発酵ハーブティーShutto(SUNAO製薬)が審査員賞受賞!-第8回ジャパンメイド・ビューティーアワード


東京ビッグサイト

特に今のところ健康に不安はないのですが、大台を超えたのでアンチエイジングにも興味のあるDiceです。
3連休明けの月曜日、東京・有明にある東京ビッグサイトに出かけてきました。

アンチエイジングジャパン等看板

お目当ては、9月26日(月)~28日(水)に開催される、「第8回アンチエイジングジャパン」という展示会。
「ダイエット&ビューティーフェア2022」と「スパ&ウエルネスジャパン」という3つの展示会の併催ですが、「アンチエイジングジャパン」の方に宮崎から出展される事業者さんがあるというので、ご挨拶かたがた伺った次第。

目次

「優乳甘酒」の(株)Milk Lab.

(株)Milk Lab.のブース

最初に伺ったのは、(株)Milk Lab.(宮崎市)のブース。
午前10時の開場すぐに伺ったのですが、既にメディアの取材が入っていました。

山中章英社長

ご対応いただいたのは、いつも元気な山中章英社長。
手にされているのは、今回出展のメイン商品「優乳甘酒」で、右からノーマル、きんかん、黒生姜という3つのフレーバーがあります。

牛乳を米糀で発酵させた「優乳甘酒」には、遊離アミノ酸がたくさん含まれていますが、その中でもγ-アミノ酪酸(GABA)が通常の甘酒よりも多く含まれているそうです。

今回、同社と大妻女子大学家政学部の小治健太郎教授との共同研究で、GABAを含む麹菌発酵飲料を継続して摂取すると、肌の弾力を改善する効果が確認されたとのこと。
つまり、「優乳甘酒」を毎日飲むと、お肌の状態がよろしくなるということなんですね。これは嬉しい。

高千穂で有機栽培を行う農業生産法人おたに家(株)

おたに家のブース

続いて、(株)Milk Lab.の山中社長に「おたに家さんも来てるよ」と教えていただいて伺った、農業生産法人おたに家株式会社のブース。

高千穂町尾谷地区で有機JAS認証を受けて、蕎麦、ハトムギ、米、小麦などの農産物を生産し、その加工品を販売している会社です。

工藤学さん

対応いただいたのは、同社企画・営業部の工藤学さん。
現在、加工場についても有機JAS認証を受ける手続きを進めているということで、認証が得られれば、晴れて加工品にも有機JASの認証マークを付けられるようになると話されていました。

私も、もち麦を冷や汁を作る時によく使うので、安心・安全な宮崎(高千穂)産が入手できるのはありがたいです。

ブルーベリー葉の発酵茶で勝負のSUNAO製薬

SUNAO製薬のブース

続いてお邪魔したのは、しっかり造り込まれたオシャレなブースの株式会社SUNAO製薬(宮崎市)。
サプリメントや化粧品のOEM(受託製造)を中心に、自社製品の開発・製造も行っている製薬会社で、テゲツー!でも以前、「肝酵素γ」という酵素ドリンクの発表会を取材したことがあります。

廣澤直也社長

ご対応いただいたのは、同社の廣澤直也社長。
手にされているのは、今回の出展商品である、ブルーベリーの葉を発酵させて作られた「発酵ハーブティー shutto(シュット)」
プレーン(写真左)とジンジャーブレンド(写真右)の2つのフレーバーがあります。

今を遡ること15年以上前、宮崎県と宮崎大学の共同研究の中で、ブルーベリーの葉に実の8倍ものポリフェノールが含まれていることが確認され、それ以来、ブルーベリー葉を用いた機能性食品の開発が続けられてきました。
しかしながら、ブルーベリー葉には特有の酸味やえぐみがあって、なかなかこれという製品が登場してきませんでした。

発酵ハーブティーshutto

SUNAO製薬では、宮崎大学、宮崎県農業試験場茶業支場、宮崎茶房(五ヶ瀬町)、亀長茶園(延岡市)と協力して開発に当たり、2年の歳月をかけて商品化にこぎつけたとのこと。
発酵という工程を経てもポリフェノールの含有量はそれほど落ちず、酸味は和らげられて、これまでに無く飲みやすいお茶に仕上がっていました。

廣澤社長は、今回の展示会で、開発に関わったたくさんの人の思いも伝えたいと仰っていました。

第8回ジャパンメイド・ビューティーアワード

授賞式

そのSUNAO製薬の「発酵ハーブティー shutto(プレーン)」は、今回の展示会の主催者であるインフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社が選定する「第8回ジャパンメイド・ビューティーアワード」において、見事に審査員賞を受賞したのでした。

このアワードでの受賞は、同社にとっては2019年に行われた第5回の際の「無添加青汁 shutto」で優秀賞を受賞して以来2度目となります。

惜しくも最優秀賞、優秀賞は逃しましたが、エントリー21品目のレベルの高い商品群の中から審査員の評価を得られたことは、ブルーベリーの生産者を始め、商品開発に関わってこられた皆さんの思いが結実した結果だと思います。おめでとうございました。

抗酸化作用を持つポリフェノールは、アンチエイジングの観点からも積極的に摂りたい機能性成分ですので、この受賞を機に、宮崎発の新たな機能性食品として認知が広がることを期待しています。

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
2020年8月からテゲツー!のWebサイトの管理運営を引き受け、ライター兼編集長としてテゲツー!全般の面倒を看ています。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。

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