11月2日、日南学園高校の生徒が企画のJRツアーで飫肥へ!


田代剛×日南学園チラシ

皆さん、こんにちは。日南市にルーツのあるDiceです。

日南市の飫肥地区が、九州で初めて「重要伝統的建造物群保存地区(通称:デンケン)」に選定されて48年。
今年も11月1日(土)~9日(日)に、8回目となるDENKEN WEEKのイベントが行われます。

その、DENKEN WEEK開催中の飫肥を、11月2日(日)にJR日南線を使って訪れるツアーが、フリー鉄道アナウンサーの田代剛さんと、日南学園高校の生徒達のコラボで計画されています。

目次

日南学園トレイン部

日南学園トレイン部の面々

JR九州が2025年8月20日に公表した線区別の利用状況によると、日南線(南宮崎~志布志)の2024年度の1日平均通過人員(輸送密度)は1,108人で、1987年度の1,423人から22.1%減となり、存廃が議論の対象となる1,000人のラインが近づいています。
路線の中でも特に田吉~油津間は、平均通過人員が984人、営業赤字が6億5,600万円で、輸送密度が低い12区間の中で最悪でした。

日南学園高校は、JR日南線を使って通学する生徒も多く、その存続は大きな問題です。
このため2022年度から、生徒会メンバーを中心に、鉄道を愛し、JR日南線応援大使でもあるフリーアナウンサーの田代剛さんと、日南線の利活用について学ぶ活動を続けており、これまでも日南線を使ったツアーを企画・実施してきました。

今年度も、生徒会メンバーを中心とした『日南学園トレイン部』(通称:日トレ)とともに「日南線の価値を創造するプロジェクト」に取り組むことになり、活動のゴールが「日南線の魅力を感じてもらえる列車ツアーを考えること」に設定されました。

飫肥での現地視察

飫肥の現地視察(ギャライーこだま前)

何度も打合せを重ねた結果、ツアーの中で、飫肥の街並みを使って、「フォトラリー」や「宝探し」を実施することは決まりましたが、学校の中だけではなかなイメージがわきません。

そこで、9月18日(木)に学校を飛び出して、飫肥の現地視察に出かけてみることになりました。

実際に街並みを歩いてみると、普段ではあまり気づかない発見もあり
「ここがフォトラリーにちょうどいいんじゃない?」
「こっちにこんなものあるよ」
と、和気あいあいとしながらも実りある現地視察になりました。

楽しんでもらうための秘密会議

秘密会議

10月9日(木)には、現地視察で得られた経験を踏まえ、当日の流れを整理しながら、行程の最終決定のための打合せが行われました。

行程が決まったら担当を割振り、必要なものの再確認などなど…、とにかく参加者の方々に楽しんでもらうために、みんなで意見を出し合いながらの打合せ。

景品には、日南学園の調理科の生徒達が力作したお菓子を使えないかないかな~、との意見もありました。
フォトラリー、宝探しの景品にも請うご期待!!

スタッフTシャツのデザイン

当日参加するスタッフ用Tシャツのデザインの話し合われました。
スタッフ用Tシャツは、参加のお客様にもプレゼントするため、みんな真剣に議論して、ロゴの大きさ・位置を検討しました。

今回のツアーの詳細

ツアーちらし

そんな高校生たちの熱い思いの詰まったツアーの実施内容は、以下の通りです。

日  時:2025(令和7)年11月2日(日)
集合場所:宮崎駅(詳細はご参加の方に別途ご案内)
集合時間:8時30分(解散は17時頃を予定)
料  金:税込5,500円(列車でGo Go価格ということで…)
     料金に含まれるもの 往復JR切符、昼食、四半的体験料、あゆみちゃんマップ、旅行保険
お申込み:大清観光旅行センター
      電話:0987-23-1116
                     メール:mail@taisei.cc

日南学園の高校生が、一生懸命に皆様をおもてなしいたします。
DENKEN WEEK開催中の飫肥城下町を一緒に散策しましょう♪

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
2020年8月からテゲツー!のWebサイトの管理運営を引き受け、ライター兼編集長としてテゲツー!全般の面倒を看ています。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。

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