僻地の中学校で行われた 「プログラミング教室」の秘密に密着!!


日向夏子寄稿者:日向夏子
宮崎愛が強すぎて、9年東京で過ごした後にUターンした、アラサー女。
宮崎の「おいしい」「たのしい」「かわいい」魅力をてっげ発信しています!

 

先日、「宮崎初開催!子供向け「プログラミング教室」に潜入してきた」という記事をお届けしましたが、今回は、全校生徒約20名、周りは大自然という日南市立榎原中学校で行われた「プログラミング教室」の模様をレポートします!

榎原中学校全景

まるでジ○リ映画に出てきそうな、素敵な木造校舎。

この地域の方々は、鳥の声が目覚まし時計代わりなんだとか♪
うらやますぃ。

なぜ今回このプログラミング教室が開かれることになったかというと…

その裏には、榎原中学校で教壇に立つマキ先生の熱ぅ〜い想いがありました。

「僻地の学校に通う子達が触れ合うことのできる職業は限られてくる。
だけど、生き方や働き方の選択肢を狭めて欲しくない!可能性を潰して欲しくない。

だから、いろんな職や生き方に触れられる機会を作りたいんです!

以前は、日南市のテナントミックスサポートマネージャー木藤亮太さんにも来ていただきました。
お礼はみかんくらいしか出せませんが…ぜひ協力していただきたいです!」

そんなお話を、株式会社ポートさんのオープニングパーティーで来場者の方に向けて熱弁されていらっしゃったのです。

 

この男が立ち上がった!

カタチウム・東郷剛社長

その話を聞いていたのが、株式会社Katatiumu(カタチウム)の代表取締役・東郷剛さん。

普段から、ITに興味を持ってくれる若者が増えてくれるとありがたいと考えていた東郷さんは、マキ先生の熱い思いに共感し、「プログラミング教室ができないか」と提案しました。

東郷さんは、プログラミング講師としての経験も豊富で、
「プログラムは魔法のようなもので、ルールを覚えれば、誰でも自分のイメージを形にできます。
自分で生み出す方法を身につけることは、生きていく力を身につけることで、必ず今後の力になります。

何より、『ソフトウェア』という『目に見えないものを作る』という独特の考え方を身につけると、モノを多方面からみることができるようになるので、もっと沢山の人に体験して欲しいと思ってます。」
とおっしゃってました。

その二人の思いが一緒になって、今回晴れて、榎原中学校でのプログラミング教室が実施されることになったのでした。

 

教室が始まったよ ♪

熱弁をふるう東郷先生

参加した中学3年生全7名の前で、まずは、東郷講師の生い立ちについてお話し。

IT業界でよく使われる
「Try & Error」
という言葉を使って、人生も仕事もチャレンジしてなんぼです!なんて伝えていました。

そして、早速実践!

前半は、ゲームをしながら、プログラミングの基礎を学べる「Code Studio」を使用。

生徒達は、さすがデジタルネイティブ世代!
ものすごい速さで習得していきます。
しかもめっちゃくちゃ楽しそう!

2つのグループに分かれ、お互いに協力しながら進んでいました。

使われている言語は基本的には英単語。
「いつもの英語はちょっと苦手だけれど、こんな風にゲーム感覚で動かしながら学べる英語は楽しい!」
という声も聞かれました ♪

熱心に取り組む生徒達

後半は、実際にプログラミング言語(スクリプト言語)のJavaScriptや、マークアップ言語のHTMLを使ってウェブサイトを作成。

「このバックの色を変えるにはどうすれば?」
「このタグはどういう意味?」

など、たくさんの質問が飛び交っていました!

素晴らしい知的好奇心!!

今回のこの機会をきっかけに、少しでもITの世界を身近に感じ、将来の選択肢の1つとして興味を持っていただけたらいいですね ^ ^

日本語や英語のように、プログラミング言語も小さな頃から習得しておけば、地方にいながらもっともっと自然に、グローバルに働くことができるようになるかもしれませんね。

 

東郷先生、どこでも行きます!

全員で集合写真

今回は、中学校の授業の一環で行われた教室ですが、株式会社Katatiumでは、小中学生向けのプログラミング教室から、高校生や大学生向けのアプリ開発講座まで実施可能とのことで、職業訓練校や大学で講師経験のあるスタッフが担当していただけるとのこと。

もちろん、授業の一環で行われる場合は、CSR活動の一環として、基本的に無償でお引き受けしますとのことなので、興味のある方は、株式会社Katatiumお問い合わせフォームよりご連絡ください!

東郷剛先生と生徒達

教室が終わってから、東郷先生に、何故このような事業を手弁当で行うのか伺ってみたところ、

「もちろん、会社の名前を知っていただくことで、将来的に生徒達が社会に出る時の就職先の選択肢になるとか、会社の社会的な信用度を上げるということもありますが、それよりも、生徒達が初めてプログラミングに触れた感動はとても大きく、その表情を見るのが好きなんです。」

「仕事としてのITに触れることで、将来の進路としてのひとつになってもらいたい。
そうすることで、日本のITの底上げとエンジニアのライフワークバランスを整えたいんです。
現状、プログラマは人材が不足していて、徹夜での作業や休日がないことが当たり前のようになっています。
自分の親がそんな企業で働くプログラマだとしたら、
『そんなしんどい仕事はしたくない。カッコ悪い。』
と思うのではないでしょうか。
そういう現状を少しでも変えたいんです。」

「また、プログラマは特殊な人(引きこもり、ITおたく)が多い印象がありますが、それは、小さい頃からパソコンに触れている人が少なく、
『難しく専門的で高度な知識が必要』
と思っている人が多いからだと思います。
でも、実はそんなに高度な知識は必要なく、若い世代からパソコンに触れる機会が多いか否かの違いだと考えています。」

「中学生や高校生といった、進路を決める以前の時期にプログラムに触れることで、そういった偏見を減らし、もっと様々な考えを持つ人が増えることで、ITはもっと進化すると思います。」

「自分自信が短期間でITを身につけられた理由は、『人に説明する』ことで、自分の中で整理ができたからです。
小さなことも質問されるので、完璧に理解するまで知識を深め、新しい技術をどんどん身につけていくことができたので、今後も自分の成長の為に、そういった機会を作りたいと考えています。」

「ITは進化のスピードが早いため、一人で情報を探すよりも、コミュニティで共有化することで大切です。
会社の枠を越えてコミュニティを作ることで、常に最新の技術を共有するスキームを作ることができるので、仲間を増やすためにも大切な場だと思うんです。」

と話されていました。

いやぁ、いい話聞いたわ ♪
剛くん、LOVE!!

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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