宮崎の秋の味覚、イセエビを食べよう! - 「みやざきイセエビいただきマンス2016」


宮崎イセエビいただきマンス

旬の食材ハンター、Diceです。
9月も半ばを過ぎ、食欲の秋、収穫の秋がやって来ました。
宮崎の秋の味覚にも様々ありますが、その一つが9月1日に漁が解禁になったイセエビ

宮崎県は、全国8位(2014年)の漁獲量を誇る生産県でもあり、9月1日から11月30日までの3ヶ月間は、「みやざきイセエビいただきマンス」と名づけられ、各地で様々なイベント開催されています。

宮崎県では現在、「2016みやざきイセエビいただきマンス!」を開催中。

この一環で、県北の延岡市では、お隣の大分県佐伯市とともに「東九州伊勢えび海道 伊勢えび祭り’16」が、県南の日南市では、「日南海岸伊勢えびまつり」が11月末までの日程でそれぞれ開催されています。

 

「うなぎ料理 大清」にやってきた

「うなぎ料理 大清」外観

残念ながら、各地の漁港で開かれる「イセエビまつり」にはタイミングが合わずに参加できませんでしたが、旬の食材ハンターとしては、なんとか早めに今年のイセエビを食べなければと、「日南海岸伊勢えびまつり」参加店舗の中から、日南市吾田東にある「うなぎ料理 大清」にお邪魔してきました。

鴨のロースト

まずは、先付けの鴨のローストを肴に、ビールでも飲みながら、久しぶりのイセエビへの期待で高ぶる心を落ち着かせます。

大清さん、さすがに地元でも人気店だけあって、周囲は夕食を摂る家族連れでほぼ満席。
皆さん、イセエビを食べに来られたのでしょうか。

 

まずは刺し身から

刺し身盛り合わせ

歓談しながら待つことしばし。
「お待たせしました。」
と運ばれてきたのが、ご覧の刺し身の盛り合わせ。

ありがちな舟盛りではなく、屋久杉でしょうか、木の根の部分を加工した大ぶりの器が使われているところが、老舗の味。
盛られているのは、カツオ、イカ、鯛、そしてお待ちかねのイセエビと豪華です。

イセエビ刺し身

こちらが、定番中の定番、イセエビの造り。
透き通った身を噛むと、プリッとした食感の後に、ねっとりと甘みが広がります。
このねっとり感が、イセエビの刺し身の特徴ではないでしょうか。

 

続いて炭火焼きで香ばしく

イセエビとサザエを七輪で焼く

続いては、縦半分に割ったイセエビとサザエを七輪で炭火焼きに。
この絵面が既に豪華ですよね。

レアに焼き上がったイセエビ

イセエビは、殻に近い部分が白っぽくなった程度で火から下ろして、殻から外していただきます。
生の刺し身とはまた異なり、プリプリ感と甘みが際立ち、炙られた殻の香りも加わって、エビを食べてる~という満足感が強く味わえます、

うなぎ蒲焼き

合間にうなぎの蒲焼きが出るのが「うなぎ料理 大清」ならでは。
やはり専門店でいただくうなぎは美味しいですね。

イセエビと言えば具足煮!

イセエビ具足煮

続いて、イセエビの具足煮。
エビの殻を具足(鎧兜)に見立てて、殻ごと煮るのを具足煮と言いますが、殻からも良い出汁が出て、イセエビはもちろん、その出汁をよく吸ったナスとピーマンも美味い。

うなぎ炊き込みご飯

〆のご飯物は、うなぎの炊き込みご飯。
うなぎの旨味と香りが染み込んだ、ちょっと甘めの味付けのご飯がまた美味い。
これが出るとわかっていたら、蒲焼き一切れ残しておくんだった。

最後は味噌汁で

イセエビの味噌汁

炊き込みご飯に合わせるのは、イセエビの味噌汁。
刺し身にしたイセエビの頭の部分を割って、味噌汁にしたもので、余すところなくイセエビをいただきます。
麦の白味噌の甘さとイセエビの出汁が絶妙で、イセエビ料理の最後を飾るにふさわしい味です。
足の部分の身まで、しっかりいただきましたよ。

ご紹介した以外にも、大清さんのコースには、茶碗蒸しやデザートのフルーツなどが付いていて、お腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。

 
いかがでしたか?
冒頭でご紹介したように、「みやざきイセエビいただきマンス2016」は、延岡市と日南市を中心に11月30日まで開催中。
折角なので、皆さんもこの機会に、宮崎の秋の味覚を是非とも味わってみてください!!

 

【うなぎ料理 大清】
住所:日南市吾田東10丁目8番14号 → マップ
電話:0987-22-3478
営業時間:昼 11:00~14:00、夜 17:00~21:00
店休日:12月31日~1月2日

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
2020年8月からテゲツー!のWebサイトの管理運営を引き受け、ライター兼編集長としてテゲツー!全般の面倒を看ています。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。

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