【開店】とびきりのロケーションで楽しむかき氷とドーナツ - 氷&喫茶 氷柄 / 門川町


角川湾とかき氷

うだるような暑さと、改築にともなう引っ越し作業で、早くも夏バテ気味のアンナです。
このたび、「海を眺めながら食べる、かき氷とドーナツが良かったよ~」との情報をいただき、疲れを癒しに県北は門川町まで行ってきました。

目次

普通列車に乗ってJR門川駅へ

門川駅ホーム

JR宮崎駅から延岡行きの普通列車に乗って、約1時間15分。
目指すお店は、特急が停まる日向市駅の一つ先、門川駅から歩いて約10分のところにあります。

門川駅は朝や夕方以外は特急が停まらない有人駅で、駅舎の中に門川町観光協会が入っています。

日向灘を臨む風景に足を止める

鳴子大橋

門川駅を背にして、門川駅前の信号を右に曲がり、「サンシールさの」というスーパーマーケットを過ぎたら、信号を右に曲がります。
するとJR日豊本線の踏切があり、その先に中央分離帯のある片側二車線の国道10号線が見えてきますので、踏切の先の信号を渡り、海側へ。
眼前の門川湾と乙島(おとじま)、遥かに臨む日向灘の風景に、心が洗われます。

お店は国道10号線沿い

国道10号線沿いの幟

海に沿って延岡方面に歩を進めると、「RVパークかどがわ」という看板と、「氷柄」と書かれている複数の紅色の旗が見えてきます。

目当てのお店「氷柄(ひょうがら)」は、この敷地内の海側にあります。

宮崎方面から車で来た場合、この場所では中央分離帯があって右折はできませんので、ご注意ください。
一度通り過ぎて、この先で安全にUターンして戻ってきてください。

壁面パネルが印象的な、クールな外観

氷柄外観

海側に足を向けると、壁面に大きな紅色のパネルがある、グレーの建物が見えてきます。
店舗前に置かれている鉢植えもオシャレで、期待が高まります。

氷&喫茶 氷柄、浜のかき小屋

暖簾

入口の暖簾(のれん)には、右側に「浜のかき小屋」、左側に「氷&喫茶 氷柄」とあります。

「かき小屋もやっておられるのですか」とお店の方にお尋ねしたところ、
「浜のかき小屋(完全予約制)は今年9年目で、今が旬の岩ガキを楽しむことができます。
このたび改装を行い、7月7日に氷柄が、グランドオープンとなりました」
とのことでした。

モダンな装花と絶景が楽しめる店内

装花のある店内

さぁ、店内に入ってみましょう。

入口正面に注文受付カウンター、右側に厨房と清算カウンター、左側に飲食スペースが設えてあります。
席数は、カウンターに12席、2人掛けテーブル×2、3人掛けテーブル×1、4人掛けテーブル×1の、合計23席。

全体にモダンな装花が施され、窓からの風景と融合して、何とも素敵な空間となっています。

7種類のかき氷と4種類のドーナツ

メニュー

この日のメニュー表には、シンプル氷3種類、スペシャル氷4種類、ドーナツ4種類と5種類のドリンクが載っていました。
そそられるラインナップにあれこれ迷いましたが、スペシャル氷から「赤紫蘇とルイボスティー」(1,000円)をオーダー。

赤紫蘇とルイボスティーのかき氷

赤紫蘇とルイボスティーのかき氷

「わぁ~、きれい!」
しばらくして運ばれてきたかき氷に、思わず言葉が出ます。
赤紫蘇のシロップをまとい、てっぺんにルイボスティーのジュレと生クリームを戴いたかき氷は、一口食べると、母が昔手づくりしてくれた、あの紫蘇ジュースの味が蘇りました。
ルイボスティーのジュレは、さっぱり爽やかなお味で、シロップの甘味を引き立てます。
かき氷の中心部にも、しっかりとジュレが入っており、最後までシロップとジュレのコラボレーションを楽しむことが出来ます。
気が付くと、あっという間に完食していました。

レーズンシナモンのドーナツ

レーズンシナモンのドーナツ

かき氷を楽しんだ後は、「レーズンシナモンのドーナツ」(320円)もいただきました。
国産小麦を使用し、国産米油100%で揚げるドーナツは、ふんわりと柔らかで優しいお味。
レーズンは、有機マスカットを使用しているとのことで、こだわりが感じられます。
こちらも、あっという間に完食。

ワクワクな空間で心も身体も満たされるようなお店に

安田由美子さん

優しい笑顔で接客される津島由美子さんは、門川町のご出身。
「このお店は、夫婦二人で切り盛りしています。隣の敷地の旅籠屋(はたごや)は、私の両親が経営するミニホテルです。
かき氷のシロップなどレシピ開発は夫が行い、調理や接客は2人で行っています。
お客様には、海が見える空間で、癒されていただきたいです」
と話されました。

また、ご主人にもお話を伺ったところ、
「以前は、南青山の肉割烹“よろにく”で働いていました。
よろにくでは、デザートにかき氷を出しており、私が考案したシロップをオーナーが気に入ってくれ、それがきっかけで商品開発を任されることになりました。
氷柄のかき氷は、霧島裂罅(れっか)水で作った氷を使用することでふわふわとまろやかな口当たりで、優しい甘さの手作りシロップとの相性が抜群です。
ドーナツは独自で勉強して、オーガニック食材等を使用し提供しています。
店内の設えにも自分の想いを活かし、プロの手を借りて、ワクワクする空間を作りました。
心も身体も満たして頂けるような、そんなお店を目指しています」
とのことでした。

暑い夏がやってきます。
門川の海を眺めながら、かき氷やドーナツを楽しんでみてはいかがでしょう。

【氷柄(ひょうがら)】
住所:東臼杵郡門川町加草2333 → マップ
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜・木曜
(営業時間と定休日は、変更される事があります。お店のInstagramにてご確認ください。)
駐車場:あり(20台程度)

Bassyプロフィール寄稿者:アンナ
普段着物が好きな消費生活アドバイザー。 地球にやさしい暮らしを目指して、日々実践中です。

Follow me!


よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

県内各地に散らばる寄稿者用の統一アカウントです。
宮崎県内の地元の人だからこそ知っているおすすめの「グルメ」「観光」情報を軸に、地域の安全安心につながる情報の提供にも取り組んでいきます。

目次