2018年、明けましておめでとうございます。
昨年は65本の記事で、様々な宮崎をお伝えしましたが、今年も最低週1本のノルマを守って、宮崎の動きをお伝えしていこうと思います。よろしくお願いします。
さて、今年の1本目としてお届けするのは、昨年12月に発売が開始された「カレー豚みそ」です。
今年、大ヒット間違いなしの予感のあるこの「カレー豚みそ」の、12月11日に「まんまーる」で行われた発表会の模様をお伝えしましょう。
まるみ豚×ヤマエ×カレー王子の3社コラボ
この「カレー豚みそ」は、有限会社協同ファームとヤマエ食品工業株式会社、カレー倶楽部ルウの3社のコラボにより開発された、画期的で新しい食品なのです。
まず、協同ファームの日高義暢社長が、
「1年前にも新商品の発表をこの場で行いましたが、今年は、ルウ王子とヤマエさんとの3者で作る縁に恵まれました。
今回も、ティーネットプロさんの指導の下で、こうして発表会を開くことができました。
豚肉の製品は、冷凍・冷蔵が基本ですが、これは常温の製品になります。
常温の製品があることは、通販などでも大きな可能性を持ちます。クール便では送料も余計にかかりますが、これだとレターパックでも送れます。これはものすごいことです。
一昨日まで香港に行っていて、現地のサプライヤーさんに見せたら、香港ではおにぎりがブームで、カレーも人気なので、早速見積もりが欲しいという話になりました。
今日は、いろんな料理にアレンジして出していただけるということですので、是非召し上がっていただきたいです。」
とご挨拶。
続いて、ヤマエ食品工業株式会社の江夏啓人常務が、
「弊社の製品の約6割が味噌・醤油で、4割が『高千穂峡のつゆ』関係で、全部で1,000アイテムほどあります。
ルウ王子の店は近所ですが、協同ファームの日高社長は世界を見て活動をされており、何らかお手伝いできればと取り組みました。
味噌の素晴らしさをもっと広げたいと思っているのですが、都城でも1,200人いる小学生のうち1~2割しか朝、味噌汁を飲まないというデータもあります。
宮崎からもっと発酵食品を広めていけたらと考えているので、よろしくお願いします。」
と挨拶されました。
そして、いつものように黄色い覆面をかぶり、黄色一色でコーディネートされた衣装で登場のカレー倶楽部ルウ店主のルウ王子。
「ヤマエさんとは、同じ都城なので、これまでもカレー専用の『みやこん醤油』でコラボしてきました。
今回のお話を伺った時、豚味噌はごはんに合うし、もちろんカレーもごはんに合うので、絶対に行けると思いました。
豚味噌の甘さとカレーの辛さがマッチして、美味しい食品に仕上がっています。
売れる予感がすすので、是非、召し上がってください。」
と、意外にもいつものルウ語を封印した挨拶でした。
さらに、この3者のコラボをまとめ上げた、(有)ティーネットプロの津曲智英社長が登場し、
「まるみ豚さんから、常温の商品を開発したいというお話があり、その前に『みやこん醤油』でヤマエさんやルウ王子とお付き合いがあったので、『カレー豚みそ』の開発を提案しました。
3者連携はなかなか難しいのですが、皆さん積極的にチャレンジしていただいて、今日の披露を迎えることになり嬉しく思います。
試行錯誤しながらの開発で、いろんな問題もありましたが、技術的な工夫をして乗り越え、着手から1年以上かかって作り上げました。
これが世間に広がると、3人の努力も報われるのではないかと思います。
今日は、まんまーるの佐藤シェフの手による料理がばんばん出てきますので、堪能いただければ幸いです。」
と開発秘話を交えてご挨拶されました。
まずは試食
紹介や写真撮影タイムが終わった後で、まずは試食してみてくださいと、3種のアミューズが供されました。
左から、カレー肉味噌の載ったおむすび、カレー肉味噌ラザニア、カレー肉味噌が練り込まれたバケット。
おむすびに載せるのは王道の使い方ですが、いただいてみると、肉味噌の少し甘くて濃厚な味わいの奥から、カレーの香りとスパイシーさが顔をのぞかせ、長い余韻を楽しませてくれます。
これは、新感覚!!
カレーの香りは強いので、下手をするとカレーが主張しすぎるのですが、これは肉味噌でありながらカレーというバランスを見事に保っています。
この味に仕上げるのに1年余を要したという、そのご苦労もよくわかる完成度の高さです。
味と香りのバランスがよく取れているので、イタリアンのラザニアにしても、確かにベースには肉味噌の味があるのですが、まったく違和感がありません。
生地に練り込んで焼かれたバケットも、ほのかに香るカレーと、噛み締めると味わえる肉味噌のこくが、なかなかに楽しい仕上がりです。
この3種だけでも、「カレー豚みそ」の持つポテンシャルの高さが見て取れます。
まんまーるのシェフ陣による多彩な料理
アミューズをいただいた後は、佐藤シェフ率いる「まんまーる」のシェフ陣による20種類を超える料理が、ビュッフェ形式で振る舞われました。
そのどれもが、「カレー豚みそ」を使ったものというのですから驚きです。
そして、当然のように、どれを取っても美味しい!!
佐藤シェフは、
「すごく使いやすい素材で、和・洋・中、エスニック料理にも使えます。
少量入れるだけでOKで、パンにも練り込んでみましたが、焼いても香りが飛ぶこともありません。
ロングセラーの商品になれば良いと思います。」
と、その感想を話されました。
お買い求めはこちらから
一流料理人からも大絶賛のこの「カレー豚みそ」、ラディッシュセブンでも取り扱いがあるようですが、当面は、それぞれの会社が関わる通販サイトでの販売がメインとなるとのことです。
販売チャンネルは徐々に広がっていくと思いますが、とりあえず試してみたいと思われる方は、下記のサイトからどうぞ。いずれも1パック580円(税込、送料別)になっています。
・まるみ豚の通販サイト
・江夏本店の通販サイト
・47CLUBの通販サイト