7月9日(日)、福岡市中央区春吉にある「HOTEL IL PALAZZO (ホテル イルパラッツォ)」の地下「ザ・オーナーズスイート」において、福岡市では初の宮崎フェスとなる「みやざきフェス2017」が開催されました。
このイベントは、藤澤太郎さん(株式会社ジャスマック 宿泊事業部長 兼 HOTEL IL PALAZZO支配人、日南市出身)の呼びかけにより集まった、田部ひとみさん(みやざきブランドアンバサダー、宮崎市佐土原町出身)をはじめ、飲食店経営者、会社経営者などの在福宮崎県出身者5人で構成される「みやざきフェス実行委員会」が、「NO MIYAZAKI NO LIFE」をテーマに企画したものです。
そこに、宮崎県福岡事務所、宮崎日日新聞社福岡支社、福岡みやざき応援団、都城市、えびの市、日南市、椎葉村観光協会並びに酒造メーカー各社にも協力をいただき開催の運びとなりました。
皆様、ありがとうございます。
当日は、宮崎を代表するパーソナリティDJ POCKYと田部ひとみさんがMCを務め、「みやざきブランドアンバサダー」たちが選び抜いた素材で作られた「宮崎のリゾートグルメ」や、宮崎県出身の4名のアーティストによるライブパフォーマンスなどが披露され、参加総数250人(事務局発表)が、宮崎を身近に感じる3時間を過ごしました。
オープンニングアクトは、椎葉神楽
写真提供:村上敏之氏(京筑フィルムコミッション)
イベントは、椎葉村観光協会による「椎葉神楽」の演舞で幕を開けました。
開演の13時が近づくと、会場は暗転してスモークが焚かれ、太鼓と笛によって奏でられる幻想的な音楽に合わせながら、2人の舞手が力強い演舞を披露しました。
その余韻が醒めないうちに、2人のMC2が登場し、第一部「宮崎リゾートグルメ」について、説明が行われました。
今回は、「みやざきブランド推進本部」から提供された、ピーマン、カラーピーマン、ゴーヤー、平兵衛酢、きゅうり、宮崎ブランドポーク、みやざきせんぎり大根、完熟マンゴー、サニールージュ、パパイヤ、佐土原なすなどを筆頭に、下記の自治体及び企業からたくさんの食材が提供されました。
都城市(都城産鶏肉20kg)
えびの市(ひのひかり10kg)
日南市(魚うどん)
株式会社新海社(宮崎ゴールドカンパチ)
成合へべす園(平兵衛酢)
提供された食材については、それぞれのご担当者がステージに登壇され、その特徴や魅力について、説明が行われました。
「みやざきブランドアンバサダー」監修の料理
写真提供:田部ひとみ氏(みやざきブランドアンバサダー)
これらの食材は、「みやざきブランド推進本部」から委嘱を受けた「みやざきブランドアンバサダー」の皆様の手によって、以下のような「宮崎リゾートグルメ」となって来場の皆さんに提供されました。
写真提供:小野理恵氏(みやざきブランドアンバサダー)/竹森尚彦氏(宮崎県福岡事務所)
【冷製】
・みやざき野菜の彩りサラダ
・みやざき野菜のラタトゥイユ
・カンパチ“みやざきゴールド”のカルパッチョへべす風味
【温製】
・都城産鶏モモ肉のマスタード風味パン粉焼きディアヴル風
・都城産鶏モモ肉 全国からあげ選手権金賞 プーラビーダのチキン南蛮
・みやざきブランドポークと宮崎産ゴーヤのゴーヤチャンプルー
・みやざきブランドポークのローストポーク
・みやざきブランドポークカツサンド
・みやざきゴーヤのゴーヤーボート
【ごはん・麺】
・えびの米のおにぎり 延岡北浦の月塩で
・えびの米と宮崎産きゅうりの冷汁
・日南魚うどん
【スイーツ】
・みやざきマンゴー・パパイヤ・サニールージュのマンダリンオレンジ風味テリーヌ
・みやざきフルーツのアンティエとクープ盛り合せ
【ドリンク】
・みやざきフルーツのサングリア
・みやざききゅうりとへべすのデトックスウォーター
写真提供:みやざきフェス実行委員会
以上、野菜、米、肉、魚と、様々な宮崎食材を使ったフルコースを堪能させていただきました。
これほどの料理が揃うのは、宮崎県内のパーティーでも滅多に無いのではないでしょうか?
宮崎の食材の持つポテンシャルに、参加の皆さんも大満足のご様子でした。
第二部は「NO MUSIC NO MIYAZAKI」
写真提供:村上敏之氏(京筑フィルムコミッション)
「リゾートグルメ」を楽しみながら、会場に流された各自治体のご当地動画や酒造メーカーの動画を見た後、第二部の、宮崎県出身の音楽アーティストのライブパフォーマンス「NO MUSIC NO MIYAZAKI」に突入しました。
第二部のオープニングを飾るのは、みやざき犬・ひぃくんのライブパフォーマンス。
体を張ったそのキレキレの踊りっぷりに、どんどん会場は盛り上がっていきました。
ひぃ君に続いて登場したアーティストは、
・BigFumi(自称「九州で一番体の大きいシンガソングライター」)
・イシイシイ(自称「着火系シンガーソングライター」)
・Ikkyu(2017年8月19日「まつり宮崎」に登場。自称「焼酎の妖精」)
・立川 翼(2017年9月から全国ツアーを開始)
の4人でした。
いずれの皆さんも歌唱力、MCパフォーマンスともにすごく、わずか1時間あまりなのが残念なほど、非常に楽しい時間を提供していただきました。
特に、立川翼さんのライブの途中では、DJ POCKYさんが飛び入りで参加し、「愛のフェニックス」を歌うというサプライズもありました。
その際はひぃくんも再登場して、キレのあるダンスパフォーマンスを披露してくれました。
次は野外で1,000人規模だ!!
写真提供:村上敏之氏(京筑フィルムコミッション)
この「みやざきフェス」は、今回が第1回目でしたが、「みやざきフェス実行委員会」代表の藤澤太郎さん(写真左端)は、イベントの最後の締めの挨拶で、
「来年以降は、このフェスを野外で開催し、参加者1,000人規模のイベントに育てていきたい!」
と、毎年の開催を力強く宣言されました。
来年はどういう内容で、どういう取り組みをしていくのか、今後のみやざきフェスに期待したいと思います。
寄稿者:山中勇輔
延岡市生まれの宮崎市育ち。
転校回数8回で、小学校から高校まで「入学した学校」と「卒業した学校」が一度も一致したことがない。
現在は福岡在住。在福宮崎県人会個人賛助会員。
『中小企業がパートナーとして選びたい福岡の30人』(共著)