どもー、東京在住ライターのシロでーす(ΦωΦ)
月に2回も記事を書くとかマジ奇跡的ですが…(汗)
今回は、東京で行われた、20代の学生・社会人が宮崎で活躍する経営者と交流し、地方で働くことを考えるイベントに参加してきたので、ちょっとだけその様子をお伝えしたいと思います。
渋谷のお洒落なカフェで開催
やってきたのは、このところ大きく変貌を遂げつつある渋谷に、昨年4月に新しくオープンした複合施設「SHIBUYA CAST.(渋谷キャスト)」。
「住む、働く、くつろぐ。多様性を受け入れ、創造性を誘発する空間」というコンセプトで、広場やカフェ、店舗、多目的スペース、シェアハウス、賃貸オフィス、賃貸住宅などで構成されています。
クリエイティビティを刺激する仕掛けがあちこちにちりばめられている訳ですね。
今回の会場は、その「SHIBUYA CAST.」の1階にある「カフェÅre(オーレ)」。
これまた新しくて、素敵なお店です。
お洒落すぎて、実は最初入りそこねました(引き戸なのが分からなかった・・・)。
「Åre(オーレ)」って、スウェーデンにある北欧最大のスキーリゾート地の名前らしいです。
「スキーヤーが雪山にスラロームを描くように、クリエイターが集いカフェの軌跡をつくることをイメージしています。」なのだとか。
20代30名の密度の濃い時間
このところ、「地方で働く」という選択肢が注目されていますが、その一方で、なかなか地方の企業のことが知られていないという現状があります。
今回のイベントは、九州宮崎で活躍する経営者が集結して地方で働くことのリアルを伝え、参加者が直接、そうした経営者と話ができるというものでした。
地方に仕事はあるのか?
UIJターン後の実際の生活は実際どうなのか?
約30名の20代の学生・社会人が、密度の濃い時間を過ごしました。
今回の参加者30名のうち、宮崎出身者は8名。驚いたことに、なんと、宮崎以外の方が多かったんです。
若い世代の間でも、地方で働くことについて意識が高まっているんだと感じました。
続いて、参加されていた宮崎の経営者の皆さんをご紹介しましょう。
宮崎でも注目の若き経営者達
まずは、百年の孤独、山ねこ、球など個性のある焼酎を造り続ける、宮崎を代表する焼酎メーカー・株式会社黒木本店の黒木信作さん。
イケメンっすねー。
二人目は、謎の「渋谷イェイ!」で、会場の空気をいい意味で一気に変えた、警備業を営む株式会社セキュリティロードの齊藤慎介さん。
三人目は、東京にあるインターネット広告関連の大手企業が宮崎に立地した子会社の代表として、ついに住民票を宮崎に移してしまった株式会社MANGOの高橋勇太さん。
四人目、宮崎の人なら知らない人はいないんじゃないかという程の知名度を誇るリサイクルショップを運営する、株式会社三喜の林貴信さん。
五人目、宮崎の人材のことならほとんど網羅しているといっても過言ではない、求人・転職を支援するインタークロス株式会社の小川智矢さん。
今回、香田晋ネタは封印でした(笑)。
最後六人目、面白いことは何でもやっちゃう広告屋さん、株式会社ハナビヤの遠山貴一さん。
こうした様々な業種の、宮崎で勢いのある会社の、それぞれにキャラクターの立った個性豊かな経営者の皆さんの話が語る、宮崎での仕事や生活に関わるお話に、参加者の皆さんも引き付けられていました。
経営者との交流会
各社それぞれのお話の後は、経営者の皆さんが各テーブルについて、熱いグループ交流がスタートしました。
それぞれのテーブルには、そこに付いた経営者からのお土産が用意されていました。
株式会社MANGOの高橋社長が取り出したのは、宮崎定番土産の「マンゴーラングドシャ」。
なかなか美味しいですよね、これ。社名にも掛けてあるし、印象に残る良い選択ですね~。
どのテーブルも話が弾んで、密度の濃い、あっという間の2時間半。
終了時間が来ても、皆なかなか解散せずに話し込む風景が見られました。
参加者にインタビュー
イベントを通じて参加者の皆さんが何を感じたのか、宮崎出身の現役大学生、吉田さんと石神さんにお話をうかがってみました。
---今回のイベントに参加してどうでしたか?
吉田:今、大学2年なので、就職のこととかまだ早いかなと思って参加しようか迷ったんですが、来てよかったです。
色々な経営者の方がお話してくださったので、宮崎にこんな仕事があるんだ、こんな働き方があるんだということを知ることができました。
宮崎以外の方がとても多かったので、それにもびっくりしました。地方が注目されているんだというのがよくわかりました。個人的には自分の興味のある分野の話も聞くことができたので、それもとてもよかったです。
石神:今日は参加して、いろいろな人とお話できてとても楽しかったです。
改めて、宮崎の良いところを再確認できました。
いろんな働き方があることが分かって、視野が広がりました。
いずれ宮崎に帰ろうと思っているので、東京に未練を残さずに宮崎に帰れそうです(笑)。
---経営者の皆さんのお話を聞いてどんなことを考えましたか
吉田:東京でキャリアを築いて宮崎に戻るのもいいなって思いました。宮崎のために何かしたいなって。
石神:思っていたより働くスタイルがいろいろあって、働くことのハードルが低くなったような気がしました。
経営者の皆さんがこんなに気さくなんだというのも意外で、話す機会を得られて良かったです。
会場では、皆それぞれ話が弾んでいたのであまり話を伺うことができなかったのですが、若い皆さんが宮崎と自分の未来と働くことをつなげて考える機会になったことは、とても意味があることだなと思いました。
魅力と熱意のある宮崎の企業と、地方での新しい働き方を考える若い皆さんがつながることで、地方が抱えているいろいろな問題の解決につながると良いですよね。
なお、この模様は2月16日(金)夕方のUMKスーパーニュースでも取り上げられるとのことですので、宮崎にお住いの方は是非ご覧になってみてください!