これは驚き!!みやざき地頭鶏の鶏冠(トサカ)を食す


トサカの刺し身

このところ人間が円くなったのか、とさかに来るほど怒ることもなくなったDiceです。

そんな私のところに、いつも「本格焼酎ドット恋」の例会でお世話になっている、「まごころダイニングやまぢ」の女将・黒木素弓さんから、みやざき地頭鶏の面白い部位が入荷したとの連絡があったので、29日の肉の日に、早速でかけてきました。

お店に着いたら、待ってましたと出していただいたのが、これ。
美しいピンク色の物体が、食べやすく切られて皿に盛られていますが、何を隠そうこれが、みやざき地頭鶏鶏冠。そう、トサカの部分なのです。

きれいに洗ったトサカを、そのまま切っただけ。
鶏の頭にある時はもっと赤いと思うのですが、血抜きをするとこんなに美しいピンク色になるのですね。

トサカ刺しアップ

醤油を少しつけて口に入れると、クニュクニュした中にコリッとした軟骨の食感が面白く、噛んでいるうちに微かな甘みを感じさせつつ、ほどけて溶けて行きます。

臭みは全くなく、味も薄いので、基本的に食感を楽しむものですね。

トサカの炙り刺し

表面をバーナーで少し炙ったものも刺し身で出していただきました。
添えられてレモンを絞って、塩をつけて食べます。

こちらの方が、少し香ばしさが出て、味の活性も増すような気がします。

調べてみると、トサカの料理はいろいろあるようですが、トサカに豊富に含まれているヒアルロン酸は、熱に弱いらしいので、こうしてあまり火を通さない形で食べるのが良さそうです。

 

幻の白レバーも美味い!

赤白レバー刺し

トサカを食べた後は、みやざき地頭鶏のレバー刺しをいただきました。
この日はラッキーなことに、白レバーが入っていて、赤白の盛り合わせで出していただきました。
赤の方はコリッとした食感ですが、白の方はふわりと柔らかく溶けて、強い旨味が残ります。

トサカは雄だけにしかありませんが、女将さんによれば、白レバーは雌の一部だけにしかないのだそうです。
出会える確率の低い白レバー、食べられたら超ラッキー!

ゴーヤとクリームチーズの和え物

肉の日だけど野菜も食べないとなと思っていたら、旬のゴーヤが出てきました。
スライスして塩もみしたものを、クリームチーズと削りカツオで和えたもの。
いやー、これも美味いですね。
ついつい焼酎が進んでしまいます。

鶏むね肉とアボカドのカルパッチョ

もう一品、「みやざき地頭鶏のむね肉とアボカドのカルパッチョ」
これもお気に入りメニューの一つ。相変わらずの美味さでした。

いかがでしたか?
ちょっとグロテスクで、見た目だけでダメっていう方もいらっしゃるかもしれませんが、ヒアルロン酸たっぷりで食感も面白い、みやざき地頭鶏のトサカ、なかなか楽しめますよ。

雄1羽に1枚だけの希少部位なので、常に入荷しているとは限らないので、どうしても食べたい方は、事前に確認してから行かれた方が確実かと思います。

炭火焼きはもちろん、他にもいろいろ美味しい料理とレアものの焼酎も揃っているので、是非ともお出かけください!!

 

【まごころダイニング やまぢ】
〒880-0001
宮崎市橘通西3-8-5 ⇨ MAP
TEL: 0985-23-3213
営業時間:18:00~24:00(LO 23:00)
定休日:日曜日(月曜祝日の場合は日曜営業、翌日定休)

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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