ペレットアート界の第一人者が南九州大学の学園祭にやってきました!
第11回きりしま祭の開催中(2日間)で、熊本城の完成を目指した、二人の汗の結晶の物語をお送りします。
土台は発泡スチロール!計算されつくされた熊本城
お二人は、熊本県の南小国町からやってきました。
熊本といったら熊本城だろ。
これを土台に、ペレットを一つひとつ積み上げていきます。
え??
ま、、まじ。。。
かなり気が遠くなる作業ww
木質ペレットって??
おが粉やかんな屑など製材副産物を圧縮成型した小粒の固形燃料のこと。
ペレットストーブ、ペレットボイラー、吸収式冷凍機の燃料として用いられる。木質バイオマスペレットとも呼ばれる。
(wikipedia先生より)
サイズ的には、長さ1センチ~1.5センチ弱、幅は0.6ミリくらいかな。
円筒形で、これをただ、たんたんと積み上げ、ボンドでくっつけていきます。
ペレットアート界の巨匠 橋本晢典氏
この方、公務員なんだけれど、
吉原神楽をミラノにもっていったり、
飛ばない(飛ぶ気のない)鳥人間コンテストでに、本気の仮装で挑んだり、
「遺跡を作ってみたい!」というだけの理由から、自分ちの山に遺跡を作っているという、かなりぶっとんだ人w
ペレットアートも、そこにただペレットがあったから。
すでに巨匠の風格が漂っていました。
橋本巨匠の助手 井聡也氏
「ひたすら無心になり作業をしていると、不思議と賢者になったような感覚に襲われます」と話してくださいました。
聡也さんは、南小国の森林組合で働いているそうで、山のことや気になっているバイオマス発電のこととかを教えていただきました。
ふむふむ。
とはいえ、長友が参戦するまで、好きすぎて、言葉を交わすことも、食事をとる時間も惜しんで、もくもくと作業し続けていたお二人。
学園祭終わりまで、もう少し!
間に合うかな。。。
ちょっとだけ、長友もお手伝い!
木の油で、すこし光沢感のあるペレットを積み上げていくと、まるで沖縄の家のような質感になっていきます。
やればやるほどはまっていくペレットアート。
やばい、これ、楽しいw
3Dパズル的な、なんともいえない達成感もあります。
2日間かけてペレットアート「熊本城」の完成!
おおおおお。
かっこいい!
下からあおってみると、もっと迫力ある!
自分が巨人になった気持ちにもなれるよ。笑
横からみても美しい!
いやー、このためだけに、宮崎に足を運んでくれてありがとうございます。
「好きなことを、好きなだけやれるってありがたい!」
と言っていた橋本巨匠。
「好き」という気持ち。
「やりたい」という気持ち。
それがなんのために?って言われても、「分かんないけれど、やってみたいんです」っていうのもええんじゃないの。
人の好奇心、好き、楽しい。
純粋な意欲から湧き出る行動は、何よりも強いなぁ。
大事な大事なことを思い出させてくれて、ありがとう!
あ、、あれ。。。
わたくし、ペレットアートにはまりすぎて、他の学園祭っぽいことなにもしてない。。。(笑)