新入生・新社会人の関東での住まい探しをサポートします!-オンコ不動産/渋谷


トップ画像-駅近、日当たり、間取り

皆さんこんにちは。高校卒業以来、数えたら13回も引っ越しを経験していたDiceです。

今年も残すところ1ヶ月余り。来春の新入学、新卒就職へ向けて、早い人は進学先や就職先が決まり始めたのではないでしょうか。

いやいや、まだまだ年明け早々のセンター試験に向けて追い込みの最中という高校生も多いとは思いますが、進学先や勤務先が決まった後にまず問題となるのは、どこに住むかということ。
慣れない土地で新しい生活を始めるのに、安心して暮らせる住まいが確保できるかどうかは、その後の人生をも左右する一大事。

そんな宮崎から関東に出てくる新入生や新社会人の住まい探しを、親身になってサポートしてくれる、宮崎出身者が経営する不動産会社があるというので、お話しを伺いに行ってきました。

目次

オンコ不動産合同会社

オンコ不動産田中社長

訪問したのは、東京・渋谷の閑静な住宅地に建つ古いマンションの中にある「オンコ不動産合同会社」。

代表の田中宗樹さん(49歳)は、宮崎市佐土原町の出身で、宮崎大学教育学部卒業後、建設会社10年、国会議員秘書7年を経て、不動産の世界へ転身。
知り合いの不動産会社で修行を積んだ後、2018年に同僚とともに「オンコ不動産合同会社」を設立しました。

社名の「オンコ」は、今ある建物を有効活用し、古いものから学び、新しい住まいのスタイルを創るという「温故知新」と、出会ったお客様を大切にしようという「恩顧」から来ているそうです。

これまでの経歴の中で培ってきた人脈を活かしてビジネスマッチングにも熱心で、在京宮崎県人会の実行委員や宮崎県在京経営者会議の理事、NPO法人宮崎県わけもん会の副理事長など、宮崎出身者で組織する団体の中で、人と人を繋ぐ仕事を積極的に行っていらっしゃいます。

宮崎からの上京をサポート

そんな田中さんが力を入れているのが、関東の学校に就学する人や関東の企業に就職する人、自分の夢を叶えるために上京する人のサポート。

関東における住まい探しはもちろん、アルバイトの紹介や就職相談、営業先の相談など、暮らしの面での相談にも気軽に応じています。

田中さん自身が宮崎から上京する際に感じた、首都圏のどこが暮らしやすいのか、通勤にはどの路線の沿線が便利なのかといった疑問を相談できるところがあったらいいなという思いをサービスにしているので、宮崎人にとってはかゆいところに手が届くようなサービスが受けられます。

まずはZoomで物件探しの相談

物件検索

物件探しの依頼があったら、まずはZoomを使ってオンラインでミーティング。
依頼者本人とその親御さん、オンコ不動産スタッフの3人をZoomで繋ぎ、時には宮崎、福岡、東京の3ヶ所からアクセスしてミーティングしたこともあったそうです。

物件情報のデータベースに、顧客の希望に合う条件(家賃や路線など)を入力してリストアップし、画面共有したGoogle Mapで周囲の状況を確認しながら説明して行きます。
「Google Mapは、3D表示することで高い場所の眺望とかもある程度確認できるのでとても便利なんです。」と田中さん。

こうして3者で一緒に確認しながら、内見に至る物件を最大5ヶ所までに絞り込んで行きます。

なるべく学校や会社から近い場所を勧めています

PCを前に説明する田中さん

「事前にス○モなどの不動産情報サイトなどで物件を調べて相談されるお客様もいらっしゃるんですが、そういう場合は、立地場所よりも施設・設備優先になりがちなんです。」と田中さん。

「どうしても、築浅で設備も新しい物件が良さそうに見えるのはわかるんですが、そうした物件で月10万円以下という条件に合致するのは、それなりに理由があるんです。
それは、江戸時代の処刑場跡だったり、昭和初期まで花街、ドヤ街があった場所で、近年まで開発が進んでいなかった所が多く、施設は新しいけれど、まだまだ周辺の環境整備は進んでいないところが多いんです。
表面的には良さそうですけど、夜遅くに若い女性が一人で安心して歩ける場所なのか、そういう情報は実際に東京で暮らしていないとわからないので、打合せでは、周辺の犯罪発生率なども含めて、細かな情報をお伝えするようにしています。」

なるほど。確かにそうですね。

「それから、通学や通勤にかかる時間も大事です。
東京なら電車で1時間は当たり前と思われがちですが、宮崎に置き換えてみると、宮崎駅近くの学校や会社に通うのに、延岡で住む場所を探しますか?
首都圏だと、1時間あれば神奈川県から千葉県まで3都県をまたげる距離なんですよ。その1時間を満員電車に揺られるよりは、その定期代分を家賃に加算してなるべく近い場所に暮らした方が、生活にゆとりが生まれます。」

ライフスタイルを大事にして欲しい

内見の様子

「例えば秋葉原に学校があって、普通の不動産屋で住む場所を探すと、JR総武線沿線の千葉方面になりがちなんです。そっちが安い物件が多いですから。
だけど、ファッションに興味がある人だったりしたら、休日は渋谷や新宿などに行きたくなるじゃないですか。
だからうちでは、逆方向の京王線沿線をおすすめします。そうすると、アパートから新宿を経由して1本で秋葉原まで行けるので、途中の新宿でアルバイトすることもできるし、休日も定期券を使って新宿に遊びに行けます。新宿で乗り換えれば更にあちこちに行けます。」

なるほどねー。

「最初の打合せでは、どんなライフスタイルを送りたいかを必ず聞きます。
そのライフスタイルに合わせて、東京23区内に14万件ある物件の中から、住むべき場所を決めて行くんです。
14万件のうち、家賃8万円以下が7.9万件。管理費込みで探しても約6.9万件もあります。
築年数は20~30年以上経っていて、ビジネスホテルのようにトイレと洗面所とお風呂が一体となった3点ユニットの物件が多いのは確かですが、リフォームはされていますし、学校や会社に近くて安心して住める場所は、何にも代えがたいと思います。」

東京の物件は間取り図だけではわからない

1Kの物件

事務所でお話しを伺った後、実際に近くのマンションの6階にある1Kの物件を案内していただきました。
隣に「レクサス」を冠する高級マンションが建つ、渋谷駅から徒歩12分、神泉駅から徒歩7分という立地の物件で、窓の外には首都高が走っています。
北側に窓がある物件ですが、首都高があって目の前が開けているのと、その向こうに建つビルの外壁が白っぽいので、反射光で日中も割と明るいのが印象的でした。

「宮崎の方は、南側に窓がある物件が望まれるのですが、東京だと南側の目の前に建物が建っていて眺望が無い物件も多いんです。
ここのように北側が開けていたり、白壁の建物が前にあって反射光が入ったりする物件も多いので、間取り図だけではわからないんですよ。窓からの眺望が確保できるかは、階数にもよりますし。」と田中さん。

ご案内いただいた物件、目の前にある首都高を走る車の騒音がちょっと気になりますが、二重ガラスで騒音は抑えられていましたし、風呂とトイレは別、台所も広くて、その横の洗濯機置き場は扉で隠せるようになっていて、かなり快適そうでした。
これで、管理費込みで月10万円以内。渋谷にある会社で働くことになった学生さんに是非お勧めしたい物件です。ちゃんと探せば、こんな物件が便利な場所にあるんですね。

宮崎出身者の住まい探しを親身になってサポートしていただける「オンコ不動産合同会社」、本当にお薦めです!

【オンコ不動産合同会社】
住所:東京都渋谷区南平台町4-8 南平台アジアマンション601 → マップ
電話:03-3461-0012
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜・祝日

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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