どーも!
そろそろ被選挙権が行使できる年齢に差し掛かりそうなこーへいです。
「18歳選挙権」が適用されるはじめての選挙となる参院選の投票日が、いよいよ7月10日と迫っていますね。
若者の政治参加という点への関心がとても高まっており、また若い世代の政治家もメディア等で多く見かけるようになったと感じます。
縁あって、そんな新世代の政治家のお一人とお話させていただく機会がありました。
28歳で政治の世界に!現役最年少宮崎市議会議員・山口俊樹氏
宮崎市庁舎内の事務所で迎えていただきました。
2015年4月に、28歳の若さで宮崎市議会議員に当選されて、現在任期2年目の山口俊樹さん。
市議会議員として、宮崎市民に代わって市のより良いあり方・施策を決定されたり、市政がきちんと行われているかのチェックを担っておられます。
暑いなか、ジャケットにネクタイまで締めてきていただいて・・・
僕も気合いれてバチッとインタビューしていきたいとおもいます!
中学時代から政治家を志す!ブレない信念がかっこよすぎる!
宮崎市に生まれ育った山口さんは、いわゆる”田舎”な宮崎に、ずっと閉塞感を覚えていたといいます。
なんで宮崎はおもしろくないんだろう、どうしたら宮崎がよくなるんだろう。。。
学校の公民の授業がきっかけで政治の世界に興味を持ち、そして、自ら「政治家になって宮崎を変える!」という志を抱きはじめました。
まずは世の中のことを知りたいと、一橋大学に進学。
社会学を専攻し、社会全体について広く、熱心に学ばれたそうです。
大学時代の山口さん。
サークル活動も熱心に活動されていたんだとか。
大学卒業後は、不動産業界の総合ディベロッパー・森ビル株式会社に入社し、都市開発や営業、人事などさまざまな経験を積まれました。
衣・食・住、人の暮らしのすべてに関わる不動産の会社での経験は、今の議員活動の上でも大きな財産になっているといいます。
入社6年目の夏、いよいよ政治の世界に飛び込むことを決意。
「そんなに焦らなくてもいいじゃないか。今回じゃなくて、次回選挙でも遅くない。俺がそれまで鍛えてやるから。」
当時の課長の数ヶ月に渡る熱心な説得に心揺れるも、決意を鈍らせたくないと、やはりこのタイミングで選挙に出馬することを選択します。
ドタバタすぎる選挙活動!Uターンから当選まで、たった4ヶ月!?
退社して選挙に出るからと、仕事を中途半端に投げ出すことはしたくなかったと山口さん。
なんとその年の仕事納めの日までしっかり勤め上げ、宮崎に帰ったのは翌年元旦、選挙日まで4ヶ月きってのことだというから衝撃!
えっ!!ずっと東京に居たなら、宮崎で支援者とつながったり、準備とか、、
時間足りなくないですか?!
あまりの短期決戦ぶりにびっくりです。
頼れるのはこれまでの仲間と、若い自分のフットワーク!
ギリギリまで働いてたので、もちろん地元に強いパイプなんてなかったそうです。
朝は街頭に立ち、それから仲間と宮崎市中にチラシをひたすら配って、配って、、、
なんとその数4万部!
そして・・・
他の候補者を圧倒的にしのぐ行動量で、見事当選!
喜びを噛みしめる様子がほんとうによく伝わってきます!
なんと翌日の宮日新聞では、市議選の記事で一番大きく掲載されたんだとか!
(し、、、知らなかった、、、汗)
こうして長年の目標であった、「政治家になって宮崎を変える」ことの第一歩を踏み出された山口さん。
当選後は持ち前のフットワークの軽さをますます発揮。
宮崎市がお金をどこに、どのように使っているのかを、しっかりと自分の足で確認しにいくことを、とてもこだわられています。
実際、街やイベント会場でほんとうによくお会いします。
山口さんは、ぜひ気軽に声掛けてほしいそうなので、ぜひ「テゲツー!みましたよ!」と声をかけてみてくださいね^^
また、ホームページやSNSなどWEB上での情報発信を積極的に行い、議会などリアルの場でも発言の仕方、プレゼンの見せ方ひとつひとつにまで、こだわっているといいます。
先日の6月議会でも、そんな攻めの姿勢を発揮!
若い自分が率先して、議会の刺激剤になっていきたいという山口さん。
6月議会の一般質問(市政の気になる点について議員が行政に回答を求めることができる)でも、攻めの姿勢へのこだわりが発揮されていました。
議会の様子はインターネットで閲覧可能なので、PC環境の方はぜひ、他の議員さんの質問の様子と合わせてチェックしてみてくださいね。
自分たちが変わらなきゃ、宮崎の未来は変えられない。
都会にいる間もずっと、いずれは宮崎に戻り、外での学びを還元することを考えつづけてきた山口さん。
根底に深い愛があるからこそ、「まだまだ今の宮崎は物足りない」と厳しい言葉も飛び出します。
宮崎のもつポテンシャルが外から注目されることも増えてきたからこそ、自分たちは自分に厳しく、真剣に宮崎の未来を変えようとしていかなくてはならない。
宮崎は伸びしろがあるからこそ、「てげてげ」でなく、本気で宮崎の強みを伸ばしていく。
外から真に評価される宮崎を目指し、地方の格差・ハンデをなくしていきたい。
山口さんはそんな自分の想いを、今はまだ「勝手な責任感」だと呼びます。
だからこそ、与えられた任期の4年間で「山口がいたから○○が変わった」とみなさんに実感いただける結果を追求していきたい。
そう力強く語ってくださいました。
最後に、政治に馴染みがあまりないという方へ
「政治ってムズカシイし、よくわかってない自分が投票なんて、という声を聞いたりしますが、自分では分からないこと、苦手なことを決めてもらう人を決める、と考えてみてはどうでしょうか。
誰だか分からない人たちが、自分の未来を決めていくと考えたら、なんだか怖いですよね。
誰なら信頼できそうかな?自分の未来に関わる1票を託したいと思えるかな?そんな感覚で、関わってもらえればと思います。」
1時間ほどお話を伺う予定でしたが、気がついたら思いっきり時間オーバーしてしまうほど、楽しく色んなお話をさせていただきました。
山口さんの印象は、優しくて面白い、そして厳しくて愛のある人!という感じでした。
身近に感じられる政治家の方を知ると、今まで遠く感じていた政治の世界との距離も、なんだか縮まったような気がします。
山口としきさん、どうもありがとうございましたーーー!
山口さんの活動は、SNSでも積極的に発信されていますので、ぜひご覧くださいー!
Twitterはこちら→ 【山口としき Twitter】