テゲツー!焼酎担当、Diceです。
さて皆さん、11月1日は何の日かご存知ですか?
切りの良い日なので、日本では計量記念日、灯台記念日、自衛隊記念日、古典の日、点字の日、犬の日、寿司の日、紅茶の日、カーペットの日などいろいろな記念日に指定されていますが、その年の夏に仕込みが始まった焼酎が蒸留を終えて新酒として飲めるようになるのがこの頃であることから、1987年に「本格焼酎の日」に指定されました。
ひなたあたらよ 其の貳
その「本格焼酎の日」に、宮崎市内の飲食店と焼酎メーカー(蔵元)がタッグを組んで、各飲食店にそれぞれ異なる焼酎メーカーの蔵人が常駐し、腕によりをかけた付き出しとともに各社の焼酎と蔵人の話を楽しんでいただき、バルウォークのように次々と飲食店を巡ってもらおうという趣向の「ひなたあたらよ」というイベントが、昨年スタートしました。
ちなみに「あたらよ」とは「可惜夜」、大和言葉で「明けてしまうのが惜しい夜」という意味で、神無月が明けて全国の神様がお国へ帰るめでたい11月1日という日を、本格焼酎が毎年新しい芽を出す節日として夜通し楽しもうという意味が込められているとか。
ひなたあたらよ公式Webサイト
ひなたあたらよ其の貳Facebookページ
参加は11店舗×11蔵
昨年は10店舗10蔵の参加でしたが、2回目となる今年は、11店舗11蔵。エリアも時間帯も拡大されました。
参加する飲食店と蔵元の組み合わせは、次のとおり(それぞれの店の地図は上記を参照)。
1. 和風バル 喜作 × 松露酒造株式会社 (17:00~24:00)
2. 角打ち しなと × 株式会社黒木本店 (17:00~24:00)
3. 立ち呑みたたんばぁ × 明石酒造株式会社 (12:00~22:00)
4. 焼酎BAR よっと × 柳田酒造合名会社 (17:00~24:00))
5. みやざき心の味 ひろ志 × すき酒造株式会社 (17:00~22:00)
6. 美酒&肴 和季 × 株式会社宮田本店 (18:00~24:00)
7. 串かつ春日 広島通り店 × 古澤醸造合名会社 (12:00~23:00)
8. たちばな水産 × 小玉醸造合同会社 (17:00~24:00)
9. まんぺい × 有限会社渡邊酒造場 (15:00~24:00)
10. BAR AWATO × 京屋酒造有限会社 (18:00~24:00)
11. 串焼しろきじ 若草通り店 × 株式会社落合酒造場 (12:00~21:00)
飲食店、焼酎蔵とも昨年からいくつか入れ替わりがあり、組み合わせも変わりましたが、いずれも魅力的な組み合わせですね。
それぞれの蔵元がどんな焼酎を持ってくるのか、それぞれの店がその焼酎に合わせて、どんな付き出しを用意するのか、すごく楽しみです。
まず「あらんびっ君バッジ」を入手して
この素敵なイベントに参加するためには、まず、参加各店舗のいずれかで「あらんびっ君バッジ」(500円)を購入する必要があります。
バッジのデザインは写真の4種類ですので、どれでもお好みのものを入手してください。
バッジにデザインされた「あらんびっ君」というキャラクター、焼酎を製造する時に使われる蒸留器の祖先「アランビック(Alembic)」をモチーフにしていますが、今年のバッジ(写真左)は昨年のバッジ(写真右)より二回りほど大きくなっています。
「あらんびっ君バッジ」を購入すると、宮崎県内の焼酎蔵を紹介する『焼酎印帳』と「ひなたあらたよ 其の貳」の詳細が書かれたチラシが付いてきます。
『焼酎印帳』も2019年版に新しくなりましたので、
当日は、この3点セットを持って、各店を巡りましょう。
あとは回るだけ
入店して「あらんびっ君バッジ」を見せると、1杯目の焼酎(90ml)は、店からのサービスとして無料で飲むことができます(2杯目からは有料)。
その代わり、付き出し(300~1,000円)を必ず一品購入してください。
それぞれの店には、各蔵の複数の焼酎が用意されていますので、一つの店で蔵人の話を聞きながら腰を落ち着けてじっくり楽しむも良し、1杯だけで河岸を変えながら、いろいろな蔵の焼酎を楽しむも良し、思いのままに「本格焼酎の日」の夜長を楽しんでください。
しかし、11軒完全制覇すると、無料でいただける焼酎の量は5合瓶1本分以上(990ml)になりますから、次の日に差し支えないように!
11月2日(土)は焼酎ノンジョルノ
平日はなかなか、という方には、翌11月2日(土)の18時から、宮崎市一番街アーケード内で、宮崎県酒造組合主催の「焼酎ノンジョルノ宮崎」というイベントも開催されますよ。
県内の蔵元が勢揃いして、それぞれが持ち寄った焼酎を1,000円(オリジナルタンブラー付き)で飲むことができるのだそうです。
チケットは当日券のみ1,200名限定ということなので、一番街が凄いことになりそうな気がしますが、「ひなたあたらよ」に合わせて、こちらもお楽しみください。