参照元:みやざき観光情報旬ナビ
宮崎県高原町には、神武天皇にまつわる場所や言い伝えが残されています。神武天皇は、「日本書紀」に初代天皇として記されていますが、高原町には、そのことを物語るように、神武天皇誕生秘話や幼少期の遊び場と伝えられている場所などが数多く存在します。
謎多き神武天皇について知る手掛かりがこの地に残されています。
皇子原公園:皇子原神社
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神武天皇が産まれたとき、産湯を使った場所と伝えられている石「産湯石」が、皇子原神社のお社の裏手に祀られています。この石の表面をなでると安産になるといわれ、安産祈願に多くの参拝客が訪れます。
概要
住所:宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田3-251
アクセス:高原駅よりお車で約10分
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祓原
神武天皇が産まれたとき、体を清めたとされる祓原。お産参りにはここをお参りするとよいといわれています。祓原から流れる水はとても清らかであり、神武天皇も幼少期にここで水を汲みつかったとされています。
今もなお、祓川神楽殿の裏手にある湧水地には、多くの人が水を汲みに訪れています。
概要
住所:高原町大字蒲牟田6483
アクセス:高原駅よりお車で約10分
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神武天皇幼少期の遊び場:皇子港
参照元:みやざき観光情報旬ナビ
神武天皇が幼少期、遊んだ場所として伝えられています。皇子港は、御池の湖畔にあり、高千穂の峰が正面に見える自然の景観が美しい場所です。
概要
住所:宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田御池
アクセス:JR吉都線高原駅からタクシーで15分
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狭野神社
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日本で一番長いといわれる狭野神社の参道沿いは、美しい杉並木となっています。神武天皇のご幼名は、狭野尊。皇族のご幼名は、生まれ育った地名をつけるのが一般的であることから、当時の地名「狭野」が由来するとされています。第5代孝昭天皇のとき、幼名「狭野尊」を祀る神社として創建されました。
6月30日には、穢れ等を人形(ひとがた)に託して、拝殿に設けられた茅の輪をくぐり、境内の小川へ人形を流す、伝統的な神事「夏越の大祓」が予定されています。
概要
住所:宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田120
アクセス:高原駅出口から徒歩約55分
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神武天皇の謎
初代天皇の神武天皇は、日本書紀に初代天皇として記されてはいますが、「古事記」に神武天皇は百三十七歳まで生きたと記されていることから、架空の人物であり、実在しなかったのではないかとする説もあります。
しかし、こうして神武天皇にまつわる神社やゆかりの地を訪ねると、神武天皇が、はるか昔に、この地で育つ様子が思い浮かびます。謎めいた部分があるからこそ、人は、惹きつけられるのかもしれません。