
こんにちは!宮崎のおいしいものと素敵な人たちが大好きなライターの牛島奈津子です。
『菓te-ri(カテーリ)』ファンの皆さん!
『菓te-ri(カテーリ)』さんが、ワクワクするニュースを届けてくれました。
あの全世界累計1,100万部、そして「NHK Eテレ」でも大人気のアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』に登場するお菓子「ハンターバターサンド」を、本物のスイーツとして商品化したのです。


この情報を知ったとき、
「あの『銭天堂』とコラボ!?すごすぎる!」
「どうやってそんなすごい話が決まったの!?」
と興奮したファンの方も多かったのではないでしょうか?
私もその1人で、興奮しすぎて『菓te-ri』代表の椎葉昌史さんにインタビューしてきました。
始まりは「助け合い(かてーり)」の心から。宮崎の魅力を届けたい想い

まず、『菓te-ri』の原点の話からお伝えします。
東京から故郷の宮崎へUターンしてきた椎葉さん。
地元に戻って改めて感じたのは、「宮崎には、全国に知られていない素晴らしい素材がまだまだたくさんある」ということでした。
「宮崎の豊かな素材をお菓子にして、県外のたくさんの人にも知ってもらいたい、届けたい」
そんな熱い想いから、2017年にブランド『菓te-ri』を立ち上げ、2019年には椎葉村に本店をオープンしました。
初めに作ったスイーツは宮崎県産の食材にこだわった「蕎麦の実フロランタン」でした。
〝椎葉村を知るきっかけになるお菓子〟というコンセプトから生まれたということです。
ブランド名の基になってる「かてーり」は、椎葉村で昔から大切にされている「助け合い」を意味する言葉です。
農家さんや生産者さん、そして私たちファンと一緒に手を携えて、宮崎の魅力を全国へ伝えていく。
私たちがいつも味わっているあの優しいおいしさには、この温かい心がギュッと詰まっているんですね。
きっかけは「うちで作れたら、面白いよね」の一言からの行動力!

今回の「ハンターバターサンド」という『銭天堂』とのコラボ商品。
ファンとしては「出版社からオファーが来たのかな?」と思いきや、なんと椎葉さん側からの“逆提案”だったんです。
子どもと一緒にEテレで『銭天堂』を見ていたとき、「ハンターバターサンド」が出てきた回がありました。
そのとき、「これ、うちで商品化できたら面白いよね」って話したのがきっかけだったといいます。
「うちはバターサンド専門店だし、これならうちで作れるんじゃないか?」と思い立った椎葉さんは、自ら企画書を作成し、出版元の偕成社さんへ直接メールを送ったんだそうです。
「正直、メールを送ったときは、まさか本当に商品化まで進むとは思っていなかったですね」と話してくれました。
面白そう!と思ったら即行動に移してしまうこのパワフルさ!
まさに、『菓te-ri』のワクワクする挑戦の気持ちそのものだと感じました。
奇跡の連鎖!狩猟の村・椎葉村と「ハンター」の不思議な縁

企画書を送った後、偕成社さんから前向きなお返事が届いたときは、椎葉さんご自身もかなり驚かれたそうです。
そして、ファンとして思わず鳥肌が立ってしまうのが、椎葉村との“運命的な縁”。
椎葉村といえば、古くから山とともに暮らし、狩猟文化(マタギ文化)が今もなお受け継がれている山里です。
物語の中で「ハンター」の名を持つお菓子が、偶然にも狩猟文化の残る椎葉村で現実のお菓子になるなんて!
まるで『銭天堂』の物語に導かれたかのような巡り合わせですよね。
ちなみに、一番喜んだのは、アニメを一緒に見ていた椎葉さんのお子さんたち。
椎葉さんは、
「子どもは大喜びで、学校に行って〝うちで『銭天堂』のバターサンド作るんだよ!〟って友達に自慢していたみたいです(笑)。そこまで喜んでくれたのは、自分も嬉しかったですね」
と話してくださいました。
お父さんが『銭天堂』のお菓子を作ってくれるなんて、お友達に自慢したくなる気持ちが分かりますね。
「銭天堂の名前だけ」には絶対にしない。専門店としてのプライド

今回の商品化にあたって、椎葉さんが最もこだわったのは、『菓te-ri』の商品として、〝妥協なく絶対においしいものを作ること〟でした。
「『銭天堂』の商品だから売れるということだけにはしたくなかった。
『銭天堂』に出てくるお菓子を形にするだけでなく、作品のファンの方にも、知らない方にも、食べたときに『このバターサンド、おいしいね』と思ってもらいたかった」
ということです。
『銭天堂』の芯にあるのも、ただのお菓子ではなく、〝お菓子が誰かの背中をそっと押す〟こと。
作品の世界観を大切に守りながらも、「宮崎の素材」と「専門店のこだわり」をこれでもかと詰め込んだ、至高の3フレーバーが完成しました。
こだわりあふれる3種の味

できあがったハンターバターサンドは、「はちみつ×日向夏」と「いちご×みるく」、「芋×栗」の3種類。
食べ比べてもらえるように、3種類のアソートにしたとのだそうです。
子どもも食べやすく、大人が食べても満足できる絶妙なバランス。
「作れたら面白いよね」と笑い合っていた夢が、本当に箱に入った商品になって目の前にあるのを見た瞬間は、椎葉さんも「本当にできたんだな」と感慨深いものがあったそうです。
カテーリファンの皆さんへ「これからも一緒に挑戦を楽しんでもらえたら」

今回の販売決定以来、店頭やSNSではファンからの熱い反響が寄せられています。
「あの銭天堂のお菓子が本当に食べられるの!?」
「すごすぎる!どうやって決まったんですか!?」
そんなファンからの質問に、椎葉さんが「実は自分から企画書を送ったんですよ」と明かすと、皆さん結構驚かれるそうです。
今回のコラボをきっかけに、全国の『銭天堂』ファンが初めて『菓te-ri』や宮崎県、椎葉村のことを知ってくれる機会もどんどん広がっています。
椎葉さんからファンや地域の皆さんへのメッセージをいただきました。
「これからも、宮崎の素晴らしい素材や魅力を、お菓子を通して全国に届けていきたいです。
今回も、最初は子どもとテレビを見ながらの何気ない一言でした。
でも、そこから企画書を書いて、実際にメールを送ったことで、商品化までつながりました。
だからこれからも、『これ面白そうだな』と思ったことは、あまり考えすぎず、まず動いてみたいです。
皆さんにも、その挑戦を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいですね」
「ふしぎな効果はありません」

「面白そう」という直感と、一歩踏み出す行動力。
そして何より、宮崎と椎葉村の素材への深い愛情と専門店としての誇り。
今回の『ハンターバターサンド』の商品化は、まさに『菓te-ri』の魅力がぎゅっと凝縮された逸品でした。
箱の中に入っていた商品のリーフレットには
「※この商品は作中の駄菓子と違いふしぎな効果はありません。安心してお召し上がりください。」
と書かれていました。
1年を要したというファンタジーの世界観と、宮崎・椎葉村の恵みが織りなす特別なバターサンド。
ご自分へのご褒美にはもちろん、大切な方やお子様へのギフトにもおすすめです。
【ハンターバターサンド(3種詰め合わせ)】
内容・価格:6個入り:2,300円(税込)、10個入り:3,700円(税込)
初回限定500箱に「紅子ホログラムシール」が1枚入っています
取扱店舗:菓te-ri 椎葉本店、延岡店、公式オンラインショップ( https://shiibaya.thebase.in/ )
寄稿者:牛島奈津子東京都在住のフリーアナウンサーで保育士でもある。3児の母として子育ても奮闘中。転勤族で2022年夏まで3年間宮崎県で過ごし、宮崎市のコミュニティFM局「宮崎サンシャインFM」のパーソナリティをしながら、たくさんの出会いを経験。現在も月に1度「宮崎サンシャインFM」の“なっちゃん通信”というコーナーで、東京で見つけた宮崎を発信中!宮崎県の「みやざきブランドアンバサダー」としても活動。