22:00
:土日祝 13:00~22:00
定休日:木曜日
instagram:@yado.novoru
寄稿者:ヒロ(境田宏明)「バー アルコリズム」オーナーバーテンダー。
シェラトンのバーで15年勤務後、2022年ニシタチに開業。ソムリエ・きき酒師・焼酎きき酒師・酒質鑑定士の資格を持つ。
2023年のG7農相会合では、ニシタチを代表するバーテンダーの内の一人として、レセプションでの振る舞いに2日間参加。
カクテル創作のワークショップや屋外イベントも展開中。