いつもは自宅でテゲツー!の原稿書いてますが、たまにはノマドワークもやることもあるDiceです。
美郷町南郷区渡川の山師兄弟、今西猛(弟)さんと今西正(兄)さんが、宮崎市の中心市街地にマチとヤマを繋ぐコワーキングスペースを作ろうという計画を持っているというお話は、これまで2度に渡って記事にしてきました。
美郷町渡川の山師兄弟のチャレンジが熱すぎる!!(2016年9月10日)
山師兄弟は、セルフ・リノベーションに挑戦するつもりなのか!?(2016年11月30日)
その計画が、いよいよ具体的に動き始めたようです。
渡川山村商店とlink miyazakiのトークセッション
3月7日(火)の夜、宮崎市橘通東4丁目のTOKIWA30ビル2階に宮崎市が開設したインキュベーションルーム「みやざきSTARTUP HUB」で、今西兄弟が営む渡川山村商店と、小規模事業主のネットワーク組織“link miyazaki”がコラボしたトークセッションが開催されるというので、出かけてきました。
若草通りに必要なコワーキングスペースはこれだ!
小池グリーンならぬ、渡川グリーンの、完成したばかりというどがわ物語ロゴのウィンドブレーカーに身を包んで登場した今西猛さん。
現在、2017年度の椎茸の原木オーナーを絶賛募集中です。
原木生椎茸1kgか、原木乾燥椎茸200gか、その両方が送られているコースが用意され、椎茸関係イベントの優先参加などの特典も付く原木オーナー制度、結構お得だと思いますよ。
それはともあれ、コワーキングスペースですね。
もう、冒頭で宣言しちゃいましたよ。
「つくります」って。
「つくりたい」でも、「つくろうと思ってます」でもなく、「つくります」ですからね。
昨年9月にコワーキングスペースについての最初のイベントを開催した、若草通りから細い路地を北に入って右手にある鈴木ビルのオーナーとの交渉が調い、後は資金調達ができたら、すぐにでも改装に着手できる状態になっているそうです。
「模型もできちゃってます!」って、本当に嬉しそうな今西さん。
この3階建てのビルは、今西さんにとって青春の思い出深い、憧れのファッションビルだったそうですが、最近はテナントが撤退して完全な空き家になっています。
かつて、格好良い大人達がたくさんいて、田舎の高校生が憧れの目で見ていたビルを再生させたい。
IT企業の立地が進み、人口も増えつつある宮崎市の中心市街地と、消滅の危機さえ囁かれる山村・渡川を繋ぎ、ヒトやモノの交流を進め、一緒にコトを起こしたい。
そんな想いが、今西兄弟を駆り立てているようです。
ここを、
1階が直売所とデリカフェ、
2階がちょっとしたイベントも開けるオープンなコワーキングスペース、
3階が月極(つきぎめ)で部分占有できるクローズドなコワーキングスペース、
にしたいとのこと。
若草通りの空を独り占めできる屋上も使えるので、ここも有効活用したいと。
ということで、参加したみんなで、具体的にどんなスペースになったら良いかというアイディアを出し合いました。
いろいろなアイディアが出ましたが、今西兄弟も国内あちこちのコワーキングスペースを見て歩いていて、かなり具体的なイメージができあがっているみたいなので、楽しみですね。
私も、屋上にジャグジー置いて欲しいってお願いしたけど、果たしてどうなるかな?
近いうちに内装のプランができあがって、セルフリノベーションのイベントも立ち上がることと思いますので、その時はまたお伝えします。
それから、このヤマとマチをつなぐコワーキングスペースの企画や運営を手伝っていただけるスタッフを募集中とのこと。
宮崎に新しい価値をもたらす場を創るお仕事、きっと楽しいだろうと思います。
気になる方は、今西兄弟にご連絡を!
連絡先は、渡川山村商店のFacebookページからメッセージで。