伝えたいこと、知って欲しいことを小冊子にしてー「Zine it Vol.8」前編


ZINE IT ロゴ
画像出典:Zine it Facebookページ

10月某日。
台風の風雨が宮崎に迫る中、足元をびっしょりと濡らしながらも宮崎市内某所に集まった男たち。
そこでは、とある仕掛けごとの第2回目となる打ち合わせが行われていた。

打ち合わせ

その打ち合わせの中身とは……、

ZINE

ZINE??
ざいん?
もしかしてZ稲?

 

ZINEとはなんぞや?

本とコーヒーとクッキー
画像出典:フリー写真素材ぱくたそ

ZINEは、「ジン」と読みます。
ちょっと調べてみたところ、

ZINEとは、
自作の文章や絵、写真などをコピー機やプリンターで少量印刷し、ホチキスなどでとじた小冊子。
「magazine」(雑誌)が語源とされる。手軽に自分を表現できる手段として1960年代に米国で生まれ、90年代に西海岸を中心に流行。国内では二年前(当時)に東京でイベントが開かれたのを契機に、関心を持つ人が広がっている。
参照元:「コトバンク」(2011-10-3 朝日新聞朝刊 大阪市内 1 地方より)

つまり、自分の好きなことや得意なこと、こんなのあるんだよーとか、みんなにこの魅力を知ってほしいよー、というような、そんな自己表現の気持ちを手作りの小冊子に詰め込んで販売するってことです。

 

宮崎にもZINEイベントがあった!

Zine it Vol.8

そんなZINEの作り手たちが結集するイベントが、宮崎でも定期的に開かれていました。
その名は「Zine it」
「Zine it」は、2012年から毎年行われているアートブックフェスです。
8回目となる今回は、11月23日(木)、勤労感謝の日に開催される予定になっています。

権威によりかかった「アート」だけではない、スポットライトを浴びることのない埋もれたアーティストたちにとっては、ZINEを作ることそのものが、インディーズの証であり表現する衝動の形です。
出典:「Zine it」Webサイト

ホームページには、このような熱いメッセージがあり胸が高鳴ります。
『本を作って売る!』という、ザ・シンプルなキャッチコピーもあり、見事に心をキャッチされました。
うおぉ、これはやるしかねぇ!

 

「Zine it Vol.8」参加者募集中!

Zine itフライヤー
画像出典:Zine it Facebookページ

そういうことで、私・朝笙玖一も、東京で個展を終えたばかりのイラストレーター・池田和宏氏と一緒に本を作って参戦することにしました。
台風接近中の打ち合わせは、このためのものだったのです。

それでは、ただいま鋭意製作中の本のラフ画を少しだけ公開したいと思います。チラっ。

チラ見せ

「Zine it Vol.8」の参加者は、現在のところ36組。
まだまだエントリー募集中のようなので、ZINEという形で表現したいと思っている方は、応募してみてはいかがでしょうか?
また、どなたも入場無料なので。イベントに興味を持たれた方は、気軽に会場に足を運んでみてくださーい。

「Zine it Vol.8」の当日の模様は、後編でお知らせしたいと思っています。

 

【Zine it Vol.8】
開催日:2017年11月23日(木・祝)
会場:LIVE HOUSE ぱ~く
住所:宮崎県宮崎市橘通東3丁目7-15 TRストーンビルBF1 → マップ
開催時間:11時~19時
Webサイト:http://zineit.com/

 

朝笙玖一プロフィール寄稿者:朝笙玖一

文章を書くとストレスが発散するという特異体質。ひっそりと作家を目指している。
ZONEに入ると、ひとの話しが聞こえなくなり、ご迷惑をおかけしております。
水辺に行くと心が落ち着くのは、水属性か生まれ育ったのが青島だからだろうか。酒を飲むと、よー喋る。

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この記事を書いた人

県内各地に散らばる寄稿者用の統一アカウントです。
宮崎県内の地元の人だからこそ知っているおすすめの「グルメ」「観光」情報を軸に、地域の安全安心につながる情報の提供にも取り組んでいきます。

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