どうも。女・吉田類を目指している竹下です(笑)。
老舗の椅子屋さんのご主人が、なんと美味しいもも焼きを出すお店をOPENしたらしい!という情報を聞きつけ、早速行ってまいりました。
橘通2丁目交差点「お菓子のひだか本店」のある角から西に延びる恵比寿通りを西の高松町方面に歩き、中央通りとの交差点を過ぎて、伊東金銀店のビルを過ぎた角を左に曲がったところにある南エビスビル一階の奥にあります。
2月9日にオープンしたお店の名前は、その名も『旨焼 いすや』。
入り口には看板の代わりに椅子が置いてありました(近々、もっとわかりやすい椅子の看板に変わるそうです)。
カウンターだけのコンパクトな店内
扉を開けて中に入ると、右手の厨房の前に長いカウンターがあるだけのコンパクトな店内で、席数は11席。
カウンターの上には排煙ダクトが設置され、七輪でお肉を焼くスタイルになっています。
店主は椅子屋さん
カウンターの中にいらした、店主の野島良将さん。
昼間は、宮崎市大塚町大塩道下にある野島椅子店で、椅子を中心とした家具の販売や修理、再生をされています。
そんな野島さんが、今回、なぜ夜のお店を出されたのかを伺うと、
「元来の料理好きが高じて、周りの友人の勧めもあってオープンを決めました。」
とのこと。
赤鶏がオススメ
こちらは、鶏肉や豚肉を七輪で焼きながら食べるのがメインですが、壁に掲げられたメニューを見ると色んな部位があります。
それにとってもリーズナブル。
野島さんにおススメをお聞きすると、
「赤鶏を食べてみてください。
地頭鶏もあるけど、うちはこの赤鶏を推してます!」
とのこと。
「宮崎のどこ産の赤鶏ですか?」
と尋ねると、
「宮崎県産、というだけで勘弁してください!
希少な鶏で数が少ないので、みんなが買いに行って手に入らなくなると困るので(笑)」
と秘密にされてしまいました。
余計気になる!!
赤鶏のたたき
オススメに従って、まずは「赤鶏のたたき」から。
見るからに新鮮そう~~。
野島さんによると、
「脂身が黄色いのが新鮮で美味しい証拠ですよ!」
とのこと。
期待に胸ふくらみます。
「しっかり混ぜて食べてねー!」
とのことで、混ぜ混ぜ。
「んまーーい♪」
ニンニクの効いた甘めのタレが絡まった赤鶏の肉は、適度な歯ごたえと旨味で、箸が止まりません。
ハイボールで一息ついたところで、いよいよ焼きメニューへ突入。
赤鶏もも
まずは、もも身の部位「赤鶏もも」から。
炭火が入った七輪の上の網に乗せ、あまり焼きすぎない程度でパクリ。
おお~!ぷりっぷりの弾力で、皮や脂の旨味がぎゅっと詰まってる!
お肉は事前に自慢の醤油タレに漬け込んであるので、何も付けずにそのまま食べられます。
豚のどなんこつ
次のおススメ部位は、「豚のどなんこつ」。
豚のタン(舌)から続く喉骨に付いている軟骨で、豚一頭から20gほどしか取れない希少部位です。
軟骨のコリコリとした歯ごたえとその周りの柔らかい食感との対比が面白く、噛むほどに溢れてくる美味しさもいいです。
これは、のん兵衛は好きですね 絶対。
骨付きタン元
そして気になった、「骨付きタン元」。
タンって薄切りのイメージしかなかったのですが、これは骨についたままのタンまるごと1本。初めて見ました。
これもなんと1本300円と安いーーー!
3本頼んでみました。
おおー、ほんとに骨がついてる~。
ジュージューと焼いて、骨をペーパーで包んでかぶりつきます。
熱いから気を付けて!!
タンの適度な歯ごたえと旨味で、何本でもいけそう。
サイドメニューもユニーク
そして、サイドメニューで見つけた「号泣板わさ」。
冗談か!というほどの大量のワサビが挟んであります。
一口いただくと、鼻にツーーーーーーーン!!
ほんとに号泣します…涙涙。
でもクセになりそうでした(笑)。
そしてサイドオーダーからもう一品、「塩昆キャベツ」。
塩昆布とごま油に絡めてあって口休めにぴったりです。
生ビール1杯500円、ハイボール1杯400円など、ドリンク類もリーズナブルで、店長の友人の皆さんが沢山通うお店というのもよくわかる、アットホームな雰囲気でした。
あなたもぜひこの貴重な絶品赤鶏を食べに行ってみてね!
【旨焼 いすや】
住所:宮崎市上野町8-12 南エビスビル1F 1-D → マップ
電話:090-3884-0704
営業時間:18:00~22:30
定休日:日曜日
席数:11席
寄稿者:竹下末利子
至福の時間は、昼からのお酒。宮崎に限らず、全国、色んな国の色んな酒場を放浪中。
趣味は、神社参拝。
フラワーデザイナー、コスメプロデューサー、美容家など色々なお仕事をしていますが、『遊びが仕事、仕事が遊び』が信条。