今年も全品食べ比べました!! - ご当地グルメコンテスト2018 in まつり宮崎


デザート編

デザート編は、7市町村競合の激戦区。
昨年、一昨年と、高原町がこの分野で連覇を果たしていることもあって、いずれの市町村もレベルの高いスイーツを出品してきました。

延岡市「ぴっちぴちピーチパルフェ」

延岡市ブース

延岡市北方町は「千代姫」という小ぶりな桃の産地として有名。
その産地のアピールのため、延岡市は桃をふんだんに使用したパフェで勝負してきました。
ブースの写真がいまいちなのはご容赦くださいm(_v_)m

延岡市「ぴっちぴちピーチパルフェ」

ほんのり桃色に染まるビジュアル。なかなか美しい。
桃のエキスが練り込まれたソフトクリームに、果肉もたっぷり。
熟れた桃の甘い香りと、ほとばしるフレッシュな甘い果汁。
ごてごてと飾り付けないシンプルな一品ですが、桃の美味しさを全面にアピールする、完成度の高い一品。

 

小林市「甘めモ~甘メロン」

小林市ブース

小林市は、同市のふるさと納税でも大人気でのメロンを使ったパフェで対抗。
ブースには、市のマスコットキャラクター「こすモ~」も応援に。

小林市「甘めモ~甘メロン」

これまたメロン色で統一されたビジュアルが美しい。
こすモーのクッキーのトッピングが可愛らしさを添えてます。
上品な甘みのアールスメロンをスムージーやゼリーに仕立て、ソフトクリームとともにカップに入れたら、メロンの果肉とシャインマスカットの実をトッピング。
メロンの旨味あふれるこのパフェ、市販されたら500円では絶対に買えないでしょうが、少々高くても食べる価値があると思える完成度の高さです。

 

日向市「恋するへべすシャーベット」

日向市ブース

「リラックス・サーフタウン」の日向市は、「恋する灯台・細島灯台」をイメージしたスイーツを、特産のへべすを使って表現してきました。

日向市「恋するへべすシャーベット」

カップの下にはへべすのシャーベット、上にはブルーに色づけされたへべすゼリーバニラアイス、イチゴとマンゴーを贅沢にトッピング。
ブースでの調理ではなく、冷凍された製品をブースで提供されていたので、受け取った時は全体がかちかちでゼリーも硬かったので、少し置いて柔らかくする必要がありました。
先を急ぐ取材陣には不評でしたが、他のものと一緒に買って、最後にデザート食べる頃にはちょうど良くなるのかも。
へべすの酸味で口のなかがさっぱりと現れるので、肉料理の後などには最適です。

 

高原町「むらさき式部」

高原町ブース

一昨年、昨年と高原ソフトクリーム研究所のソフトクリームをベースにしたデザートで連覇を果たした高原町は、今年は「ケーキハウスくるみの里」をフィーチャーして、紫式部をイメージしたパフェで攻めてきました。
ブースのお二人も和服姿で統一。

高原町「紫式部」

甘酸っぱく上品な味の高原産ブルーベリーをふんだんに使い、いちご、ソフトクリーム、くるみの里のチーズケーキ「プレミアムホワイトルージュ」などを合わせたパフェは、さすがに3連覇にチャレンジするだけのクオリティを持っています。
高原町のスイーツ、恐るべし。

 

新富町「フラッペコーヒーゼリーフロート」

新富町ブース

新富町は、町内のコーヒー専門店「珈琲専科 批呂」をフィーチャーして、コーヒーの味を様々に楽しめるスイーツを用意してきました。
ブースには、今年就任したばかりの小嶋崇嗣町長の姿も。

新富町「フラッペコーヒーゼリーフロート」

カップの下にはコーヒーシロップのかかったフラッペ、その上にほろ苦くふるふるとしたコーヒーゼリー。そこにバニラアイスを載せて、ホイップクリームを飾り、彩りのデコレーションを散らしています。
ビジュアル的には子どもっぽい印象もありますが、大人のスイーツとしても十分。会場にはコーヒーが無いので、ちょっとお口直しするには良いかも。

 

西米良村「すっぺぇゆずっぺ」

西米良村ブース

柚子の産地・西米良村は、柚子をストレートに味わせる作戦で、ゆずシロップのかき氷でチャレンジ。

西米良村「すっぺぇゆずっぺ」

かき氷なので、早く食べないと溶けてしまいますが、慌ててかき込むと頭の芯がキーンとしびれてしまうのでご用心。
柚子の果汁そのままのゼリーもトッピングされ、食べ進むうちに酸っぱさが次第に際立ってくる、名前のとおり柚子の酸っぱさが前面に押し出した、刺激的な一品です。
さっぱりとした後口なので、これもまた肉料理の後、他のスイーツの後などのお口直しに最適。

 

諸塚村「森のアイスクリーム盛り合わせ」

諸塚村ブース

諸塚村は、宮崎市橘通東2丁目にある物産館「海幸・山幸」の人気商品を持ち込んできました。

諸塚村「森のアイスクリーム盛り合わせ」

「海幸・山幸」で一番人気のブルーベリー味、昨年のご当地グルメコンテストでも好評だったという珍しいビワ味に加えて、バニラ味の三位一体。
ひとつひとつが優しい味わいで、爆食した後でもお腹に入ってしまいます。
ビジュアル的に地味なのが少し残念ですが、ボリュームもあるので、食後のデザートの選択肢としてはオススメできます、

 

以上、デザート系メニュー7種類、いずれも負けず劣らずの出来映えで、特にパフェ系は大激戦の様相ですが、取材陣の総合評価が最も高かったのは、「甘めモ~甘メロン」(小林市)でした。

さて、以上26市町村すべての出展品を、取材陣9名の総力を結集して食べ尽くしましたが、お客さんの投票の結果、今年の栄冠を勝ち取るのは、どこの市町村なのでしょうか?

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結果発表

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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