宮崎科学技術館で、世界最大級のプラネタリウムを楽しめ!


宮崎駅東口から

JR宮崎駅の東口を出ると、すぐ右手に銀色に輝く大きなドームが見えます。
何なのでしょうね?、気になります。
行ってみましょう。

コスモランド

駅前から歩いて3分、すぐに到着しました。
ここは、宮崎科学技術館。「コスモランド」と呼ばれているようで、表にそういう看板も出ていました。
宮崎市立の施設で、(公財)宮崎文化振興協会により運営されています。

H-Iロケット

入り口の右手には、H-Iロケットの実物大模型(高さ40m)も展示されています。

H-Iロケットは日本(三菱重工)製で、1986(昭和61)年に第1号が打ち上げられ、1992(平成4)年までに9機が全て打ち上げに成功し、実用静止衛星の打ち上げに大きく貢献した、日本の宇宙開発の歴史に燦然と輝くロケットなんですよ。知ってました?。

今は、この後継機のH-IIロケットが活躍していますね。

宇宙服姿の山崎直子さんが出迎えてくれました。

山崎直子さん

山崎さんは、スペースシャトルに搭乗した最後の日本人でしたね。2010年4月のディスカバリーでしたか。

隣に立って記念写真を撮ることができるのですが、今日は残念ながら一人(T-T)。
まあ、宇宙服の横に普通の格好で立っても絵にならんだろうからいいんだが。

初代投影機

その横には、プラネタリウムの初代投影機が飾られています。
初代ということは、ここにはプラネタリウムがあって、二代目が活躍しているのですね。

ここから先は有料エリアということで、受付でチケットを買って中に入ります。
入場料は、

区分 展示室+プラネタリウム 展示室のみ
一般 団体 一般 団体
高校生以上 750円 600円 540円 430円
4歳~中学生 320円 250円 210円 170円

ということになっているので、プラネタリウム付き大人1枚750円を支払って、チケット受け取ります。

プラネタリウムの投影は、平日と土曜は11時、13時30分、15時の3回、日・祝日は11時、13時10分、14時20分、15時30分の4回になります。
毎回、上映プログラムが変わるのですが、今回は、13時30分の回を選びました。

チケットと一緒にプラスチック製のタグも渡されますが、これは座席数が限られているので、そのチェックのためなんでしょうね。

 

展示室へ

ジェミニ宇宙船

展示室に入ると、まず目に入ったのがジェミニ宇宙船の実物大模型。
アメリカ合衆国で1960年代に行われた有人宇宙飛行のジェミニ計画で利用された2人乗りの宇宙船で、1964年から66年まで12基が打ち上げられたとのこと。

月着陸船

そのお隣は、人類が初めて月面に降り立った、あのアポロ11号に搭載されていた月着陸船の実物大模型。
意外に大きいというのが第一印象。
これが見られるのは、日本ではここだけなのだとか。

手前の宇宙服は、ヘルメットの部分に後ろから顔を入れて記念撮影ができるようになっているのですよ。
お子様連れのマストな撮影ポイントですね。

コスモ博士

宇宙船見てたら、後ろで何か声がしてきたので振り返ったら、なんと人型ロボットのコスモ博士ではありませんか。
ちょっとアインシュタイン博士に似てますね。
このコスモ博士、実は二代目で、初代はその隣で骨格だけになって展示されてました。

 

プラネタリウムへ

プラネタリウム内部

展示室をぶらぶらしてたら、プラネタリウムの開始時間が近づいたというアナウンスがあったので、入り口のある3階に上がり、係の方にプラスチックのタグを渡して中に。

おー、なかなか広いですね。
ドームの直径は27m、座席数は280もあります。
ここが完成した当時は、世界最大ということで、ギネスブックにも載ったことがあるらしいです。

現在は、他に大きい施設ができてしまいましたが、それでも世界で5番目に大きいプラネタリウムとのこと。世界最大級ということに間違いありません。

スーパーヘリオス

ドームの真ん中に鎮座するのが、世界シェア40%を占める五藤光学研究所の「スーパーヘリオス」。
このプラネタリウムでは二代目の投影機ですね。
9等星までの13万個の恒星を投影できる優れものらしいです。

残念ながら投影中は撮影禁止なので、皆様にはその美しさをお見せすることができませんが、これは是非、実際に出かけて行って確かめてみてください。
その日に宮崎で見える(はずの)星空、なかなか感動しますよ。

プログラムは、その日の夜9時に現れる星空の投影と解説と映像番組の組み合わせで約50分。

この回は、『秘密結社鷹の爪 THE PLANETARIUM』という番組で、ブラックホールの仕組みがアニメでわかりやすく解説されてました。
鷹の爪、味あるわ。さすがや。

 

まだまだ楽しめる

エネルギーサーカス

プラネタリウム終わっても、2階の展示室にはエネルギーの仕組みや様々な物理現象などを体験できる施設がたくさんあって、大人でも十分に楽しめます。

全部を体験すると、半日はかかること間違いなし!。
なので、入場券は当日限り再入場可能になっているのです。
館内には食べるところがないので、途中でお腹空いて何か食べたくなったら、いったん外に出て、お腹を満たしたらまた戻ってくることが可能。

特別企画 南極展

7月は、多目的ホールで26日まで「南極展」もやっています。

宮崎に旅行に来られた方も、宮崎駅から近いので、ちょっと時間がある時に立ち寄る施設としてお薦めです。
そして、どうせならプラネタリウムも是非お楽しみください。これ見なかったら損しますよ!。

宮崎科学技術館
開館時間:9:00~16:30
休館日:毎週月曜日(祝・休日は除く)、祝日の翌日(土・日・祝・休日は除く)、12月29日~1月3日
Webサイト:http://cosmoland.miyabunkyo.com//
[mappress mapid=”76″]

Follow me!


よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

目次