[ザ・ボタニストカクテルコンペ] 日本一グランプリ受賞! 蛯原三奈さん( Wine&Bar麦家)


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(引用:The Botanist Japan Facebookページより)
 14060216_739824606160423_1445132708_o寄稿者:イコクミ
’’MIYAZAKI・LOVER’’
IKOKUMI目線で宮崎の心地良い人・思考・お店・モノ・空間をリサーチ。そして共感&共有できるヒトの出逢いや時間に喜びを感じるアラフォーです。

この「恋するボタニスト」の動画を初めて見た時に、「何コレ素敵すぎる!!」と釘づけになりました。

アイラ島のジンと宮崎のハーブをミックスして誕生した、このカクテルをのんでみたいーー!

このザ・ボタニストカクテルコンペで日本一!グランプリを受賞したカクテルが飲めるのは、「Wine&Bar麦家」さん。

迎えてくださったのは、グランプリを受賞した蛯原三奈さん

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名実共に名店の麦家さんでも、三奈さん(中央)は、大人気のバーテンダーさんです。

さっそく今回、グランプリを受賞されたコンペについて、お話をきかせていただきました。

「ザ・ボタニストフォーリジドカクテル・コンペティション2016」って?

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(引用:The Botanist Japan Facebookページより)

ザ・ボタニストはアイラ島で生まれたスーパー・プレミアム・ジン。

伝統的なジンの原材料である9種類のコアボタニカルに加えて、アイラ島で採取された希少な22種類の野生のボタニカルを手で採取し、島で丁寧に蒸留されて作られています。

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(引用:The Botanist Japan Facebookページより)

その土地の伝統や食材、文化、
生産者に敬愛の念を忘れることなく、自らの手で摘んだボタニカルと共に
創造性(クリエイティビティ)を最大限に発揮させたカクテルを創りだすコンペティション。

昨年からスタートして、今年は2回目の開催でした。

前回は東京地区限定だった応募条件が、今年から全国が対象となり、応募総数も前年度から比べて、約4倍ほどになったそうです。

目次

「B・B(Botanical Beauty)恋するボタニスト」は?

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三奈さん自身が、小林市のふくどめハーブ園で採取したハーブをつかってつくるカクテルです。

マロウのハーブティーに柑橘系のビタミンCを入れると色が変わるというのを知って、今回のカクテルのアイデアが湧いたんだとか。

こちらは、カクテルの中にも使用するオレガノ!

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幸福のシンボルともされるオレガノ。

「女性が喜ぶ、美容に良いものを作りたい」という想いで、リキュールを加えずにハーブをつかってシロップをつくり、ザ・ボタニストで作ったカクテル。

シロップを煮込む時間や使うハーブによって色が変わるそうで、そこが一番苦労したんだそうです。

このカクテルには最後に素敵な演出も!

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「ボタニストが宮崎のボタニカルに恋をした」とカクテル名にあるように、最後に、宮崎産のヘベス入れることによって紫色がピンク色に変わるカクテルです。

そう!色が変わる瞬間は恋に落ちる瞬間そのものですね。

三奈さんは何度もレシピも試行錯誤し、カクテルの為にグラスを探すぐらいのこだわりぶり。

カクテルのストーリーからレシピ開発、グラスまで、最後まで妥協しない姿勢が高く評価されました。

「今後の目標は、ワールドクラス世界大会!」

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(引用:The Botanist Japan Facebookページより)

実は、三奈さんは大学時代は、保母さんを目指していたそうで、バーテンダーになるきっかけは、夏休みのちびっこ広場のお手伝いをした打ち上げで人生初のBarへいったこと。

「若い時にしかできない仕事がやりたい」と思いながらモヤモヤしていた時にBarに足を踏み入れて、その世界の魅力を感じて霧がパーッと晴れたそうです。

親の大反対を押し切ってバーテンダーの世界へ。

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その頃お世話になった方から、「誰に反対されても自分でやる!という意思があれば応援する」という一言で決意を固め、20歳からバーテンダーの道に進みました。

それから16年が経ち、「16年前に大反対した両親が、今は一番のファンです。」と笑って話してくださいました。

「カクテルコンペで負けることの恐怖もあるから、ぶっちぎりでの1位を目指す」と話す三奈さん。

その言葉を自信をもって言えるくらい、人の見ていないところで練習し続けてこられていることを感じました。

長友まさ美も「美味しい〜〜!」と絶賛!

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全国区のカクテルコンペで日本一になった三奈さんのカクテルは、ここ、宮崎でしか飲めないなんて、とっても贅沢!

これってカクテルを通して宮崎の観光になるんじゃないかと思い、県外、市外のお友達にもPVを送ると、「素敵!飲みに行きたい」と、実際に沢山の方がお店に来て飲んでくれました。

人やお店が宮崎のひとつの観光になるって本当に素敵な流れだなーと思います。

ほら!

美味しいカクテルをのむと、こんなに人ってチャーミングに。笑

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この宮崎から、日本一を手にした彼女の存在を誇りに思います。

そしてまたイコクミは、麦家さんのカウンターで彼女のつくるカクテルを飲んでエネルギーをChargeするのです(笑)

優勝カクテル「B・B」はへベスの季節が終わり次第終了となります。

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また来シーズンをお楽しみに!

その間はザ・ボタニストを使ったカクテルや、旬のフルーツのカクテルや、他の受賞カクテルをお楽しみくださいませ。

◆Wine&Bar 麦家
住所:宮崎市橘通西3丁目8−15 第3吉野ビル2階 → MAP
TEL:0985−23−8177
営業時間 19:30〜1:00(0:30 LO) 
定休日:日曜日

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この記事を書いた人

県内各地に散らばる寄稿者用の統一アカウントです。
宮崎県内の地元の人だからこそ知っているおすすめの「グルメ」「観光」情報を軸に、地域の安全安心につながる情報の提供にも取り組んでいきます。

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