どもー、東京在住ライターのシロでーす(ΦωΦ)ゞ
今年最初の記事になります(もう2月なのに・・・)。
また1年間、東京から宮崎に縁のあることをテーマに、ボチボチ書いていけたらと思います。
よろしくお願いします!
画像提供:(c)2016「しゃぼん玉」製作委員会
さて、今回は新作映画のご紹介です。
直木賞作家・乃南アサさんのベストセラー小説『しゃぼん玉』(新潮文庫刊)が、林遣都さん×市原悦子さんの主演で映画化されました。
この映画の舞台が、なんと宮崎県なんです。
監督は、テレビでお馴染み『相棒』シリーズで監督を務めてこられた東伸児(あずましんじ)さんで、今回が劇場初監督作品となります。
さらに主題歌は、日南市生まれの秦基博さんの「アイ(弾き語りVersion)」。
となれば、宮崎県人は必見、宮崎県人ならずとも観るしかないですよね。
なんと、この映画の試写会に参加させていただいて、3月4日の全国公開を前に、一足お先に観てきました♪
感想は・・・もうシンプルに申し上げます。
めちゃくちゃいい映画です!
感想が浅いね・・・(汗)
だって、あまり書くとネタばれになりそうなので、とても難しいんだもの(´Д`;)
冒頭のシーンが引きの定点映像で始まるんですが、そのシーンが何となく『相棒』っぽいなと思いました。
そのシーンで「ん? どうした? 何が起こっているんだ?」と思ったことが徐々に明らかになっていき、登場する宮崎の人達と一緒に主人公の変化を見守っていくような感覚。
舞台のメインとなる椎葉村のすばらしい風景や、市原悦子さんや綿引勝彦さんの演じる宮崎人とのふれあいを通して、林遣都さん演じる若者が人間としての心を取り戻していく様子。
この描写がすばらしく、ごく自然に、そしてどんどんと『しゃぼん玉』の世界に引き込まれて、あっという間の108分でした。
普段観る映画は洋画が多いのですが、邦画の良さというものを改めて実感しました。
浜本プロデューサーにインタビュー
試写会の後、監督の東さん(左)とプロデューサーの浜本正機さん(右)の写真を撮らせていただきました。
そして、浜本プロデューサーに映画について少しお話をうかがうことができました。
ー宮崎で映画を撮ることになったきっかけは?
企画プロデューサーの豊山有紀があたためていた企画でした。
前回『空と海のあいだ』※を地元や自治体と連携して作ったときに、こういう作り方もあるんだというのを感じました。
今回は、ひむか共和国の皆さんにも大変お世話になりました。
小説の舞台が宮崎なので、映画の撮影も宮崎で行う意義を強く感じていました。
※『空と海のあいだ』
こちらも浜本さんのプロデュースにより、宮崎でロケが行われた映画です。
宮崎で2014年12月末から先行上映され、東京でも2017年5月から劇場公開になります。
ー宮崎のどんなところが良かったですか?
まず景色が良いですね。そして皆やさしい!
宿泊先の旅館のおばちゃんも本当に親切で、リピーターになりたいと思いました。
本当に人が良くて、もう帰ろうと思っても「あがってお茶でも」って出してくれる。
宮崎市内の人も、宮崎の人は皆やさしいですね。
料理を作って持ってきてくれる人もいて、「あんたたちが来てくれて楽しい。ハリが出た。」と言ってました。
映画に出てくる料理も作っていただきました(笑)
林君も「すごく美味い」って食べてましたね。
東京での撮影は、今はなかなか派手なことが難しいんですよね。
映画ロケの地方誘致は全然できると思いますよ。
ー原作と映画のどちらが先がいいとかありますか?
原作が先でも映画が先でも楽しんでいただける作品だと思います。
ただ、風景はやはり映画が良いですね。風景は文字では描き切れないので。
天候にも恵まれ、雲海も撮れ、すばらしいシーンを撮影できました。
ーどんな方に観ていただきたいですか?
最初から最後まで安心してご覧いただける映画で、予告編も好評です。
椎葉村だけではなく、宮崎市内や宮崎刑務所なんかでもロケしてるんですよ。昨年の3~4月くらいに。
東京に出て来ている地元出身の方に、地元を思い出しつつ観ていただきたいですね。
以上です。
どうです、観たくなったでしょう!?
2017年3月4日(土)に全国公開となり、宮崎県内では、延岡シネマ、宮崎セントラルシネマ、宮崎キネマ館、シネポートの4館での上映が決まっています。
是非、劇場でご覧ください!
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