宮崎で生まれ育った者ならば、誰もが一度は目にしたことがあるであろう雑誌といえば「月刊情報 タウンみやざき」。
「タンみや」の愛称で親しまれ続けて30年…30年!?
そう、2017年、タウンみやざきは創刊30周年を迎えたんです。
すごすぎる、、宮崎の情報を伝えるローカルメディアとして、まさしくテゲツー!の大大大先輩にあたります。
これは是非、リスペクトの念を伝えに行かなければ!
鉱脈社 秋の大感謝祭
ということで、やってきたのはおなじみのフローランテ宮崎。
タウンみやざきを発行する宮崎の出版社
「有限会社 鉱脈社」
によって毎年秋に開催されているフリーマーケット&マルシェイベントの最中です。
が、あいにくの雨…っ!
10年以上開催されている当イベントですが、聞けばここ数年は毎年のように雨天に見舞われているとのこと。
(強烈な雨男・雨女が編集部の中に居るのでは…?)
そんな中でも、駐車場エリアでは多くの方がテントを広げ、不要になったアイテムやハンドメイド雑貨を並べていました。
今やフリマもネット全盛な時代ですが、リアルなお宝探しのワクワク感、自分だけのお宝が見つかった時の高揚感はこうして対面で手に取ってこそだよなあ。。
などと、商店街のフリマが楽しみだった子どもの頃を思い出しつつ、雨足も強くなってきたので建物の中へ。
中では、コーヒー、スイーツ、雑貨にお野菜と、多種多様な品揃えのマルシェが展開。
県北から県南まで宮崎じゅうのイイモノが並ぶなか、僕は低糖質スイーツ専門店「BLUE OWL」(延岡市)のチーズ饅頭に釘付け。。
低糖質ということですが、美味しさを犠牲にしているワケではなく、ごまかしの無い素材の味が美味〜でした。
タウンみやざき30年の歴史アーカイブス
イベントでは、特別企画としてタンみやのこれまでを振り返るコーナーもあり、創刊号から2017年の最新号までのタンみや本誌が勢ぞろい。
その数、なんと366号!(2017年10月号時点)
この、過去から未来へと果てしなく進んでいく感じよ、、確かな時の積み重ねを感じます。
創刊号は1987年10月号
あっ、30年前の創刊号を発見!(写真左)
「たった200円であなたの胸にはいっていいの?」
というコピーがユニークですね。
全編モノクロという違いはあれど、グルメ、行楽やイベント情報、読者コーナーなど、創刊当時から今と変わらないスタイルだったようです。
掲載されているお店のなかには、今でも健在の人気店も。
とっても気さくなタンみやの編集長登場
忙しい運営の合間を縫って、タンみやを当初から知る編集部長(3代目編集長)の藤本敦子さん(写真右)と現編集長の東条隆子さん(写真左)が取材に応えてくださいました。
藤本さんは、ネットが発達する以前のタンみやについて、「旬なネタを探して宮崎じゅう、とにかく足で稼ぎまくってました。」と振り返ります。
細い路地のひとつずつまで虫の目線で探し歩き、読者との関係を地道に構築し続ける…
その姿勢こそが、タンみやが30年経った今なお読者に愛されるメディアであり続けている秘訣なのだと、強く感じ取りました。
(2017年のタンみや。現代のシーンにしっかり即しながらも、根源にあるものはずっと変わらない。)
東条編集長に今後のタンみやについて尋ねると、
「これからも宮崎を元気に、ワクワクドキドキする情報を発信し続けます!」
と、力強く応えていただきました。
Webでも積極的に発信していますが、今後もあくまで雑誌が軸足。
これからも雑誌だからこそ得られる宮崎の旬な情報、確かな情報を私たちに届けてくれるそうです!
宮崎は退屈だと思っているあなたも、タンみやを手に外に出れば、きっとまだ見ぬ面白い宮崎に出会えるはず。
「テゲツー!ですか?めっちゃ意識してますよ。」
な、なんと〜〜
タンみやさんの間で、テゲツー!の記事をしばしば話題にしていただいてるみたいです!
「ネットメディアながらしっかりと足で稼いだ記事を書いているし、そしてお店のオープン情報が早い!(笑)」
…と、編集長から嬉しいお言葉をいただいてしまい、ありがたき幸せ。。
テゲツーも、大先輩のように永く愛されるメディアを目指していきます!
ではでは。