エバンジェリストが巡る東京冷や汁 Vol.8-ひしゅうや/渋谷


ひしゅうや外観

皆様こんにちは。冷や汁エバンジェリストDiceです。

東京で食べられる冷や汁のご紹介も今回で8店舗目。
真冬に突入してしまいましたが、冬でも冷や汁が食べられるお店として今回ご紹介するのは、渋谷道玄坂近くにある「ひしゅうや」です。

こちらのお店は、第1回でご紹介した「魚山亭渋谷店」と同じく宮崎の二幸グループの流れを汲む店で、2005年に開業し18年目のシーズンの最中。

場所は、京王線井の頭線神泉駅南口から徒歩1分、JR渋谷駅ハチ公口からだと徒歩10分余りの、坂の途中のビルの1階になります。

目次

チキン南蛮ランチ、冷汁バージョン

チキン南蛮ランチ+冷や汁

ランチタイムは11:30~14:00ですが、伺った際のランチメニューは、「チキン南蛮ランチ」、「ひしゅうや丼ランチ」、「いわしの梅干し煮ランチ」の3種類(各950円)があって、チキン南蛮といわしの梅干し煮は、プラス250円で味噌汁を冷汁に変更できるようになっていました(こちらのお店では、「冷や汁」ではなく「冷汁」との表記になっています)。
となればオーダーは、もちろん「チキン南蛮ランチ」で味噌汁を冷汁に変更!

しばらくして運ばれてきたトレイの上には、ごはんに冷汁、チキン南蛮のほか、温泉卵と香の物という組み合わせ。
温泉卵はデフォルトで付くので、冷汁に変更してもそのまま付いてきます。

ピーマン入り冷汁

ピーマン入り冷や汁

冷汁は、鯛など白身魚を焼いて麦味噌、白胡麻と摺り合わせ出汁で溶いたものに、ほぐした木綿豆腐、スライスしたきゅうり、ピーマン、大葉、みょうがが入り、白胡麻が浮かべてあります。

ピーマンが入るのは他店ではあまり見ない、こちらの冷や汁の特徴のひとつですが、宮崎県はピーマン生産量全国2位で、南国の太陽の光をたっぷり浴びて育ったピーマンは、全国標準値に比べてビタミンCが多いというデータもあるくらい、栄養豊富なんですよ。

麦入りごはん

麦入りごはん

ごはんは、白米に麦を2割ほど混ぜて炊いてあります。

麦が入ると食感に変化が生まれるほか、麦に含まれる食物繊維やたんぱく質、ビタミンで栄養素も強化されるので、麦入りごはんだと何か得した気分になりますね。

ごはんにかけていただきます

冷や汁全量をごはんにかけた様子

いつものように、冷や汁の全量をごはんにかけてみました。
溢れるほどではありませんが、ちょっと汁多めな感じになります。

ごはんのお代わりはできるので、無理して全量かけずに、冷や汁で2杯、更に温泉卵でもう1杯という食べ方もできます。
私も珍しく、ごはん2杯行っちゃいました。

チキン南蛮

チキン南蛮

主役のチキン南蛮は、若鶏の胸肉に卵衣をまとわせて揚げ、甘めの南蛮酢にくぐらせてから、具沢山のタルタルソースをたっぷりとかけてあります。
開店当初からの看板メニューなので、味は折り紙付き。

これでごはん2杯は食べられそうですが、まだ食べ足りないなという方は、250円で2個追加可能です。

冷や汁の素も販売してます

レジ横の冷蔵ケース

食べ終わって、支払いしようと入口横にあるレジの方に行ったら、冷蔵ケースが置かれていて、その中にお持ち帰り用の冷汁がありました。

冷や汁の素

300mlのペットボトルに入れられた冷汁は、2人分で1本500円。
これを買って帰って、きゅうりや木綿豆腐などお好みの具材を入れれば、自宅でお店の味が手軽に楽しめます。

ディナータイムには、宮崎料理を初めとする居酒屋メニューや様々な宮崎県産焼酎などを楽しむことができ、冷汁も780円で提供されています。
渋谷で飲む時の候補に是非!

【ひしゅうや】
住所:東京都渋谷区円山町18-2 藤田ハイツ1F → マップ
電話番号:03-3463-0075
営業時間:ランチ(月~金) 11:30~14:00、ディナー 17:30~24:00(土曜のみ23:30まで) 
定休日:日曜日、祝日

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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