【開店】ヘルシーなタイの屋台麺が美味い! ー ちょんぷーや


ちょんぷーや全景

自分ではなかなか創りませんが、意外とエスニック料理も好きなDiceです。

久しぶりに山形屋百貨店新館東側の道を、若草通り方面に自転車で走っていたら、左手に新しいお店がオープンしているのを発見しました。

看板見ると、「ちょんぷーや」とあります。
その下には、タイ語っぽい文字が並んでいるので、エスニック料理店の匂いがしますね。
入ってみましょう。

 

まずは券売機で食券を買ってね

券売機

扉を開けて中に入ると、
「食券お願いします!」
と言われました。
扉の右手に券売機があります。
選べるボタンは、まだ4つしかありません。

麺メニュー2種の説明

その横に、メニューの説明がありました。
まずは、「クイッティアオ」というタイで日常的に食べられている、いわゆるタイ風ラーメンが2種類。

「ナーム」が基本のようで、米の麺に透明のあっさりしたスープ。
具材は、豚肉団子、魚のすり身揚げ、もやしなどとあります。
お値段550円。

「トムヤム」は、タイ料理で最も有名と言って良い「トムヤムクン」でもわかるように、甘酸っぱ辛いスープ。
具材は、「ナーム」と同様に豚肉団子、魚のすり身揚げ、もやし、パクチーなどで、お値段750円。

カオマンガイの説明

他のメニューは、「カオマンガイ」がサイズ違いで2種。
「カオマンガイ」というのは、茹で鶏とその茹で汁で炊いた白米を盛りつけてタレをかけた、東南アジアではポピュラーな料理で、シンガポールでは「海南鶏飯」と言います。

大(700円)はスープ付き、小(300円)は小さな茶碗サイズのようです。

 

店内は、カウンターとテーブルで全14席

カウンター席

店内は、厨房前のカウンターに6席と、2人掛けのテーブルが2卓、4人掛けのテーブルが1卓で、決して大きな店ではありませんが、シンプルで清潔感のある内装です。

テーブルセット

テーブル上には、冷たい水の入った容器とグラス、箸などのほか、タイの屋台ではおなじみの、ナムプラー、唐辛子づけの酢、刻み唐辛子、砂糖という4種の調味料セットが置かれています。

お好みに応じて、この卓上の調味料を足して、自分なりの味で食べるのが、タイ流。

 

クイッティアオ トムヤム

クイッティアオ トムヤム

2種類ある「クイッティアオ」のうち、お薦めを伺ったら、「トムヤム」ということだったので、お薦めどおりに注文してみました。

麺は、中太の平打ち麺。おそらく、センレックという麺ではないかと思います。
小麦の麺のようにコシはありませんが、つるつるとした喉ごしと噛んだときのぷっつり切れる食感が面白いです。

スープは、確かに酸味と甘みに唐辛子の辛さがありますが、いずれも強いものではなく、鶏ベースと思われる出汁の旨味もよく味わえます。
砕いたナッツと挽肉も入っていて、麺のぷっつり、もやしのシャキシャキにナッツのコリコリという食感とそれぞれの旨味のバリエーションが楽しいです。

これに、前述したナンプラーや唐辛子づけ酢、刻み唐辛子、砂糖などを加えてみると、また味に変化が出て楽しめます。
砂糖というのがちょっと意外かもしれませんが、砂糖が唐辛子の辛味を抑え、味にコクが出るので、味の変化を楽しむには一番いいかもしれません。
ただし、糖質制限中の方は要注意。

 

サイドオーダーのカオマンガイはマスト

カオマンガイ(小)

こちらは、「クイッティアオ」と相性の良い、「カオマンガイ(小)」
鶏のスープをよく吸ったご飯と、上に載った、しっとりとした茹で鶏の組み合わせは最高!
かかっているタレは、醤油ベース。

これは、「クイッティアオ」を食べる時はマストかも。
特に、「ナーム」食べるときは外せませんね。

これだけ食べたいという方のためには、スープ付きの「大」(700円)が用意されているところがさすが。

 

イケメン店主がお待ちしてます。

永山大介さん

こちらがイケメン店主の永山大介さん。
7月11日に、このお店をオープンしたばかりだそうです。

店名の「ちょんぷーや」の由来を伺ったら、「ちょんぷー」というのがタイでよく食される果物とのことで、調べてみたら、日本語でレンブ(蓮霧)、英語でRose Appleという、リンゴと梨を合わせたような食感の果物でした。

実はこのお店、近くにある人気のタイ料理店「まんごや」の姉妹店ということで、果物つながりでこの店名になったとのこと。

現在は、営業時間も15時までとランチタイムだけの営業ですが、今後少しずつ伸ばして行き、ビールを置いたり、メニューも増やして行きたいとのことでした。
まだオープンしたてではありますが、今後の変化が楽しみですね。

最近の若草通周辺、パッタイ屋さんができたり、なんとなくエスニック料理が増えてきたなという印象があります。
姉妹店の「まんごや」含め、お互い刺激し合って、美味しいものたくさん食べられるようになると嬉しいです。

 

【2016年8月13日追記】
今日から、営業時間が17時まで伸びて、ビール(600円)と簡単なおつまみが出せるようになったそうです。

 

【ちょんぷーや】
住所:宮崎市橘通東3-6-5 第2みとよビル1-B ⇨ マップ
TEL&FAX:0985-20-1022
営業時間:11:00~17:00
定休日:当面なし

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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