【開店】若者の起業や挑戦を応援するための会員制バー - Tours Bar / 宮崎市


坂田ビル1階の看板

2018(平成30)年7月3日(火)、宮崎市一番街にあるビルの3階に、宮崎にはこれまで無かったコンセプトのバーがグランドオープンしました。
店名は、「Tours Bar」(ツアーズ・バー)と言います。

場所は、一番街の東側入り口から入ってすぐの左側、以前、開店をお伝えした居酒屋「産直酒蔵 あじと」のすぐ上、坂田ビルの3階になります。

 

入店にはカードキーが必要

3階入口

階段を3階まで上ると、木製ドアの入り口がありました。
しかし、ドアを開けようと思っても、鍵がかかっていて開きません。

電子錠

実はこのバー、会員制なので、ドアの横にある黒い箱のような部分に、店から渡されたICカードを当てないと鍵が開かない仕組みになっています。

しかし当面は、営業時間中にドアをノックすれば、中から開けてもらえるらしいです。

 

ゆったりとした店内で多様な飲み物が楽しめる

カウンター

ドアを開けてもらって中に入ると、右手に7席ほどの椅子がゆったりと置かれた長いカウンターがあります。

カウンターの上、右手前に置かれた、サイドが白い大きめの箱は、キリンビール株式会社が提供する、クラフトビール用の「Tap Marché (タップマルシェ)」のサーバーですね。

ボックス席

左手には、ボックス席。
カウンターと合わせて、30席くらいは余裕で取れそうな広さです。

上の画像にも写っていますが、スクリーンとプロジェクターもあるので、映像を流したり、これを使っていろんなプレゼンを行うことも可能です。

ハイボールとカウンター

飲み物は、ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、焼酎、カクテルなどひととおり何でも揃っています。
とりあえず、カウンターに座ってハイボールをいただきました。白州のハイボール、700円です。

 

起業家支援はおまかせのオーナーと若きバーテンダー

村島オーナーとバーテンダーの松下さん

オーナーの村島充さん(写真右)は、東京都の出身で、宮崎県と宮崎市の誘致企業の社員として2016(平成28)年に宮崎に移住。
その後、公私に渡って様々な活動を進める中で、宮崎の活性化のためにもっと貢献できることがあるのではないかと独立して、2017(平成29)年5月にクロスボーダー株式会社を立ち上げました。

2年前から、宮崎山形屋南側の路地にある店舗で、様々な人々が交流するためのサロン的なバーを週に1回開設していたのですが、そのコンセプトを広げる形で、今回の「Tours Bar」の開店に至りました。

バーテンダーの松下裕紀さん(写真左)は、愛知県名古屋市の出身で宮崎大学教育学部に進学。在学中に様々な経験を積む中で村島オーナーと出会い、バーの運営を任されるようになって、大学卒業後にそのままバーテンダーとなりました。
まだ若いのですが、これまでの豊富な経験がそうさせるのか、落ち着いて物怖じしない振る舞いで、村島オーナーの信頼が厚いのもよくわかります。
「Tours Bar」という名称は、旅が好きで世界一周を夢見る松下さんが、この場所を旅行に行っている気分になれるようにとの思いを込めて付けたのだそうです。

 

起業家や事業家が集い、新たな交流を産むイベントを開催

Tours Bar

この二人が運営する「Tours Bar」は、前述したように会員制のバーとして運営されていて、有料の個人会員(年額8万円)と法人会員(年額15万円~)には、来店チャージ(300円)が不要や、一部メニューの無料提供などの特典が用意されています。
また、オーナーや会員の紹介による無料会員の制度もあります。

こうした会員を中心として、事業説明会や就職相談会、企業経営者が集う情報交換会などのイベントを行うことにしていて、毎月第3木曜日には、『VISION』と名付けられた体験がプレゼンテーションが開催されています。
次回の『VISION』は、8月16日(木)の19時から開催予定。もちろん、会員でない方の参加も可能です。

また、8月13日(月)14時からは、全国47都道府県で同時開催される『47未来起業家交流会』というイベントが、宮崎県ではここ「Tours Bar」で開催されることになっています。

 

会員以外も利用できるランチも始めました

ランチタイムの告知

平日火曜~木曜と、第2・第4土曜限定ですが、昼間にカレーバイキングのランチも提供されるようになりました。
ランチタイムだけは、入口ドアのロックが外されて、誰でも入店可能になっています。

カレーバイキング

階段を3階まで上ってドアを開けると、カウンターの上に炊飯器2台とカレーのウォーマーなどがセットされていました。
奥に、村島オーナーの姿が見えます。

2種類のカレーと牛すじ煮込み

この日用意されていたのは、バターチキンカレーとキーマ風のポークカレーという2種類のカレーと、牛すじ煮込み。

カレーは村島オーナーの手作りで、自らスパイスをブレンドして、小麦粉を使わず大量の野菜をじっくり煮込むカレーの味は、カレー専門店に勝るとも劣らぬと、以前から評判でした。その本領がここで発揮されています。

週替わりで、いろんなタイプのカレーが提供されるとのことなので、毎週通っても楽しめそう。

付け合わせの野菜類

カレーに添えるサイドディッシュも、野菜のピクルスや豆、コーンなど、いろいろと用意されています。
これらをお好みでワンプレートに盛ります。

ワンプレートに盛りつけ

プレートに盛りつけると、こんな感じになります。
ご飯は、白米と五穀米が用意されていましたが、今回は五穀米をセレクトし、キーマカレーとポークカレーの合いがけで。

カレーランチバイキングは850円(会員は100円引き)ですが、美味しくておかわり自由なので、結構満足感高いです。

備え付けの容器に詰め放題でテイクアウトすると、650円(会員は50円引き)になりますので、職場が近い方は、お好きな組み合わせでテイクアウトするのも手かも。

まずは、気軽に入れるランチで様子を見てみて、オーナーと仲良くなったら、夜デビューするというのも良いかもしれませんね。

 
【Tours Bar】
住所:宮崎市橘通西3丁目3-18 坂田ビル3F
電話:090-2159-9459
営業日:毎週火曜~土曜
営業時間:ディナータイム 18:00~24:00
     ランチタイム 火~木、第2・4土曜 11:30~14:00

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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