こんにちは、高千穂シュガーです
新聞や、ニュースで盛り上げっている「世界農業遺産」
いま、宮崎県では「高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、椎葉村、諸塚村」の高千穂郷・椎葉山地域の農業を世界農業遺産認定へ向けてチャレンジ中ですが、
先日認定機関のFAO(国連食糧農業機関)の調査員の方々が現地視察に来られました。
〜【世界農業遺産の日本代表】高千穂郷と椎葉山の伝統的な農業が世界に!〜
高千穂町では現地の視察に町職員の田崎さんが同行されていましたので、同じ職場ということもあり、実際どうだったか聞いてきました
FAOと高千穂を言葉でつないだ町役場職員
今回FAOの調査員の方の通訳と、現地の人の通訳をこなしたのは高千穂町役場の田崎さん
前職は外資系証券会社でバリバリ働かれていたそうです!
シュガー”お兄さん、よろしくお願い致します”(以下””内はシュガー)
田崎さん「はい、お願い致します」(以下「」内は田崎さん)
”今回は高千穂に来られた調査員の方が沢山いらっしゃいましたが、調査員で二人で外国人の方がいらっしゃいましたね
それで今回の世界農業遺産の現地視察、、調査員の人の様子はどうでしたか?”
「高千穂の棚田と、天岩戸の神楽面など驚きの声を上げてましたね。夜神楽を見てるときは一番盛り上がってたかな、、宮崎県知事がプレゼンをして後は質問をガンガンして、議論も白熱してました」
”なるほど、そうなると通訳も大変だったんじゃないですか?というか通訳の経験ってあったんですか?”
「そうですね、町長や集落の人が話す高千穂弁の通訳や、世界農業遺産の認定のキモでもある用水路が出来た背景とか、焼き畑の農法の説明が難しかったですね、手作りのあんな用水なんてなかなか珍しいし、焼き畑の畑を焼いて作付して、焼いた効果がなくなって来た頃に次の畑に移ってのサイクルなどは同説明したもんかと悩んだりで・・(笑)」
”なるほど(笑)日本人でもよくわからない所有りますしね。”
”個人的に通訳ってどんなかんじですか?”
「通訳としての経験はなかったんだけど!初めての経験でとっても楽しかった!」
”ぶっちゃけ認定されると思います?”
「もちろん!手応えあり!高千穂の農業に興味津津、特に神楽の伝承文化はバラバラの集落で20もの文化が残っているのは特に素晴らしいと僕も思いますね」
”そういえば話変わりますけど、Uターンして見て1年、高千穂、宮崎ってどうですか?”
「何だいきなり(笑)うーん、昔から高千穂に帰って地域のために働くことが夢だったからその目標を達成出来て楽しい毎日を過ごしていますね。でもそこで目標を1回達成したから、また次の目標を決めて行動して行きたいかな」
”なるほど!話し変わりますけど、飲み会いつしますか?”
「うーん、田植え終わってからかな」
”結局、どうですか?認定されると思います?”
「さっきも言ったけど大丈夫だと思う。それに認定されることが目的じゃなくて、それからどう保全していくかが大事だと思っているんです。結局認定されても何かアクションがないと意味が無いし、世界農業遺産に認定された意味を考えて行動する事が大事で、それを集落などに伝えて行きたいと思う。」
”さすがです、めっちゃ同感で、認定がゴールじゃなくてスタートですよね・最後にテゲツーだけに教えちゃう言ってもいい範囲のすごい事ありますか?”
「河野知事の英語がすごく上手だった、発音がすごい!アドリブも入っててさすがアメリカ帰り」
「それと高千穂酒造の露々をすごく気に行ってたww」
米が良かったのかなww
露々
世界農業遺産が見せる地域農業の未来
いま崩れ落ちるか落ちないかの真ん中くらいにいる中山間地域の農業
それと同時にきっかけさえあれば、立ち上がる事も可能な中山間地域の農業
高値が続く宮崎牛の市場、価格の下落が際立つ宮崎のお米、どれも同じ宮崎の農業です
世界農業遺産認定が見せる地域農業のどうなるんでしょうか・・
まぁ間違いなく言えることは頼らず自分たちの頭で考えて動くことですよね
なんさま、とりあえずは認定目指して頑張りましょう!
それでは今日はこのへんで
ではでは