特産物直売所の売上がV字回復!年商4億円に迫るお店づくりの秘密


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宮崎県綾町。

有機農業の町などとして全国的な知名度を誇り、移住者も多く、地方創生の成功例として知られている。

そんな綾町の役場の隣に、「綾手づくりほんものセンター」はある。

農作物や加工品や工芸品など、特産品を展示販売している直売施設だ。

全国的に直売所は売上の減少が続いている。

そんな中で「ほんものセンター」は売上をV字回復させた。

店長の梶山剛さんにその秘密を伺った。

目次

負の連鎖を断ち切るために、どこから始めるかを決める

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最盛期は売上4億円を誇った町の直売所は、見る影もなくなっていました。

お客様の声から、従業員のサービスが悪かったのではないか、ということを考えました。

「売上が下がる」から「給料が下がる」。

その負の連鎖が気持ちを下げていました。

このままじゃいけないと思い、サービス改善から始めると決めました。

決めたのは1つのルール

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ひとつだけルールを決めたんです。

「お客様の目線で物事を考える」というものです

それだけです。

そこから始めようと決めて、従業員に説明しました。そしてひとつひとつやっていきました。

上司が従業員と同じ視点に立つから信頼される

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まず自分から「ありがとうございます」と「笑顔」をやるようにしました。

今でも、いちばん「ありがとうございます」を言ってるんじゃないかな。

ルールを作って押し付けるんじゃなくて、上司がまずやる。

自分がするということが大事で、それを見せていくんだと思います。

そうすると、コミュニケーションが変わっていきました

「ここが問題です」「こうした方が良い」という声が従業員から出始めた。

そして売上も上がり始めました。

生き残ると良い時代が来る。だから、お客様のことを考えてがんばる

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現在は、売上も回復し、笑顔が本当に増えました。

笑顔が増えると、みんながみんなをお互いに信頼するようになって、更に売上が増えるというプラスの連鎖を生み出せるようになっています

これから直売所は更に淘汰されていくと思います。

全国の直売所に向けては、でもだからこそ、生き残れ!と言いたいです。

笑顔で、楽しく、熱く、愛を持って働こう!そしたら良い時代がくるはずです。

自分のコピーを作りたい。思いとノウハウを次世代へ、全国へ引き継ぐ

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今後のほんものセンターは、一番盛り上がっていた頃の売上である4億円を超えたいと考えています。

そのためには、生産者さんとの連携が不可欠。密にコミュニケーションをしながら、どんどん仕掛けていきます。

自分自身としては、自分のコピーを作りたいと思っています。何を考えて、どう動いているか、何をやっているかを全部伝えます

右腕のような存在として、そして一緒に掛け合わせることで、更に上にあがっていけるようにしたいです。

自分が動くことで綾町が良くなっているという実感があります。その思いがエネルギーですね。

お問い合わせ

綾手づくりほんものセンター
〒880-1303
宮崎県東諸県郡綾町南俣515
TEL:0985-77-0777
FAX:0985-77-0838
【営業時間】 8時30分~18時00分
(10月~3月は17時30分まで)
【定休日】無休
(年始1月1日~1月2日のみ休み)

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この記事を書いた人

宮崎てげてげ通信の活動を通じて、人と人、内と外がつながる、人と企業が繋がる。そしてたくさんの笑顔が生まれることが私の夢です。

将来的には、宮崎県を愛する人が集まり、交流でき、そこから発信、創発が起きるような「てげてげ通信カフェ」ができれば嬉しいなと思っています。

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