第1回ドレッシング選手権でミツイシの日向夏ドレッシングが金賞!


日向夏ドレッシング金賞

みなさん、こんにちは。野菜食べてますか?
サラダにはいろんなドレッシングかけて食べる派で、意外とドレッシングの目利きだったりして?と一人悦に入っている食いしん坊のゴエ姉です。

そんな私のところに、ミツイシ株式会社(日向市)の「日向夏ドレッシング」が第1回ドレッシング選手権で金賞を受賞したとの朗報が飛び込んできました。

目次

第1回ドレッシング選手権

ドレッシング選手権審査の様子

「ドレッシング選手権」は、日本野菜ソムリエ協会が調味料の魅力を社会に広め、調味料業界の活性化を目的として開催している「調味料選手権」の特別企画として開催されたもので、一次審査、最終審査を経て、3月7日(火)に東京・築地にある魚河岸スタジオで第1回の最終結果が発表されました。

記念すべき第1回となる今回は、全国のメーカーから91種類のドレッシングの応募があり、野菜のプロからなる審査員と、インスタグラムでの一般消費者からの食べてみたい商品への「いいね」ボタンの数で審査され、一次審査で20種類に絞られた中から、最終的に特別金賞、金賞、銀賞、銅賞と、地域の味ベスト賞が選定されました。

そして、ミツイシの「日向夏ドレッシング」は、惜しくも最高位の特別金賞は逃したものの、堂々の金賞受賞という栄冠を勝ち取ったのでした。

ミツイシ株式会社って!?

ミツイシ株式会社外観

ミツイシ株式会社は、1917(大正6)年に設立された蛤碁石の製造元「黒木碁石店」から発展した会社です。
1986(昭和61)年から日向市平岩の国道10号線沿いでドライブイン「はまぐり碁石の里」を運営されていた(2020年3月末で閉店)ので、ご存知の方も多いはず。
蛤碁石の製造では世界トップシェアを誇りますが、それ以外に碁盤製造、加工食品・菓子製造事業や通販事業、ビジネスサポート事業などを多角的に展開されています。

宮崎県地域経済振興100年企業顕彰の賞状を手にする黒木社長

2022年11月には、長年に渡り企業活動を行い宮崎県経済の振興や発展に寄与した県内企業を顕彰する「宮崎県地域経済振興100年企画顕彰」を受賞するなど、地域経済への貢献度も大きい会社なのです。

今回金賞を受賞した「日向夏ドレッシング」は、2011年に発売された同社の主力商品で、現在全国のデパート、スーパーマーケットや道の駅など約8千店舗で販売されており、香港や台湾など海外でも販売中です。

「日向夏ドレッシングmild」と「日向夏RED」

同社は柑橘系の加工が得意で、日向夏を使った製品では、やさしい酸味の「日向夏ドレッシングmild」、フルーティで酸味が苦手な子どもや健康に気遣う人におすすめというリンゴ酢を使った「日向夏ドレッシング+(プラス)」、スパイシーな辛味でギョウザやラーメンに合う新製品の「日向夏RED」などもあります。

黒木社長にお話しを伺いました

黒木宏二社長

今回のドレッシング選手権について、黒木宏二社長に伺いました。
「ドレッシングのコンテストなら、主力製品である『日向夏ドレッシング』で挑戦してみたい」
とエントリーされたのだそうです。

「ドレッシングに使う日向夏は全て宮崎県産で、年間20~30トンを市場などから果実で仕入れし、加工しています。
皮と果汁に分けて非加熱の生ドレッシングを作ります。そうすることで、香りと食感が残ります」
とのこと。

日向夏は皮の香りがよいのも特徴なので、香りを生かす加工をされているのですね。
私は、ミツイシの「日向夏ドレッシング」はボトルが洗練されていて、ドレッシングに入る具材がキラキラとして見た目が美しく、日向夏の香りもあり、程よい酸味でいろんな食品に合う味だと感じましたが、こんな工夫をされているのですね。

黒木社長は、今回の受賞について、
「発売から12年目で称号をいただいて純粋に嬉しい。
宮崎県の旧国名の“日向”が名前に入った『日向夏ドレッシング』は、宮崎を売る絶好の機会なので、これを機に全国に広めたい」
と話されました。

黄ゆずと青ゆずのドレッシング

また、今後の展開については、
「日向夏は、国内では南国イメージがあるものの海外での知名度はまだなく、宮崎の中山間地域で生育されるゆずは“YUZU”として海外でも通用するので、ゆずの加工品にも力を入れていきたい」
とのこと。

ミツイシは商材として柑橘が得意ということですが、柑橘の商品ばかりということではなく、得意とする「具材たっぷりの商品づくり」で他社へのOEMでショウガを使う商品を開発したりしており、OEMなどのビジネスサポート事業も今後伸ばしていきたいとのことでした。

ドレッシングだけではなく、同社の今後の一層の発展を期待したいと思います。

Bassyプロフィール寄稿者:ゴエ姉
コンテンポラリーダンサー・振付家。イベントの取材とダンスを同時にこなす独自スタイル。テーマに合わせての即興ダンス「#姉さんシリーズ」など。景気付けに落成式やオープニングに呼ばれて踊ること多数。食材の特徴を活かすレシピ開発や料理教室を行う。これまでの食歴と鋭い味覚で食品官能調査パネリストに参加、レシピサイトのアンバサダー。食に関する相談を受付中。ミュージアムショップではPR活動を行う。


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この記事を書いた人

県内各地に散らばる寄稿者用の統一アカウントです。
宮崎県内の地元の人だからこそ知っているおすすめの「グルメ」「観光」情報を軸に、地域の安全安心につながる情報の提供にも取り組んでいきます。

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