畜産王国の宮崎!宮崎牛や地鶏はもちろん、豚肉も忘れてはなりません。
今回、こだわりの鶏の鍋を提供している「鶏炊き&ワイン×日本酒 masahiro」さんが、二号店として豚肉専門店を6月8日にオープンされたとのことで、早速取材してきました!
こちら、ニシタチの中央通りにあるソシアルビルの2階で、豚の看板が目印です。
入り口はこんな雰囲気。
開店したばかりだったので、入り口前には豪華な胡蝶蘭がたくさん並んでいました。
豚のロゴの入った白い暖簾をくぐった引き戸の先にお店があります。
店内に入ると、まずは、厨房の前に木製のカウンターがしつらえられ、椅子が4席置かれています。
そのほか、このような掘りごたつ形式の個室が4室あります。
内装は和テイストで、落ち着いた雰囲気です。
お肉は桑水流黒豚
こちらのお店の一番のこだわりは、小林の桑水流(くわづる)畜産の「からいもどん」という黒豚のお肉を使用しているということ。
この「からいもどん」の特徴は、霧島山麓のミネラル豊富な地下水を飲み、さつまいも(からいも)を食べて育っているところで、脂肪の融点が高く、低い温度では溶け出さないので、食べると脂身がぶるんぶるんと歯ごたえが良いのだとか。
豚肉に合わせるお酒は?
ここで、忘れてはならない、お肉に合わせるお酒について。
1号店の「鶏炊き&ワイン×日本酒 masahiro」ではワインと日本酒に力を入れられていましたが、豚肉料理にはやはり焼酎でしょう! ということで、こちらのお店では『百年の孤独』で有名な高鍋町の焼酎蔵、黒木本店の焼酎をメインに、ずらりと揃えてありました。
がしかし、私たちがいただいたのは、今回はシャンパンです(焼酎じゃないんかーいw)。
豚しゃぶにシャンパンって合うんです!
焼酎が苦手な方はシャンパンもお勧めですよ。
(この時は、女性3人での食事でしたが、ボトル2本空いたのは内緒です…)
豚しゃぶしゃぶ登場~!
さて、そうこうしているうちにに、看板料理の『豚しゃぶしゃぶ』のお肉が登場しました!
綺麗なピンク色の赤身と、真っ白な脂身のバランスが美しいですねえ
つけだれとして、「だし」と「ポン酢」の2種類が用意されています。
早速、しゃぶしゃぶしゃぶ~。
軽くしゃぶしゃぶしたら、先に投入しておいた白ネギと一緒に、お好みのタレにつけていただきます。
おーーー! 脂身がサクサク、プリプリする!!
なるほどこれが脂身の融点が高いということなのかしら。
食感にも驚きですが、上品なお肉の甘みがそのあとに広がります。
脂身の多い豚肉なのに、何枚でも食べれそうな軽さです。
豚肉とクレソンのマリアージュをだしが引き立てる
豚肉と別皿で供される、宮崎産の有機野菜やお豆腐もうれしいんです。
中でも、お野菜の中に入っているクレソンが、とってもこのお肉に合います。
クレソンの爽やかな辛みが脂っこさをやわらげてくれますし、野趣あふれる香りも良い刺激になります。
竹下的には、桑水流黒豚とクレソンの絶妙なマリアージュを引き立ててくれる「だし」のほうで食べていただきたいですね-。
単品料理も逸品揃い
そして、しゃぶしゃぶ以外に注文したのが、
『スフレオムレツ 豚のラグーソース』。
ふわっふわ、とろとろで、口に入れた瞬間にしゅわっと溶けるスフレの軽い食感と、豚肉が入ったラグーソースの濃厚な味わいが絶妙にマッチしますね。
もう一品、
『カリカリじゃがいもを纏った豚ロース』。
黒豚のロース肉の回りに細切りにしたジャガイモをまぶし付けて、外側がカリカリになるよう焼いてありますが、そのクリスピーな食感の中からあふれてくるロースの脂の甘みを、ピリッとしたマスタードソースが引き立ててます。
若い料理長とスタッフの皆さん
今回お世話になった、料理長の中村吉彦さん(写真左)とスタッフの皆さん。
おいしい料理をありがとうございました!
宮崎はお肉が本当に美味しくて、うれしくなりますが、中でもこの桑水流黒豚の「からいもどん」、要チェックです!
今回ご紹介した以外にも、いろんなテイストの豚肉メニューがそろってますので、ぜひお友達と一緒にシェアしながらお楽しみください。
【豚料理専門店 BUTA masahiro】
住所:宮崎市中央通1-8 SGソシアルビル2F
電話:0985-67-5529
営業時間:18:00~翌0:00
定休日:月曜日
駐車場:なし
席数:25席
禁煙:カウンター/個室1室
喫煙:個室3室
Webサイト: http://masahiro-miyazaki.jp/publics/index/30/
Facebookページ:https://www.facebook.com/28masahiro/
寄稿者:竹下末利子
至福の時間は、昼からのお酒。宮崎に限らず、全国、色んな国の色んな酒場を放浪中。
趣味は、神社参拝。
フラワーデザイナー、コスメプロデューサー、美容家など色々なお仕事をしていますが、『遊びが仕事、仕事が遊び』が信条。