皆さん、こんにちは。宮崎県産完熟きんかんをサラダに使うのが好きなDiceです。
毎年この季節になると、宮崎県産「完熟きんかん たまたま」の初出荷の報をその心待ちにしているのですが、2024(令和6)年産「完熟きんかん たまたま」の全国出荷が、1月15日(月)に解禁になりました。
今年は、宮崎県の河野俊嗣知事が、解禁に合わせて東京の大田市場でトップセールスを行ったそうです。
開花から210日以上、樹上完熟
宮崎県産の「完熟きんかん たまたま」は、JA系統のブランドですが、生で食べることを目的として、ハウス栽培で開花から210日以上を経過し、樹上で完熟させた、糖度16度以上、直径2.8cm以上の、食味、外観の優れた果実しか名乗ることを許されていません。
更に、「たまたま」の中で、糖度が18度以上、直径が3.2cm以上のものについては、「たまたま エクセレント」として出荷されます。
「たまたま」でも十分美味しいのですが、「エクセレント」ともなると、その大きさも甘さも感動的ですらあります。
選別に選別を重ねたきんかんのエリート
宮崎県産の完熟きんかんは、県内各地の栽培農家のハウスの中で丁寧に育てられています。
きんかんの樹にはたくさんの花が咲きますが、その中から実を付けさせる花を選別して、他の花は取り除きます。
その後も実が熟していく過程で、実の太り具合や日当たりの具合はどうか、傷はついていなかなどを確かめながら、最終的にはひとつの枝に2~3個になるまで摘果をくり返して行くのです。
それでも、最終的に「たまたま」として出荷できるクオリティの果実は、全体の8割前後だと聞きます。
「たまたま」の名が付くのは、本当にエリート中のエリート、「たまたまエクセレント」ともなれば超エリートのきんかんなのです。
JA宮崎経済連の発表によると、今年の完熟きんかんの出荷は、前年比104%の1,117トンを計画しているとのこと。
これから全国のスーパーや青果店の店頭に並びますので、宮崎の初春の味を是非お試しください!