東京でIT企業の誘致をやってたこともあるDiceです。
テゲツー!もお世話になったことのある、地域・地方に特化したクラウドファンディングのFAAVO。
そのFAAVOを運営するのは、東京にある株式会社サーチフィールドなのですが、そのサーチフィールドが、いよいよ宮崎市若草通りの一角にオフィスを構えて業務を始動させたと聞いたので、早速取材に出かけてきました。
「サーチフィールド WAKAKUSA Office」と名づけられた新オフィスの場所は、1階にセレクトショップのWagonが、3階には宮崎サンシャインFMが入っているクロノビルの2階。
同じ階には、ACTORS SQUARE COFFEEもあるので、いろいろと便利そう。
扉を開けて中に入ると、白く塗られた壁にフローリングの床。
真新しい木製の机とライムグリーンの椅子が8つずつ並べられています。
この壁は、宮崎市のbasecampのメンバーや宮崎大学の有志などに手伝ってもらって、みんなでペンキを塗ったんでしたね。
開業祝いの胡蝶蘭とかも玄関先に並んでいましたが、写真は割愛。
写真では見えませんが、右手には打ち合わせ用のテーブルと椅子も置かれていて、なかなか良い雰囲気のオフィスです。
クラウドファンディングの聖地にしたい:齋藤隆太
早速、オフィスの代表である齋藤隆太さんにお話を伺いました。
齋藤さんは宮崎市出身で、サーチフィールドの取締役にしてFAAVO事業の責任者でもあります。
- このWAKAKUSA Officeで何をやりたいと考えてますか?
「とにかく、クラウドファンディングを増やしたいですね。
少額(5~10万円)のチャレンジでも良いので、気になる人はどんどん相談に来てください(笑)。
若草通りに来れば、チャレンジにつながっていくという雰囲気にしたいので、皆さん、気軽にチャレンジしましょう!
FAAVOは、チャレンジャーの資金面での支援とともに 集客ツール、賛同したり応援したりしてくれる人を集めるツールでもあるので、もっといろんな形で使っていただきたいと思っています。
チャレンジしたい人が気軽に相談できるように、ここにオフィスを構えました。
とにかく、宮崎を、若草通りを、クラウドファンディングの聖地にしたい!!
今、宮崎は、チャレンジする動きが街に根付いてきていると思います。
FAAVOは、
『まちから生まれるおもいをつなげる』
がコンセプトですが、宮崎のまちから生まれるおもいを全国にひろげていくことによって、地域に根付いているクラウドファンディングになりたいです。
FAAVOが、単なるプラットフォームではなくて、『あの街の』という感じになればいいかなと。
そういう場所がひとつ作れないと、クラウドファンディングも広がっていかないと思うんです。
とにかく、前例を作ること、ですね。」
- なるほど。『クラウドファンディングの聖地に!』いいですね。
正式スタートは10日からということになりますか?
「そうです。1月10日から正式スタートです。」
- このオフィスでは、何人が働くことになるのでしょう?
「7人なんですが、まずは6人からのスタートになります。
私の妻もジョインすることになっているのですが、ご存知のとおり産休中なので。」
(実はこの日、齋藤さんには次女が誕生したばかり。奥様が入院する病院から戻ってこられた所でした。
おめでとうございます!!)
- 東京から移住されたメンバーは、何人になるんですか?
「ちょっと複雑なんですが、7人のうち6人は、東京からのUターンやIターン、もう一人も福岡からのIターンになります。
東京のサーチフィールドから異動してきたのは、私と大塚、小島の2人です。」
- 具体的にはどんな仕事をやることになりますか?
「FAAVOの実業務として、サポートやエリアオーナーとのコミュニケーション、企画・制作などを行います。
FAAVO自体、東京にもメンバーがいるので、東京の本部と連携しながら動くことになります。」
- FAAVOの事業全体が移ってきた訳ではないのですね。
それでは、宮崎にオフィスを出した意味は?
「地域のクラウドファンディングとして運営する中で、都市部の経験しかないと、エリアオーナーさんやそれぞれのプロジェクトのチャンジャーと、本当の意味での理解ができていない気がしたんです。
宮崎に出ることによって、経験値が獲得できて、それが必ず、今後の事業展開に役立つと思います。
ここで成長することによって、エリアオーナーに対しても説得力を持つことができるようになると思います。」
- 齋藤さん、ありがとうございました。
それでは、他のスタッフの皆さんにもお話を伺わせてください。
ということで、齋藤さんに続いて、オフィスにいたメンバー4人のお話を伺いました。
まずは最年少、東京からIターンしてきた小島朋実さんのご紹介から。