知ってましたか?10月1日は国際コーヒーの日。
かつては各国でそれぞれに制定されていたそうですが、国際コーヒー機関によって2015年からこの日に統一され、世界共通の記念日となったようです。
朝晩の冷えも日に日に増しつつあり、みなさんもコーヒーを飲む機会が増えてきているのでは?
そんなコーヒーシーズンの始まりを歓び、分かち合うためのコーヒーが主役のイベントが宮崎に生まれました。
宮崎初開催のコーヒーフェスティバル
参照元:https://faavo.jp/miyazaki/project/2096
都心で盛り上がっているコーヒーイベントを宮崎でも!と初開催された「MIYAZAKI COFFEE FESTIVAL」
クラウドファンディングサイト「FAAVO」にてプロジェクトを達成し、開催前から注目を集めていました。
僕も一人のコーヒー好きとして、心待ちにしておりましたよー。
開催日、9月30日は爽やかな風の気持ち良い秋晴れに恵まれました。
そして、ご覧のとおりの人だかり!
県内外から集まった約20店舗のブースは、いずれも大勢の人でにぎわっていました。
中には早々に売り切れてしまったブースもあったよう、、
市外からやって来た出店者さんたちを中心に、列をなしていましたね。
なかなか全ては回りきれなかったのですが、僕が出会った素敵なコーヒーをふたつご紹介します。
東京からのIターン女子が淹れるコーヒーは優しい味
写真左の石川唯子さんは、なんと8月に縁あって東京からはるばる小林市へと移住してきたばかり。
宮崎でのイベント出店もこれが初ということでした。
飲みやすいタイプとして提案いただいた手前のコーヒーは、コスタリカ産。
口に含んでまず感じたのは、丸みのある優しい味だなという印象。
苦味は少なく、むしろほのかな甘みが豊かな果実味と共に喉をすうっと通り抜けていくのを、ひとくちごとに実感しました。
後ろの自家製レモンシロップジュース&酵素ジュースも思わず「うまーい!」と声に出るほど美味しい。
そして、とっても朗報です。
石川さんは今、小林でカフェのオープンに向けて準備を進められています。
近日中にオープン予定ということで、改めてテゲツー!でもレポートしたいと思っているのでぜひお楽しみに。
コーヒー×日本茶のまさかのコラボ
こちらの男性が手に持っているのは、コーヒー用のポットではなく、急須。
そして淹れているのはなんと、コーヒーほうじ茶?!
そんなまさかの組み合わせを提案するのは、都城市からやってきた「日本茶専門店 日向時間」さん。
香りの良いほうじ茶の茶葉を蒸らしたあと、茶葉よりやや少なめの量のコーヒーを投入。
そのまま一緒に淹れていきます。
こうして見ると、普通のコーヒーと何ら変わりない感じ。
おそるおそるすすってみると…あっ、美味しい!
深いほうじ茶の味わいに、コーヒーの香ばしさがほのかにプラスされていて、ダブルでホッと落ち着きます。
バリスタ・ラテアート体験etc…充実の体験ブース
会場奥では出店者さんが講師として教えてくれる体験ブースも賑わっていました。
バリスタ体験ブースではマシンでエスプレッソを抽出し、ミルクをスチームして注ぎ、ラテアートを描くという、一杯のカフェラテが出来上がるまでのすべてを体験。
幅広い世代の参加者たちが、熱心にバリスタの話に耳を傾け、挑戦する様子は真剣そのもの。
ある参加者は「難しい!」と思わず唸っており、バリスタの技術の凄さを実感したようです。
たったひとりの熱い想いから実現したコーヒーの輪
素敵な笑顔の2人は、主催者の安藤綾香さん(写真左)とgarage Coffeeの杉田大地さん。
安藤さんはなんと、イベントにかかる準備の大部分をひとりで担いながら、開催までたどり着いたのだそう。
当日もひとりで各ブースを休みなく走り回られていました。
「美味しいコーヒーを、一杯のコーヒーに懸ける人たちの想いをもっと宮崎に広めたい!」
という熱い想いが、多くの出店者さんや協力者を巻き込み、予想を上回る3,000人もの規模の大盛会に結びついたのですね。
「これで終わりにはしたくないので、反省も踏まえながら、来年以降も続けていきたいです!」
と、さっそく今後への意気込みも聞かせてくださいました。
僕自身参加してみて、コーヒーの輪はこれからもっともっと広がっていくはず、と可能性をとても感じました。
なので、このイベントもパワーアップしながら開催を重ね、宮崎のコーヒーカルチャーとして浸透していく未来が来てほしいなあと、勝手に期待しちゃっています。
ではでは。