
平家落人の隠れ里として知られる椎葉村で、秋の一大イベント「椎葉平家まつり」が今年も開催されます。
2026年は11月7日(土)・8日(日)の2日間。
華やかな「大和絵巻武者行列」に加え、今年は天童よしみさんのコンサートも予定されています。
祭りの見どころと、訪れる前に知っておきたい情報をまとめました。
椎葉平家まつりとは

椎葉平家まつりは、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の残党が逃れたとされる椎葉村に伝わる、源氏の武将・那須大八郎と平家の鶴富姫の悲恋の物語をモチーフにしたお祭りです。
この物語は、椎葉の民謡「ひえつき節」で今も歌い継がれています。
2日間にわたって郷土芸能やご当地グルメなどの催しが行われ、普段は静かな秘境の里が数万人の観光客でにぎわいます。
山深い村で語り継がれてきた物語を、村の人々が総出で再現するのがこのお祭りの魅力。
行列や芸能に参加する村人の姿からは、ふるさとの歴史を大切に守ってきた思いが伝わってきます。
2026年の日程とプログラム

1日目の11月7日(土)は、オープニングセレモニーを兼ねた「鶴富姫法楽祭」、椎葉村の観光大使でもある青山新さんのコンサート、物産カーニバルなどが行われます。
2日目の11月8日(日)は、物産カーニバルとメインイベントの「大和絵巻武者行列」、そして天童よしみさんのコンサートが予定されています。
会場は、椎葉村役場横の中央ステージや鶴富屋敷、開発センターのほか、上椎葉街道一帯です。
物産カーニバルでは、椎葉ならではの特産品やご当地グルメが並びます。
山の幸を味わいながら、お祭りの雰囲気を楽しめますよ。
村内には宿泊施設もありますが、祭り期間中は混み合うことが予想されます。
泊まりがけで楽しみたい人は早めの予約がおすすめです。
幻想的な「鶴富姫法楽祭」

法楽祭は、鶴富姫を供養するお祭り。
鶴富姫と那須大八郎が約800年の時を超えてめぐり会う場面が再現され、神事や神楽の奉納、琵琶の演奏が行われます。
幻想的な雰囲気のなかで物語の世界に引き込まれる、見ごたえのある催しです。
日が落ちてから行われる神事は、昼間のにぎわいとは打って変わって厳かな空気に包まれます。
初日に訪れるなら、ぜひ見ておきたい催しです。
最大の見どころ「大和絵巻武者行列」

2日目の「大和絵巻武者行列」は、まさに祭りのハイライト。
きらびやかな十二単姿の鶴富姫や、騎馬で甲冑姿の那須大八郎をはじめ、豪華な衣装に身を包んだ行列と郷土芸能のパレードが街道を練り歩きます。

今年は、青山新さんも騎馬武者の姿で登場予定。
秋の椎葉村に、平安時代末期の世界が色鮮やかによみがえります。
行列では「ひえつき節」をはじめ、神楽や臼太鼓踊りなど、椎葉に伝わる郷土芸能も披露されます。
沿道は多くの見物客でにぎわうので、早めに場所を確保しておくのがおすすめです。
あわせて楽しみたい秋の椎葉

11月上旬〜中旬は、上椎葉ダム周辺の紅葉の見頃とも重なります。
ダム近くの女神像公園からは、勇壮なダムと日向椎葉湖が一望でき、お祭りとあわせて秋の景色も楽しめますよ。
また、鶴富姫が住んだと伝わる「鶴富屋敷」(那須家住宅)は、国の重要文化財。
お祭りの舞台にもなる場所なので、あわせて見学すると物語の世界がより身近に感じられます。
アクセスと注意点
椎葉村へは、JR日向市駅から約1時間30分、東九州自動車道の日向ICから車で約1時間25分。
駐車場は無料です。
山道を走ることになるため、時間に余裕を持って出発しましょう。
また今回は、熊本駅新幹線口から九州産交ツーリズムのバスが運行されることになっています。
https://www.kyusanko.co.jp/tourism/tour/ao0001/
問い合わせは椎葉村役場地域振興課(0982-67-3203)へ。
秘境に伝わる物語に触れる2日間、ぜひ足を運んでみてください。
山間部の11月は、朝晩かなり冷え込みます。防寒着をしっかり準備して出かけましょう。
寄稿者:Masa地域の暮らしに関する情報を中心に、特に子育て世帯向けの飲食店紹介やおすすめの和菓子店、金融ジャンルの記事を執筆しています。SEOを意識した構成で、伝わりやすい記事制作を心がけています。