お店の前を通ると、ふわんとパンの香ばしいかおり。
想像するだけでお腹が鳴っちゃいますよね。
今回ご紹介するのは、都城にある「モンセルクル」というパン屋さんです。
上の写真の大きな建物は都城市役所。
市外にお住まいの方でも、市役所を目印に向かえば道に迷うことはないので安心です。
私は、去年までここからだいぶ距離のある場所に住んでいたのですが、市役所に用事があって出かけるたび必ず「モンセルクル」に寄っていました。
市役所に用事ができると、「モンセルクル」に寄れてラッキーって思ってたくらい。
わたし的パン屋ランキング堂々1位に輝く「モンセルクル」について、今日は熱く語らせてください!
飾らないシンプルなパン屋さん
「モンセルクル」は、丸山浩紀さん・琴子さんご夫妻がお二人で切り盛りする、2003年にオープンした小さなパン屋さんです。
琴子さんは群馬県のご出身。浩紀さんの地元が都城ということで、こちらにパン屋さんをオープンすることになったんだとか。
小さなパン屋さんなので、奥で浩紀さんや琴子さんがパンを作っているところが見えて、ちらりと覗き見してみたり。
毎日40種類ほどのパンが店内にところ狭しと並びますが、今回は私の独断と偏見で「モンセルクル」のおすすめパン・ベスト5をご紹介!
第5位 塩バターパン(90円)
すっかりブームも定着し、もはや定番の感もある塩バターパン。
もちろんモンセルクルにもありますよ。
じゅわっとバターの奥にキリッと塩が効いています。
ほんのり甘さのある柔らかい生地と相性抜群!
第4位 牛すじカレーパン(150円)
私が今回行ったときには、カレーパンはこちらの定番の牛すじカレーパンと夏限定のスパイシーキーマカレーの2種類が並んでいました。
ほんのりスパイシーでしっかり煮込まれたカレーが、薄めの生地に包まれています。
揚げるのではなく焼いてあるので、さっぱりといただけるのもうれしい!
第3位 あんぱん(140円)
ぽってりした定番の形がかわいい、あんぱん。
中に入っているのは、琴子さんが炊いた自家製あんです。甘すぎなくて、男性にもおすすめです。
私は、子どもたちがお昼寝しているときにコーヒーを淹れてひとりでこっそり食べる、このあんぱんが大好きなんです。
第2位 シェルフランス(80円)
私が「モンセルクル」を大好きな理由が、このシェルフランスです。ひとくち食べて一気にファンになってしまいました。
フランスパンの生地で作ったクロワッサン。くるくると渦を巻いているのが、これまたかわいい。
食べるとさくっともちっとしていてシンプルなおいしさ。もう何個でも食べられちゃう!
宮崎市からわざわざ買いに来られるお客さんもいらっしゃるんだとか。でも納得です。
第1位 あんバターシェル(160円)
そして堂々第1位のあんバターシェルは、2位のシェルフランスに、琴子さんの自家製あんと高千穂バターをサンドしたもの。
実は、琴子さんのインスタグラムで試作品としてアップされていたのですが、その反響の大きさから商品化されたパンなのです。
私もアップされた写真を見てからずっと食べたいと思っていて、ようやく念願叶っていただいたあんバターシェル。
あんとバターの濃いめな組み合わせに思えますが、これが意外とぺろっといけちゃうんですよ。
あんこの甘さが控えめだからなのかな。しあわせを形にしたら、あんバターシェルになるのかな……(おいしすぎて気が遠くなってる)
あんバターシェルは、いつでも並んでいるわけではなく、前日までに連絡して取り置きしてもらう、という形をとっているとのことです。
買いに行かれる場合には、必ず事前に電話などで連絡して確認するようにしてくださいね。
毎日食べたいモンセルクルのパン
他にもまだまだおすすめパンがたくさんのモンセルクル。
惣菜パンやサンドイッチもおいしいんですよ。
店舗販売だけでなく、週に3回移動販売も行っているとのこと。
都城市の子育て支援センターにも回っているので、火曜日は親子でおいしいパンを食べられます。
素朴だけどどこか洗練されていて、ひとくち頬ばるとじんわりとおいしい「モンセルクル」のパン、ぜひ食べてみませんか!!
【モンセルクル】
住所:都城市姫城町12-7 サコマビル1F → マップ
電話:0986-26-3285
定休日:日・祝
営業時間:8:00〜18:00 (土曜は15:00まで)
寄稿者:みすみぞのいずみ
宮崎市に10年以上住んだあと、地元の都城市に帰ってきました。2人の男児の母。あちこち散らかった好奇心をまとめるのが大変な年頃です。今は断捨離とwebライターの仕事といかにラクしておいしいごはんを作るかに夢中。