アートとカフェが融合! 腕を振るうは陶芸家兼料理人!!


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みなさん、こんにちは。

先日の地震で10年ほど使っているガラケーから緊急地震速報が鳴り、まだまだコイツも現役だなと3Gのサービスが終了する2022年3月まで相棒を使い倒す覚悟を新たにしたやのび~です。

さてさて今日は、国富町にアートなカフェ「a-a gallery cafe」がオープンしたというので、さっそく行って参りました。(5月9日が営業開始、5月18日が正式なオープン日だそうです。)

 

ここはカフェ? 美術館!?

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場所は、法華嶽公園に隣接する「アート・アマネ」の一角。
さっそく中に入ると、カフェというにはあまりにも広い空間に圧倒されます。

それもそのはず、この空間はこれまでアートギャラリーとして使われていた空間。大きな作品も展示できるように設計されたものでした。
入って右側がカフェ、左側はギャラリーとしてたくさんの作品が展示されています。

すぐ目に飛び込んできたのは、この絵画。どこかで見たことあるな~と思ったら、5月19日まで開催されている宮崎国際音楽祭のメインビジュアルでした。作者は、アート・アマネの代表で日本画家の立山周平さん。
音楽祭の第22回から今回の第24回まで、メインビジュアルを担当されているそうです。

 

桜がモチーフの作品が見事

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立山さんといえば「桜」。
今年は既に桜の時期は過ぎましたが、ここではまだ美しい桜を鑑賞できます。

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画像出典:ラグビーリパブリック

2015年のワールドカップイングランド大会で快進撃を続けた日本代表チームが、試合前に精神状態を高めるために使用したジグソーパズルも立山さんの作品でしたね。
試合の3日前に選手やスタッフにピースが配られ、戦う決意が固まった人からピースを置いていき、最後の1ピースはリーチ・マイケル主将がはめたそうです。

 

カフェスペースを仕切る陶芸家兼料理人

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一方、こちらがカフェスペース。
銘木のテーブルがどーんと鎮座し、広い空間にも引けをとっていません。

奥にオープンなキッチンスペースがあり、中で腕を振るうのが、立山周平さんの娘・真由美さんの夫である中村俊明さん。

今では、真由美さんと共に様々なアートを生み出す陶芸家のイメージが定着していますが、実は俊明さんは、元々は赤坂の日本料理店で腕を磨いていた料理人なんです!

 

一押しはクグロフ!

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そんな中村さんが、カフェの看板メニューとして選んだのが、この「クグロフ」

あまり聞き慣れないかもしれませんが、フランスのアルザス地方で生まれた、甘さは控えめなスイーツです。

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「クグロフ」のユニークな形は、「クグロフ型」と呼ばれるこの陶器製の型から生み出されるもので、陶芸家である中村さんは、現在この型も製作中なんだとか。
めっちゃでっかい型を作っていただいて、巨大クグロフも焼いてほしいですね(笑)。

 

地採れの旬な食材で提供したい

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次にいただいたのはトマトソースのパスタ。
優しい味付けの中にもピリッとした胡椒がアクセントが効いた印象的な一品。

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こちらは、古参竹とチキンのピザ。
タケノコとピザの組み合わせは初めてでしたが、アツアツのチーズの中にシャキッとした古参竹を感じ、春を噛みしめているような気分になりました。

まだまだオープンしたばかりで、メニューは流動的という中村さんですが、地元で採れた季節に合った食材を使いたいとのこと。

カフェの外には大きな庭が広がり、今は新緑が眩しいのですが、春の桜、秋の紅葉と日本の四季をからだ全体で感じることができそうで、いろんな季節に訪れたくなりました。

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窓際の席では愛染川や法華嶽の自然を楽しみながら食事ができます。
徒歩1分のところには、法華嶽公園のじゃぶんこ広場もあり、夏は家族連れで涼を求めることもできます。
夏には、かき氷の販売も考えているそうです。

 

コーヒーはあのFuuogoの豆を使用

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食後に出てきたのは、中村さんと昔から交流のあるコーヒー店「Fuuogo(フォーゴ)」岩井義隆さんが、中村さんの作品や庭をイメージして、特別にブレンドした豆を使ったコーヒー。
同じくフォーゴの豆を使っている「Cafe Barba(カフェバルバ)」に毎週通っている私としては、とても親近感が沸きます。

 

法華嶽を元気に

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以前から、法華嶽の地域一帯を元気にしたい、という思いがあった中村さん。
昨年から、法華嶽周辺の「ほけだけパークハウス八町坂」や「結の宿」、「法華嶽薬師寺」『ほけだけ結いの会』を結成し、今年2月に開催された法華嶽薬師寺1300年大祭を盛り上げるなど、活躍の場を広げています。

「アート=敷居が高い」というイメージを払拭するため、今後はアート・アマネ以外の作品の展示企画や陶芸体験などのワークショップも考えているそうです。

立山周平さんの「周」は「あまねく」とも読み、アート・アマネには「アートを広める」という意味も込められているのだとか。

「a-a gallery cafe」が、人が集い、アートについて語り合うことで、新しいものが生まれていく場になることを願っています。

 

【a-a gallery cafe】
住所:東諸県郡国富町大字深年3943 → マップ
TEL&FAX:0985-78-1117
営業時間:11:00-17:00
定休日:火・水
MAPCODE 66 721 649*10

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この記事を書いた人

小林生まれ宮崎育ち、国富在住。頭は真っ白だが、ギリギリ30代。
誰も見たことのない景色を求め、カメラ片手に夜な夜な国富町内を徘徊している。未だ職質はされたことはないが時間の問題。そうして撮りためた写真をインスタグラムに365日投稿中。アカウントは@kunitomi_to_me

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