黒木本店の新作芋焼酎「球」を愉しむ!


あんDoプロフィール寄稿者:あんDo

宮崎は食の宝庫、その中でも児湯にはたくさんの美味しいものが溢れている。
その魅力を少しでも知ってもらいたいと日々思う新米フードアナリスト!
料理を作るのも食べるのも好きな髭おやじです。

秋の美味しいものと焼酎を楽しみたい、あんDoです。

「百年の孤独」「㐂六」「中々」「山ねこ」などで有名な黒木本店より、新作の焼酎がリリースされました!

 

9月6日発売の芋焼酎「球」

「球」ボトル

それがこの、芋焼酎「球」

ワインやシャンパンを思わせるスタイリッシュなボディのボトルに、ローマ字で「KUROKIHONTEN “Q”」書かれたロゴ。

一見すると焼酎とは思えないお洒落なデザインで、様々な場所やシチュエーションにもマッチすること間違いなしのボトルですね。

 

裏書きを見ると

球ボトル裏ラベル

芋は、同社が手がける農業生産法人「蘇る大地の会」と契約農家さんが栽培した、タマアカネコガネセンガンを使用。

タマアカネは霧島酒造の「茜霧島」にも使われてる芋で、そこから、甘みと香りを感じます。
コガネセンガンは芋焼酎の主流となる芋で、しっかりとした焼酎の味わいのベースになっています。
他にも、樽で熟成された原酒2種をブレンドし、相性の良い尾鈴山の軟水の湧き水で、アルコール度数14度に調製して仕上げられています。

14度というのは、日本酒やワインなど変らない度数であり、そのままで飲みやすい感じです。

表記にあるように、球体のようにまろやかで瑞々しい香り豊か本格焼酎として期待が膨らみます。

 

早速、頂いてみましょう!

ワイングラスに注がれた「球」

グラスに注ぐと、白ワインを思わせるような琥珀色
ボトルもそうでしたが、グラスに注いでもなお、本当に焼酎とは思えない感じです。
樽で熟成された原酒がブレンドされているので、この色が出てるのでしょうね。

まずはボトルごと冷やしたものを飲んでみると、マスカットのような香りが漂います。
口に入れてすぐには、日本酒を思わせるようなすっきりとした味わい。
しかし、喉を通り過ぎる頃にやってくるりと辛味は、まさに芋焼酎そのもの!

しばらく置おいて常温になると、桃のような甘い香りを感じ、全体に口当たりもまろやかで柔らかさが増し、すごく飲みやすいですくなります。

更に氷をちょい足しで飲んでみると、ほどよく解けた氷で薄まり、日本酒のごとくさっぱりとした感じになります。

全体的に、フルーティーでまろやか、女性も飲みやすく、どんな料理にも合いそうですね。

 

食べ物とのマリアージュは?

組写真

いろんな料理にも合い、着物にもばっちり合う焼酎だと思いますが、あんDoのお薦めのマリアージュは、
焼酎のパンチを味わいたい方は、そのまま冷やして、塩秋刀魚やカルパッチョと共に!
落ち着いた焼酎の味、深みを感じたい方は、ローストビーフやドライフルーツと共に!

いろんな楽しみ方ができる焼酎は素敵です。

 

“Q”の噂

Qマーク

“Q”の意味について、巷ではいろんな噂が流れています。

(1) Question 疑問の問いかけ、これからの焼酎のあり方について説いている。
(2) Que c’est bon(キュ セボン) フランス語で、とっても美味しい。
(3) 「球」を「たま」と読まないようにQ
(4) 究極のQ 究極の時代にあった焼酎を追求している

どれをとっても、当てはまりそうな感じですよね。

あんDoは、Que c’est bonっていいな素敵だなと思いました。

さぁ~、あなたならどの噂を信じますか?

どうしても“Q”の真実が知りたくなったので、黒木本店に行って聞いてきちゃいました。

 

専務取締役 黒木信作さんに聞く!

黒木信作専務

“Q”の意味を知りたくて、作り手である(株)黒木本店専務取締役の黒木信作さんに伺ってみました。

この「球」のコンセプトは、焼酎のあり方への提案や疑問で、まさに“Q”uestion

さらにこの”Q”は、QuestionQだけでなく、九州のQであったり、クオリティーのQであったり。

また、開けてすぐに飲める、気軽に飲めるその姿が、本来の焼酎のあり方、良さであったりするクイック【Quick】と、4つの噂も含めいろいろなQを持っているそうです。

黒木本店オリジナルグラスで
 

「球」の形について黒木さんは、

「味わいのバランスが料理と合わさって丸く球体のようにまとまり、それだけで完璧な焼酎ではなく、何か欠けているからこそ料理を食べたくなるような、飲みたくなるような形が理想の形です。

気軽にそのまま飲めて、球体のようにまろやかで、料理に合い、香りも楽しめる焼酎にしたいと思いました。

焼酎らしさでなく、『球』らしさを求め、ブレンドを変化させおもしろい試しをしていく銘柄であってもいいと思っています。

どんな角度から見ても丸い『球』であるように、また、香りの高さを感じてもらえるように、更なる変化を続け、これからも焼酎の王道を求めていきたいと思います。」

と想いを聞かせていだたきました。

まさに、味わいから想いまで丸みをおびた焼酎なのですね。

芋焼酎「球」は、720ml 1728円。
県内10軒ほどの特約店でのみ取り扱っており、黒木本店へ直接電話かメールでお問い合わせをいただけると、最寄の特約店をご紹介していただけるそうです。

ぜひ、香りも楽しみ、料理とあわせて味も楽しめる、球体のような焼酎を味わってみてください!

 
【株式会社 黒木本店】
TEL: 0983-23-0104
E-mail: info@kurokihonten.co.jp
Webサイト: http://www.kurokihonten.co.jp/

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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