皆様こんにちは。冷や汁エバンジェリストDiceです。
8月に入り、本格的な冷や汁シーズンの真っ最中。皆さん、冷や汁食べてますか?
今回は、冷や汁が食べられるお店訪問シリーズ、宮崎編の第6回として、木城町椎木の木城西都線沿いにある「山菜長越」をご紹介しましょう。
高鍋高岡線と木城西都線が交わる大口川交差点(新富町)から木城西都線を北上し、坂を下ってもうすぐ木城町の平野部に抜けるかなというあたりの左手に見えてくる、2階建てで白壁の古民家風の建物が、目的地の「山菜長越」。
玄関横では、大きな信楽焼のたぬきが出迎えてくれます。
山菜料理がメインの店の夏季限定メニュー
こちらは、山菜おこわの「山菜ビーコー」や手打ちそばなどで有名なお店ですが、梅雨が明ける頃から9月末頃までの夏季限定で、「冷や汁定食」(1,100円)がメニューに登場します。
山菜の煮つけも楽しめる冷や汁定食
しばらく待って、「冷や汁定食」が運ばれてきました。
ごはんに、擂り鉢に入った冷や汁、角皿には干し椎茸や干し筍、ぜんまいなどの煮付け、ニンジン、苦瓜、柚子の皮の味噌漬け、苦瓜の佃煮という組み合わせ。
がっつり食べたい人にはちょっと物足りないかもしれませんが、カロリー低めでヘルシーなメニューです。
いりこだしの冷や汁
こちらの冷や汁はちょっと色が黒っぽい感じなのですが、これは擂り鉢でいりこを擂ってだしとしているので、その色が出ているものと思われます。
具材は、輪切りのキュウリ、大葉、ほぐした木綿豆腐とオーソドックス。
ごはんは白米
おおぶりな茶わんに盛られたごはんは、白米100%。
ごはんにかけていただきます!
いつものように、冷や汁の全量をごはんにかけてみました。
ちょっと汁が多いかなと思いますが、こちらではごはんのお代わりができるので、2杯食べるつもりで冷や汁を半分ずつ使うとちょうど良さそうです。
山菜の煮付けも含めて全体的に量が軽めなので、ごはん2杯でも問題無く食べられそう。
肝心の味は、いりこの風味が効いていて塩味のバランスも良く、キュウリのシャキシャキ、豆腐のふわりとした食感に、噛むほどに米の甘みも感じられます。
甘辛い山菜の煮付けや味噌漬けのしょっぱさで味や食感の変化をつけながら食べ進むと、一気に食べ終わって、ごはんお代わりすれば良かったと思ったのでした。
いりこだしの山の冷や汁の代表格、皆さんもシーズン中に是非味わってみてください。
【山菜長越】
住所:木城町椎木3444-4 → マップ
電話:0983-32-2700
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜日