冷や汁やスイカのお漬物が美味しい季節になりました。
朝笙玖一(あさぶえきゅういち)です。
時季的に、暑気払い(お酒を飲まないほう)にぴったりな場所を見つけたのでご紹介します。
その場所とは……、
「宮交ボタニックガーデン青島」ですっ!
永らく「県立青島亜熱帯植物園」として親しまれてきたこの植物園は、2016(平成28)年3月にリニューアルオープンし、宮交ホールディングス株式会社がネーミングライツを取得(2021年3月31日まで)して、「宮交ボタニックガーデン青島」という名称になっています。
昼間も木陰で読書やひと休みをするのに最適な場所なのですが、7月22日(土)から夜間のライトアップが始まって、夕涼みに最高な場所になっているのです。
入園料は無料!
こちらが、青島神社への参道の途中にある、「宮交ボタニックガーデン青島」の入り口です。
入園無料なので、安心して入ってください(笑)
ここが夜になると……、
ご覧ください。
美しくライトアップされて雰囲気ががらりと変わり、ゆったりとした気持ちになれます。
日本では、なかなかお目にかかれないこの風景。
まるで海外旅行に来たような気分になれます。
ロータリー花壇の奥には、大温室が見えます。
緑濃く、夜でも圧倒的な存在のシマナンヨウスギ。
力強くも優しい巨人は、今年の目玉です。
次は、ワシントニアパーム並木の脇を通り過ぎて、大温室に向かいます。
大温室もライトアップ
大温室の昼間の様子です。
これが夜になると……、
内部がブルーにライトアップされて、闇の中に浮かび上がっています。
寒色のライティングが、夏の夜に清涼感を演出しています。
手前の植物とのコントラストは、インスタ映えのする撮影ポイントになることでしょう。
大温室の内部を歩くと、まるでアクアリウムの中を散歩しているような気分になります。
急がずゆっくり歩きましょう。
シンガポールとの友好の証
温室の中の通路を進んで行くと、なんか、どこかで見たような像が見えてきました。
これは、シンガポールのシンボル、「マーライオン」ではありませんか。
なぜここに、「マーライオン」があるのかと言うと、県立青島亜熱帯植物園には、1965(昭和40)年にシンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)と姉妹植物園となり、その後、技術者の派遣や植物の交換などによる交流が行われてた歴史があるのです。
そこから50周年を経たことを記念して、シンガポール政府観光局の許可を得て製作され、植物園のリニューアルに合わせて2016(平成28)年3月に設置されたのだそうです。
ライトアップされた「マーライオン」は、陰影が際立って迫力があります。
口から吐き出される水の勢いもグッドです!
しかもこの「マーライオン」、シンガポールのものと同じ方角を向いているそうですよ。
温室の二階に上がって眺めてみると、今にも木々の間から魚でも泳いで出てきそうな、幻想的な雰囲気です。
夕涼みがてらお気軽に!
「去年よりもパワーアップしたライトアップを是非見に来てください。」
と、笑顔でそう仰るのは、副所長の前田高志さん。
「夕涼みがてら、気軽に遊びに来てください。」
とのことです。
日中の暑さを身体にため込んだ方も、クーラーで身体を冷やしすぎた方も、夕涼みと称して「宮交ボタニックガーデン青島」の植物に癒されてみてはいかがでしょうか!?
【宮交ボタニックガーデン青島】
住所:宮崎市青島2丁目12-1 → マップ
電話:0985-65-1042
ライトアップ期間:7月22日(土)~10月1日(日)
開園時間:8:30~21:00(ライトアップ点灯18:30~21:00)
※期間中の金・土曜日、お盆はナイトカフェオープン。
大温室休館日:毎週火曜日
公式Webサイト:http://mppf.or.jp/aoshima/
寄稿者:朝笙玖一
文章を書くとストレスが発散するという特異体質。ひっそりと作家を目指している。
ZONEに入ると、ひとの話しが聞こえなくなり、ご迷惑をおかけしております。
水辺に行くと心が落ち着くのは、水属性か生まれ育ったのが青島だからだろうか。酒を飲むと、よー喋る。