君は「かん六」を体験したか!?(宮崎市若草通)


こちらのお店は、残念ながら、閉店しました。

釜揚げうどん
宮崎市若草通の一角に「かん六」という名のうどん屋がある。
何でも、還暦60歳を過ぎたおじちゃん、おばちゃん達がやってる店だからその名がついたという話もあるみたいだが、セルフサービスのうどん屋はたいがいどこもそんなもんだ。

2013年8月にオープンしたこの店、当初は「釜揚げ」「釜玉う」「冷やし」の3種に、おにぎり、いなりくらいしかメニューがなかったのだが、久しぶりに店の前を通ると、「とまとうどん」の看板が。
そう言えば、みやビズで記事読んだ気がするなってことで、入ってみた。

19時半近く、閉店間際(20時閉店、19時半オーダーストップ)ということで、客は私一人。片付け始まってるかなという感じで、なんか申し訳ない感じもするが、気にしててもしょうがないので「とまとうどん」600円に「チーズトッピング」100円つけてオーダー。

「とまとうどん」登場!

とまとうどん

茹でおきの麺がなかったので、10数分待って「とまとうどん」登場!。
まずは、器が美しい。真っ白の磁器で、和食じゃなくてイタリアンな雰囲気。セルフのうどん屋らしからぬこだわりだ。

中には、赤いスープに茹でたてのうどん。上に刻んだ青ネギとピザ用のチーズが盛られている。シンプルだが、そのシンプルさは自信の表れか。

「とり天使ってます」

麺の感じ

まずはスープをひと口。
美味い!。トマトのほどよい酸味を残しつつ、甘みとうま味のバランスがとれたスープ。

続いて、うどんをすする。柔らかめではあるがコシの残る自家製麺が期待以上にスープに合う。このスープだとラーメンでもパスタでも合いそうだが、うどんでも全く違和感なし。

時折、箸が鶏肉のささ身らしきものを口に運ぶのだが、生の肉を煮たのとはちょっと違ったしっかりした食感。鶏ハムでもないしなと思いつつ、食べ終わっておばちゃんに聞いたら、「とり天使ってます」とのこと。なるほど。たぶん、お店でトッピング用に出している天ぷらをカットして使っているのだろう。

麺を食べ終わったら、余ったスープにご飯を入れて、リゾット風にして食べると良さそう。
メニューにはご飯物はおにぎりといなりしかないけど、裏メニューで白ご飯も出せますとのこと。次回は是非ご飯を頼もう。

開店当初はメニュー少なかった「かん六」だが、この「とまとうどん」以外にも、きつねや月見などの汁うどんから、「野菜あんかけうどん」(450円)などかなりメニューが増えている。
「釜揚げうどん」は300円と安いし、これで夜遅くまで空いてると、飲んだ後にでも行けるんだけどな。

【追記2014.6.23】
「かん六」は、残念ながら2014年6月22日をもって閉店してしまいました。

[mappress mapid=”1″]

Follow me!


よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

目次