古代人のアクセサリづくりが体験できる西都市の古墳


古代人に想いを馳せる

西都原古墳群

今から1,500年ほど前、古代人達が暮らし、大規模な古墳群を築いた「西都原(さいとばる)」
その古代人達の生活の様子は、こうした古墳群から発掘された出土品などから少しずつ明らかになっています。

その中で、現代の私たちとの共通点のひとつが、古代の人々も装身具を身につけて着飾っていたということなんです。

古代の人々を魅了し、飾り続けてきたのは、美しい石を磨いてつくられた「玉」
勾玉(まがたま)や管玉(くだたま)などが、有力者の装身具・副葬品として使用されてきました。
また、装飾ばかりでなく、祭祀や魔除け等の神秘的な効用も期待されたいたのではないかと考えられており、今なお神秘的な魅力にあふれています。

 

管玉をつくろう

管玉をつくろう

その「管玉(くだたま)」を実際に作ってみようという講座が、西都原考古博物館の古代生活体験館で下記のとおり開催されます!。

1 日 時:平成26年11月8日(土) 10:00~14:00
2 会 場:県立西都原考古博物館 古代生活体験館
3 講 師:古代生活体験指導員
4 対 象:中学生以上
5 参加料:360円(材料費として当日徴収)
6 定 員:30名
7 申込み:事前申込みが必要(平成26年11月5日(水)までに、電話またはファクスで)
8 申込先:TEL 0983-41-0041  Fax 0983-41-0051
(定員に達し次第、締め切り。)

西都原考古博物館

今回製作する「管玉」は、穴を空けた石を磨いて管状にしたもので、紐でつないで使われました。

講座では、柔らかくて加工しやすい滑石(かっせき)を使い、管玉づくりにチャレンジ。

同時期に博物館で開催中の展示会Ⅲ「日向の神々と出雲の神々」で展示されている資料も参考にしながら、すべて手作業で製作に取り組みます。

古代のアクセサリーづくりをとおして、古代の人々が玉に込めた思いを感じてみませんか?

博物館入り口

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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